歯に口紅がついていても気付かないことがあります。赤い口紅は白い歯につくと、とても目立ってしまいます。口紅が歯につくことを「歯紅」といい、原因、対策としては下記があります。
●ドライマウス(口腔乾燥症)
唾液が減少して口が渇く病気をドライマウスといいます。唾液は口内をうるおし、歯をコーティングしてくれる役割があり、唾液が減少すると口紅が歯につきやすくなります。ドライマウスが原因であれば、小まめに水分補給をおこなったり、薬の服用するなどの治療によって唾液を増やすことで改善します。
唾液を出す能力があっても口呼吸が原因で口内が乾燥していたり、スマートフォンやパソコンを長時間おこなうなど唾液を出す習慣がないと、口紅が歯につきます。これらは主にセルフケアによって改善していきます。
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●口紅
口紅の塗る量が多いと、歯に口紅がつきやすくなります。塗り残しがないように唇の奥まで口紅を塗ってしまうと、口を閉じた時に口紅が歯についてしまいます。口紅の塗り方や量を工夫したり、落ちにくい口紅やリップコートを使用することで、歯に口紅がつきにくくなります。
赤や濃い色の口紅は、唇の内側を塗らないと唇との境目がはっきり見えてしまいます。この場合は、ティッシュを折って軽く唇に挟み引き抜く(ティッシュオフ)だけで改善されます。
●歯並び
前歯の歯並びがデコボコしていたり、出っ歯(上顎前突)や受け口(下顎前突)があると、口紅が歯につきやすくなります。矯正治療をおこなうと歯並びがきれいになり、口元が美しくなるだけでなく、口紅が歯につきにくくなります。
矯正治療には期間と費用がかかるため、治療を開始する際は歯科医師と十分な相談のうえで進めてください。
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