転んだり、ぶつけたりして、抜けた歯を助ける最もよい方法は、歯を自分で元の位置に戻してみることです。
もちろん、地面に落ちた歯は、水道水で洗ってから戻します。しかし、水道水で洗うのは30秒以内にします。なぜなら、水道水に長時間歯をつけると、歯の根のまわりについている膜(歯根膜)が死んでしまうからです。
もしも、抜けた歯を戻せない場合は、口の中に入れて保存をします。ただし、飲み込んでしまわないように注意が必要です。歯を唇と歯ぐきの間に入れておくと、飲み込む心配がありません。牛乳が手に入るなら、牛乳の中に保存します。そして、できるだけ早く歯医者さんに行きましょう。
歯の再植
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抜けた歯の保存方法
抜けた歯を保存するのに最も良いのは、専用の保存液(ティースキーパー「ネオ」)につけておくか、元の位置に歯を戻す方法です。これらの方法ができなければ、生理食塩水、牛乳の中に歯を入れて歯科医院に持っていきます。
ティスキーパー「ネオ」(一部の学校には常備されています)
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抜けた歯の予後
永久歯では、歯が抜け落ちてしまってから元の位置に戻す(再植)までの時間が30分以内であれば90%が成功、30〜90分以内では43%が成功、90分以上では7%が成功という報告があります。受傷してから治療をおこなうまでの時間が早ければ早いほど、成功率が高く予後がよい傾向にあります。
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