かめのゆめ 掲示板

2003年9月分

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レス 投稿者:たっく  投稿日: 9月24日(水)23時20分46秒 d20.GosakaFL3.vectant.ne.jp

>MAXさん
>極うすく緑色をした糞で一部に透明なゼリー状の物が見られました。
ああ、そうですよね、スペはそういう、水まんじゅうみたいな糞をします(^^;
うちでも何年もそんな風でしたが
やっぱり、あれはよくない状態のようです。
うちは今は床材がヤシガラ土なので
自然に分解されてしまい、あまり糞を直接見ることもないんですが
内臓の働きがいい状態なら、粘液、粘膜状の部分は減るようです。

>生態系中の貴重で大きな存在であるスペングラーを決して落とさぬ様飼育したいと思います。
いや、日本にいるという時点で既に生態系からは切り離されているんですが(^^;
ですから、この個体が死のうと生き長らえようと、既に命ひとつ分
自然のバランスは崩されてしまっているわけです。
野性個体の飼育とはそういうものですし
飼育者にはそういう自覚が必要だと思っています。
で、飼育者の立場として出来ることと言えば
もう次を自然から採ってこないための努力をすることだと思います。
それが、長生きさせることであったり
私もまだまだですが、飼育下繁殖の技術を確立して
次にスペングラーが欲しいと言う人に、野性個体ではなく
国内繁殖個体をお薦めできるようにすることであったり、と考えています。
何より、スペの子供は激可愛いので
何とかその子を自分の手の中で見てみたい、と思います(^^)

>これからもご相談の際にはよろしくお願い致します。
こちらこそ、また情報交換お願いします。


ありがとうございました。 投稿者:MAX  投稿日: 9月21日(日)10時24分48秒 p7051-ip02funabasi.chiba.ocn.ne.jp

迅速なアドバイスをありがとうございました。大変参考になりました。
今朝、すぐに水につけた所しばらくして糞をしました。
極うすく緑色をした糞で一部に透明なゼリー状の物が見られました。
目に見える線虫は確認できませんでしたが前飼育者の方によると糞の中に虫がいると言われていました。
獣医での駆虫をなるべく早く行います。
生態系中の貴重で大きな存在であるスペングラーを決して落とさぬ様飼育したいと思います。
結果報告致します。
ありがとうございました。これからもご相談の際にはよろしくお願い致します。


スペ 投稿者:たっく  投稿日: 9月21日(日)01時31分08秒 d92.GosakaFL3.vectant.ne.jp

>MAXさん
はじめまして、管理人代理のたっくと申します。

スペングラー、うちの子達は立ち上げが終わって、もう数年も飼い込んでいるので
単純に比較は出来ないと思いますが
お話の様子では、かなりよくないのではないかという印象です。
うちの子は、私の顔を見ると大口を開けて「餌よこせ」と迫りますし
手に持てば力強く引っ込み、離せば走って逃げます。
確かに、他の人懐っこいカメに比べると、若干落ち着いた傾向は見られますし
オスなどはなかなか餌をやっても反応してくれない、と言う状態もありましたが
元来はかなり活発なカメのようです。
まずは、獣医へ行って、とりあえずレントゲンで肺炎と、便検査で寄生虫を
確認してもらった方がいいと思います。
最近はまだましと言われてますが
何しろアジアのカメで、しかも安価な部類ですから
ショップには悪意はなくても
日本に着く以前の捕獲〜輸送でかなり扱いが悪い可能性はあると思います。

もし、獣医で診察を受けて、特に重篤な病気等はないということでしたら
やはり立ち上げ前で元気がない可能性はあると思います。
立ち上げのポイントは、まず獣医でそのまま駆虫をしてもらうこと、
それから、水を飲ませることです。
飼育初期はかなり“固まる”傾向が強いので
ケージに水場を用意しても、そこまで行かないこともありますから
まずは水に浸けて、その気になればすぐ飲めるようにしてやることです。
それから、普通のケージは
湿った土に潜れることと、シェルターは必須です。
実際にはあんまり潜ったりはしませんが、
“潜れる”地面には安心感を感じているようです。
また、うちの子は、シェルターを使ったことはないんですが
同属のリュウキュウヤマガメを見ていても、基本的にシェルターに頭突っ込んでますし
ある方が落ち着いて、立ち上がりが早いと思います。
餌は、ワラジムシが用意できるようでしたら餌付けには理想的と思いますが
うちでは、ビッグワーム、コオロギ、ピンキーマウスを
ピンセットでやっています。
ハコガメフードは、止む無く(?)食べる個体がいる程度で
そんなに好んでは食べてないです、うちでは(^^;
もし、病気ではない、健康な個体と言うことでしたら
流木の上などに置いて、明るいところで眺めていたら
こちらの根気が先に尽きるほどなかなか出てこないことはあり得ます。
とにかく、人間の手でシェルターの中へ入れてやって
暗く、静かにしてやるといいと思います。
健康で、馴れて来たら、自分から出てきてくれるし
いつでも隠れに行ける場所があることで精神的にも落ち着くと思います。

あと、たぶん違うと思いますが
ペアと言えども、複数飼育は絶対にご法度です。
よっぽど広いケージで、シェルターが豊富なら大丈夫でしょうが
そうでなければ、どちらかがプレッシャーを受けて、死ぬこともあります。
単独なら、そんなに広いケージでなくても大丈夫なようですので
是非、単独、個別飼育をお勧めします。

温度については、低い方がいいと言われていますが
うちでは、30度程度までなら全然平気のようです。
飼い込むと、昼夜の温度差があったほうがいいような気はしますが
立ち上げ時は、やはりセオリー通り、
上限と言われる25度ぐらいで24時間キープがいいと思います。
今のシーズン、日本の多くの場所では若干の加温が必要でしょうか。
また、光は、紫外線蛍光灯はあったほうがいいと思いますが
明るいところは基本的に好みませんし、立ち上げ中は特に
なるべく暗いめ、せいぜい部屋の明かりぐらいでいいと思います。
うちでは、ビタミンD3を経口投与しているという前提の上で
通常の照明は特に付けていません。
しかし、たまに太陽で強制的に日光浴させると
明らかに元気になるのは当然でしょうか。

カメを専門に飼っている方には、餌をはじめかなり癖があって飼いにくいカメだと思いますが
湿棲、地上棲のトカゲや、陸棲の両生類の感覚をご存知でしたら
まさにそんな感じでバッチリはまると思います。
馴れたらすばらしいカメですので
よろしくお願いします。


スペングラー追記 投稿者:MAX  投稿日: 9月20日(土)20時44分42秒 p7188-ip02funabasi.chiba.ocn.ne.jp

先程スペングラーを流木の上にのせて様子を見ておりましたが、現在そのまま流木の上で首を引っ込め目をつむって寝ている様です。
なんだか移動する元気が無い様な気がします。
それとも環境に慣れていない為なのでしょうか?


スペングラーヤマガメの活動は 投稿者:MAX  投稿日: 9月20日(土)20時38分55秒 p7188-ip02funabasi.chiba.ocn.ne.jp

管理人様はじめまして、いつも掲示板を大変参考にさせて頂いております。
さて、突然ではございますがスペングラーヤマガメの♀10cmの飼育を開始しました。
この♀先頃、到着直後よりまったく移動しません。1,2時間ごとに動いているか確認するのですが首を伸ばすくらいでまったく動じずです。
通常ヤマガメはよく移動しているイメージがあるのですがスペングラーはじっとしている事が多いのでしょうか?それとも昼行性で日中の活動が主なのでしょうか?
また甲羅をつまんで持ち上げた際の拒否する手足の力が弱い様なのです。
ミルワーム、コオロギには全く反応しませんが、ワラジムシを目の前にばらまいた所、4匹ほど食べてくれました。
飼育僅かな観察で気が焦っておりますが、たっく様の飼育されているスペングラーの様子など教えて頂ければ幸いです。
ハコガメフードをもりもり食べてくれるのですね。とってもうらやましいです。


レスつづき 投稿者:たっく  投稿日: 9月16日(火)23時26分11秒 d80.GosakaFL3.vectant.ne.jp

>FLEAさん
はじめまして、「かめのゆめ」管理人代理のたっくと申します。

>一般的に陸亀は育てるのに手間がかかるんでしょうか?
ベテランさんで恐縮なのですが(^^;
手間がかかる、といえば、確かにかかります。
でも、ミズガメに比べてどうか?となると、どちらともいえない印象です。
ただ、うちの場合は、リクガメはもう数年飼ってる個体ばかりで
「環境設定」や「立ち上げ」が完了しているので
日頃は餌と水をやるだけ、という、かなり楽な状態になっています。
つまり、逆にこの、飼育開始時に必要な2点が
リクガメ飼育にもっとも大切なことだと考えています。

よく「爬虫類は環境を飼う」と言われるように
自分の家、飼育場所にあわせた環境設定が、一番頭を悩ませる所です。
特に初めての個体の時は、これでいいのかと不安になっていじくり回し
却って落ち着かせない結果になったりします。
とにかく、四季を通じてカメによい環境を提供してやるよう心がけることです。
ここを乗り越えた人には、「簡単」ということになるでしょうし
失敗した人は「リクガメは難しい」という評価になると思います。

もうひとつ、重要なのは、「立ち上げ」です。
最近何度か詳説してきましたので今は書きませんが
温度設定、給餌内容、予防駆虫、そして場合によっては病気の治療を組み合わせて
カメの身体を綺麗にして、自分の飼育環境に馴らしていきます。
これも、何を以って「出来た」と言えるのかあいまいな上
現在の状態自体を把握しにくいこともあって
難しい人には難しい、と言われていますが
わけのわからないうちに何となく調子が悪くなり、そのまま死んでしまう、
という最悪の事態(結構よくあるんです)を避けるために必要だと思っています。

>赤ちゃん亀ならいくらぐらいで購入できるのでしょうか?
これは、種類によって様々、何とも言えませんね(^^;
そもそも、赤ちゃんと言うのがなかなか定義しにくいと思いますが
売っているサイズというのは、比較的同じようなものが多いので
特に赤ちゃんということに拘らず、普段見かける5〜10cm程度のもので
私の知る限りでは・・・。

たいていの場合、一番安いのはホルスフィールドリクガメで、
5000〜1万円程度です。
ギリシャリクガメも、2万円程度だったのが、最近では1万円前後のものも見かけます。
セオレガメ系も、1万円程度で売られていることが多いようです。
それから、ケヅメやアカアシ、エロンガータなどが2〜3万円、
ヘルマンやマルギナータが4〜6万円といったところが
最近手に入りやすい種の相場だと思います。
高価なものでは、アルダブラゾウガメは20万〜100万円ということになります。

なお、飼育されるに当たって、是非意識していただきたいのが
WCとCBです。
WCは、Wild Caught、野生捕獲個体のことで、
CBは、Captive Bled、飼育下繁殖個体のことです。
WCは、野生から採ってきたものなので、自然破壊そのものです。
現在、リクガメは全種ワシントン条約に指定されていて
世界的に絶滅危機に晒されています。
本来ならば飼わない方がいい、と言う人もいる中で
敢えて飼う、ということでしたら
ぜひとも、CBを指定して購入されるようお願いします。
CB個体の場合、自然破壊の問題以外にも
飼育が比較的簡単(だから繁殖できる)、
厳しい自然に晒されていないため病気が少なく丈夫、など
ペットとしても非常に優れています。
リクガメの繁殖は全般的にかなり難しいので
安い種ほどWCの傾向が強く、現実的に苦しいところではありますが
なんとか、ご一考くだされば幸いです。
ちなみに、先に挙げた種の中では
ホルスやエロン、セオレはほぼ100%WC、ギリシャはWC主体でたまにCBもあり、
ヘルマン、マルギやケヅメ、アカアシ、アルダブラなどは
国内で入手できる仔ガメはほぼ100%CBでお薦めできます。

なお、実際にショップではWC/CBの表示がされていないことも多く
なかなか入手しにくいと思います。
そんな場合は、手前味噌になりますが(^^;
うちのトップからもリンクを張っている大阪の「ぶりくら市」や
東京では「HBM」という、国内繁殖個体のみを扱うイベントが
この秋も開催されます。
これらに参加されれば、全て国内CBの元気な個体をご購入いただけると思います。
もしご近所でしたら、是非ご参加ください(^^)

ぶりくらのホームページ

http://www006.upp.so-net.ne.jp/burikura/


レス 投稿者:たっく  投稿日: 9月16日(火)23時25分07秒 d80.GosakaFL3.vectant.ne.jp

>さんさんさん
お久しぶりです(^^)

>9月になったらやたら暑い日が続く関東。
大阪でも同様で、明らかに8月より暑いです(苦笑)。

>やっぱ最近の高断熱住宅といえども・・・なのでしょうか。
うちも木造なのですが
やたら気密性が高く、冷暖房効率がいいわりには
十数個の水槽があるのに全然湿気ず結露もしないという不思議な家です。

>生体はみんな元気なのでなによりなんですけどね。
おお、さすが!
うちは、夏と冬はどうしても調子を崩しやすいですね(−−;

>8月に静岡に行ってきました。
まあ、遠いのが一番ですが、
何のイベントなのかコンセプトが見えないのもあって行ってないんですが
結局、いろんなショップが集まって、特売やるお祭りと考えていいんでしょうか?
だったら、それはそれで楽しいのかも(^^)

>テグーを手に入れてしまいました。
うおぅ、おめでとうございます(^^)
テユー科大好きな私にとっても憧れの種です。
うちのアミーバなど小型種はやたらバタバタと瞬間移動する落ち着きのなさですが(笑)
テグーは気性はともかく、動きが落ち着いているので飼い易いのでは?
まあ、大きくなるといってもグリーンイグアナよりマシですから(笑)。
よっぽど凶暴にならない限り、一般家庭でも問題ないと思いますよ(^^)

>母体の体力が心配だったりします。
ピンキーマウスで補強しましょう(笑)。
今年もいい子が顔を出してくれるといいですね(^^)
うちは、未亡人となったセマルが無精卵を産んで、自分で食ってます(TT)

>まっちゃんさん
>ただいま甲長2センチの稚ガメでございます。
確かそのはずと思ってたんですが(笑)。
そのサイズでしたら、冬もがんがん加温して
大きくすることに目標を置いた方がいいでしょうね(^^)

>冷凍のピンクマウスならいけるかなぁ?
普通は、生きたままのはやりませんよ。
ヘビなどで、よっぽど拒食がひどいなどのときだけです。
たいていは、冷凍を買ってきて、その都度湯煎などで解凍して使います。
砂肝などは、よくモノの本で薦められていますが
内臓とは言え、栄養が偏りがちです。
マウスは、頭の先から尻尾の先まで、内臓から骨から血から全部食べることになるので
栄養のバランスが非常によいと思います。
普段与えていない個体にたまにやると、滋養強壮にはかなり効果があるようです。

>動物と植物の農薬蓄積量がどんなものかはわかりませんが、
>同じ水田で獲れた米を人間が食べているわけですし
農薬や重金属に関しては
食物連鎖の中で濃縮されて行く傾向があるそうです。
つまり、農薬を直接使った米を直接食べる人間に対する影響よりも
農薬を直接使った水に住む貝、を食べるカメ、には影響が濃くなる可能性があります。
だから具体的にどうなのか、はわかりませんが・・・(^^;

寄生虫に関しては、採ったものを直接与えるのではなく
気にする人は、一旦冷凍してから解凍して与えているそうです。
寄生虫対策にも有効な上、ストックとしても年中供給できるようになりますので
生きた貝の動きにしか反応しない個体でなければ結構便利だそうです。
ただ、実際には
家庭用の冷蔵庫で数日凍らせた程度では生き残る寄生虫もいる、
本気の駆虫目的なら、−40度程度で1ヶ月以上、とも聞きますので
気休め程度にしかならないかも(^^;

あまり具体的でなくて恐縮ですが、情報として書いてみました(汗笑)。

>モリリンさん
>実は私も全く同じ意見なので、自信が持てました。
そんな大した意見でもないので恐縮ですが(汗)
あまり極端なことはしないほうが、やっぱりいいとは思いますよね(^^)

>タニシの養殖を始めましたが、なかなか増やすとなると難しいようです。
タニシって、幼体の餌が難しいんじゃなかったでしたっけ?
苔とか、カメの餌の残りで大丈夫なものなんでしょうか。

>チキさん
おお、よかったですね(^^)
快方に向かっているみたいで、何よりです。
わざわざご報告いただきありがとうございました(^^)


ありがとうございます 投稿者:チキ  投稿日: 9月16日(火)12時04分48秒 aa2003020687003.userreverse.dion.ne.jp

たっくさん色々教えてくれてありがとうございました。結局うちのカメは入院、手術になりました。日曜日に手術も終わりそろそろ退院できそうで一安心です。参考になりました。本当にありがとうございました


ためになります 投稿者:モリリン  投稿日: 9月14日(日)10時52分34秒 EAOcf-175p225.ppp15.odn.ne.jp

まっちゃんさん
近所にいい田があってうらやましいです。最近のクリーパーのチズガメ特集で、チズガメの場合、マルタニシのみで、十分だというコラムがありましたね。
確かに、タニシやザリをバリバリと噛み砕くカメの方が魅力的ですね。うちのハラガケやヒメニオイもCB物ながら、自然のエサをやると捕食スイッチが入り、大喜びですよ。


そうですね。 投稿者:まっちゃん  投稿日: 9月14日(日)00時14分24秒 dhcp-619.nava21.ne.jp

農薬は怖いですよねー。実はウチの近所ではある地域の農家の方々が無農薬のアイガモ農法をなさっていて、そこにいつもタニシやらザリガニやらドジョウやらを捕りに行ってるんですよ。アイガモ農法をはじめてから10年は経っていませんから、たしかに残留農薬はあるのかもしれませんが、まだましなのかな?と思いつつ与えています。…というのもウチのカメちゃん達は基本的にワイルド個体でして、特に近所で採集したニホンイシガメ、クサガメはどうしてもレプトミン等の人工飼料に餌付いてくれないんですよ。ガマルスはよく食べるんですが、ご存じの通りガマルス単食はすごくよくないですよねー。…で仕方なく春から秋にかけては庭の自然繁殖のミミズ、ナメクジ、バッタ、トカゲ、セミなどを与えています。ただこれも採集が大変な上、ストックがききませんので、ザリガニ、タニシ、ドジョウなどを捕ってきてはストックして与えるようになったんです。採集の大変な初春や秋の終わりには仕方なしに餌金やメダカを与えています。農薬、寄生虫はすごく気にはなりますが、以上のような理由からどうしようもなく与え始めたわけです。2年経ちましたが、今のところ寄生虫は全く問題ないように思われます。ただ年月を重ね、カメの体力が落ちたときにはどうなるんでしょうかね?農薬の方も今のところは何ともいえませんが、ニホンイシガメは去年産卵し、無事孵化もしましたし、幼体も特に問題なく育っています。(里子に出しましたが)動物と植物の農薬蓄積量がどんなものかはわかりませんが、同じ水田で獲れた米を人間が食べているわけですし、よほど長期的に実験・飼育しない限り、農薬の影響はわからないんじゃないでしょうか?事実、ウチのニホンイシガメも普通の水田の水路で捕獲しましたし、クサガメに至っては水田に迷い込んで茹だってしまいそうだった所を救助したものです。まぁ結果論ですが、採集モノの餌は、(人工飼料委餌付いているなら)おやつ程度、拒食防止用に与える程度で良いんじゃないかなぁと思います。人工飼料を黙々と食べるカメよりも、タニシをバリバリと噛み砕く野性味のあるカメのほうが見てておもしろいとは思いますが…。そうそう、タニシではありませんがザリガニを与え続けるとウチのカメちゃん達はしっかり硬い糞をします。レプトミンばかりでは消化が良すぎるのかな?そういう意味ではそういう野生の餌はカメが本来持つ消化力を失わせないモノなのかもしれません。どっちが良いんでしょうかねぇ?


そうですね 投稿者:モリリン  投稿日: 9月13日(土)23時39分00秒 EAOcf-175p225.ppp15.odn.ne.jp

>まっちゃんさんはじめまして。
農薬や寄生虫は我々が心配するほど、ひどくないということでしょうか。健康でないカメの場合は一発でやられるかもしれませんが、私の友人にもカワニナをやり、繁殖し続けている人います。
個人的には農薬が怖くて、採集物のタニシをやり続ける勇気がないけど、まっちゃんさんところは、かなりの割合でやっておられるのでしょうか?


タニシ 投稿者:まっちゃん  投稿日: 9月12日(金)22時08分58秒 dhcp-528.nava21.ne.jp

>モリリンさんはじめまして
タニシって大好きですよね。カメたち。ウチのニホンイシガメ、ミナミイシガメも大好きで、毎週近所の水田でタニシを収穫しています。ただこの時期水田は水を引いてしまってなかなか手頃なサイズのタニシが収穫できません。僕も水田から捕ってきたタニシ(オオタニシ、マルタニシ)を水槽で増やそうと考えているのですが、なかなかうまくいきません。…で実は私、熱帯魚も多数飼っているのですが、その水槽で時折(水換えをさぼれば)爆発的に貝類が繁殖するのです。タニシではなくいわゆるスネイルと言われる長巻き貝の一種なんですが、これをカメちゃんに与えたところ食べやすい手頃なサイズと言うこともあって、タニシよりも食活性があがりました。収穫も簡単で夜照明を落としてから1時間ぐらいたつとスネイルが水槽面をどんどん登ってくるので、それを網で大量に捕ってカメ水槽に移し替えるだけです。最近はさすがに魚の健康に害がでるかもしれないので水草のみを入れた加温水槽にスネイルを入れて増やしています。この時期だともちろん無加温でいいですし、冬場は26度にサーモ設定をして増やしています。約2年そのようにして増やしたスネイルをカメに与えていますが、今のところ何ら問題はありません。寄生虫はもちろん心配ですがどのみちウチでは夏の間野生の昆虫などをメインに与えていますから…。体調さえ崩さなければ寄生虫も大丈夫なのかな?と思いつつ。


ありがとうございました 投稿者:モリリン  投稿日: 9月12日(金)10時21分20秒 EAOcf-309p75.ppp15.odn.ne.jp

たっくさん、期待していた通りのご返事ありがとうございます。実は私も全く同じ意見なので、自信が持てました。最近、タニシの養殖を始めましたが、なかなか増やすとなると難しいようです。小さな池が一つくらい必要かなー?


初めまして 投稿者:FLEA  投稿日: 9月12日(金)09時16分51秒 flets-a-west-15-234.dsn.jp

亀歴20数年の者です。
現在、石亀と草亀と赤耳亀を買っているのですが最近陸亀に興味が出てきました。
陸亀にも色々と種類があると思うのですが、一般的に陸亀は育てるのに手間がかかるんでしょうか?
それと赤ちゃん亀ならいくらぐらいで購入できるのでしょうか?
どうかお教え下さい。


すみません。酔ってました。 投稿者:まっちゃん  投稿日: 9月11日(木)22時44分29秒 dhcp-528.nava21.ne.jp

確かに7センチって書いてますね、私。かなり酔ってたのかな?(笑)ウチのミシシッピーニオイガメちゃんはただいま甲長2センチの稚ガメでございます。失礼しました。
ピンクマウスかぁ〜。僕も爬虫類好きなのでピンクマウスはよく知ってますが、やはり生きたやつは抵抗あるかも…。バッタやミミズは平気なのにねぇ〜。とりあえず今年は冷凍コオロギや砂肝等でがんばってみます。冷凍のピンクマウスならいけるかなぁ?


残暑ざんしょ 投稿者:さんさん  投稿日: 9月11日(木)18時57分07秒 oyma102159.catv.ppp.infoweb.ne.jp

おひさしぶりです。さんさんです。
9月になったらやたら暑い日が続く関東。会社から帰ってきたら温室内の最高温度は35度をマークしていました。この季節なので、温室は全開放にもかかわらずです。7月に転居しまして、木造の家に住むのは初めてなのですが、やっぱ最近の高断熱住宅といえども・・・なのでしょうか。生体はみんな元気なのでなによりなんですけどね。

話は変わりますが、8月に静岡に行ってきました。普段ショップめぐりをしない自分としては、お祭りっぽい雰囲気もさることながら、いろいろな生き物が見れて楽しかったっす。性分なのか生き物は買うつもりじゃなかったんですけど、やっぱり、ねえ・・。
大きくなるのはわかってるけど、テグーを手に入れてしまいました。ケージに手を入れると、カプカプですが、いつの日か慣れてくれることを信じて飼育してきます。

追伸 毎度のことながら、エロンガータが床材を掘りはじめました。今年も産卵しちゃうんでしょうか。母体の体力が心配だったりします。


レスつづき 投稿者:たっく  投稿日: 9月10日(水)19時57分17秒 d94.GosakaFL2.vectant.ne.jp

>まっちゃんさん
>まだ甲長7センチの子がめなもので。
そんなに大きいんですか!
ミシシッピニオイなら既に成体サイズに近い大きさです。

>紫外線の要求量は少ないと書いてありました。
>でも屋外で飼っていると、さかんに甲羅干ししています
「要求量は少ない」ということは、単に「少なくても育つ」というだけで
「いらない」でも「嫌い」でもありませんからね(^^)
うちで飼っている同属のヒメニオイガメなどと比べても
特に日光浴は好きと聞きます。

>どうも屋外飼育で気持ちよさそうに甲羅干しをしているのを見ると、
>屋内飼育のトゥルーライトが頼りなく見えて見えて。
夏の間にしっかり日光浴させておけば
冬はあんまり日に当てなくても全然大丈夫のようですよ。

>上記の餌以外でカメを肥やし(笑)カメに体力を付けさせ、健康を害しないような餌って何かありませんか?
う〜ん、あるにはあるんですけど・・・(^^;
うちの子達は砂肝など内臓が嫌いなのと
別の動物の餌として常備しているので時々やりますが
カメだけしか飼っていない方にはあまりお薦めできないなあ・・・。
何かと言うと、冷凍ピンキーマウスです。
これでご存じなければ、聞かないほうが無難だと思います(苦笑)。

うちでは主に、拒食時や産前産後にワンポイント的に使っていて
拒食時にはこれを無理やり口に入れてから復活した、とか
産卵前にやっていい卵、後にやって肥立ちをよくする、など
絶大な効果があります。
冬眠前の、代謝が落ちていく時期にどれだけ効果があるかは不明ですが・・・。


レス 投稿者:たっく  投稿日: 9月10日(水)19時56分41秒 d94.GosakaFL2.vectant.ne.jp

>モリリンさん
>水を入れて、練る
ということは、最初は粉末状なんですね。

>ヘラ鮒釣りのグルテンという餌そっくりです。
おお、あんな感じなんですか!
もっと、パラパラと溶けて行くものを想像してましたが
それじゃ確かに水が持ちませんね(笑)。

>主成分です
またまたありがとうございます。
確かに、たん白が多く脂肪は少ないんですね。
たん白質は量より組成の方が重要なんですが
原料が魚粉ということなら、大丈夫なのかな、と思います。

>カルシウムと燐のバランスが気になりますが、
これはこんなものだと思いますよ。
リクガメの情報からカルシウム信仰が強いようですが
少なくとも肉食傾向の強い水棲ガメに関しては、問題ないと思います。

業務用の餌として、私が作るなら注意する点は2点あります。
ひとつは、最終的に人間の口に入るものだから
それを意識した原材料にする、ということ。
例えば、粉末ミミズが入っていたらカメの食いも健康にもよさそうですが
そのカメを食べたいとは思いませんよね(爆)。
うちの、ひかりクレストタートルで育っているスッポンも
間接的にあれを食うのか、と思うと気持ち悪いし(^^;
もうひとつは、
出荷時までの生産性を保てたらいい、
つまり、成長期に病気になったり死んだりする率が低く、早く成長してくれたら
長生き(長期飼育)させる必要はない、ということです。
かなり濃厚になっている可能性が高いですので
何らかの方法で薄める、または回数や量を減らす、などを心がけたほうがいいかもしれません。

これ一本で大丈夫か、ということでしたら
おそらく問題はないと思いますが
そもそも趣味の飼育では、一本ということ自体面白くないと思います。
たまには生き餌をやって喜ぶ姿を眺めたり
新製品が出たらいそいそと試してみる、というのが趣味ではないでしょうか。
また、微量成分という観点からしても
原材料が全く違うと思われる別メーカーのエサを数種やるほうがいいですし。
主食として、8割方これ、後はお楽しみ、というぐらいでいいんじゃないでしょうか。
また、この餌は、他の固形飼料と違って
好きな材料を補強して練り込める、という強力な利点があります。
カルシウムが足りないと思ったら自分で足せばいいし
たまには干しエビ混ぜて香りや食感を変えて、ということも出来ますし
駆虫などの薬を投与するのも非常に楽です。
このように、ベースの栄養は確保した上で
いろいろなバリエーションを楽しむと言うのがよい使い方だと思います(^^)

>チキさん
こんばんは、「かめのゆめ」管理人代理のたっくと申します。

>中耳膿瘍みたくなってしまいました。
これは、どのような症状なのでしょうか?
耳のあたりが腫れて膨らんでいるんでしょうか?

>原因は何が考えられるのでしょうか?
うちでも同様に腫れたことがありますが
特に外傷とかでもなく、思い当たりませんでした。
キボシイシガメなどでは非常に多いと聞きますし
なるカメは何度も再発するような話も聞きます。

>時間や費用は
この件で医者に連れて行ったことはないので費用はわかりません。
処置としては、患部を切開して内部の膿をかき出し、その後消毒する、というものですので
慣れた医者ならその日、目の前でできると思います。
ただ、おそらく入院までは必要ないと思いますが
消毒のための通院はしなければならないと思います。

なお、このくらいの処置は自分でやっちゃう、という飼育者もおられ
実際にやり方が雑誌に載ったこともあるんですが
相当腕に覚えがあり、メスや消毒薬などを扱える方でなければお勧めできません(^^;


気が早いですが、冬眠前の餌は? 投稿者:まっちゃん  投稿日: 9月 9日(火)22時59分02秒 dhcp-843.nava21.ne.jp

たっくさん、レスありがとうございます。とりあえず今年の冬は越冬させます。まだ甲長7センチの子がめなもので。僕もカメ図鑑なんかで調べたら、どの本にも紫外線の要求量は少ないと書いてありました。でも屋外で飼っていると、さかんに甲羅干ししていますし(同居人のチズガメの子がめを押しのけてでも甲羅干しをしている)やはりカメはカメ、日光は大好きなんでしょうね。(もちろん紫外線を求めているわけではなく、体温保持が日光を好む大きな理由なんでしょうが…)どうも屋外飼育で気持ちよさそうに甲羅干しをしているのを見ると、屋内飼育のトゥルーライトが頼りなく見えて見えて。まぁでも冬場は我慢してもらいます。
話は変わりますが、ウチでは毎年屋外飼育で冬眠してもらってるので、この時期、カメさん達にはどんどん肥えて頂いています。週に2回は砂肝、肝をあたえ、レプトミンにくわえ、ガマルスもこれでもか!と言う具合に与えています。毎年夏のさなかには食欲が少し落ち、この時期から秋深まるまでに驚くように食べるようになります。そこで質問です。上記の餌以外でカメを肥やし(笑)カメに体力を付けさせ、健康を害しないような餌って何かありませんか?もしあれば教えてやってください。よろしくお願いします。


主成分です 投稿者:モリリン  投稿日: 9月 9日(火)20時04分06秒 EAOcf-184p66.ppp15.odn.ne.jp

スッポンの餌のみで、繁殖を4年やっておられる方から主成分のデータが届きました。
スッポンは毎年100以上孵るそうです。レプトミンと比べると粗蛋白が10%多くて、粗脂肪が1.5%低いですね。たっくさん、よろしければ、ご意見お願いします。この人はこの餌だけで十分か、まだ結論が出ないようです。私的には毎年繁殖にも成功されているし、いいと思いますがいかがなものでしょう。

粗蛋白49%
粗脂肪3%
粗繊維1%
粗灰分17%
カルシウム2.7%
りん1.5%
原料
魚粉71%
穀類26%
植物性油粕類1%
その他2%はリンサンKaなどです
カルシウムと燐のバランスが気になりますが、今年の石亀の卵10の内二つ位軟らかいのが、でも子は元気に出てきました


こんばんは 投稿者:チキ  投稿日: 9月 9日(火)19時44分53秒 wacc3s3.ezweb.ne.jp

皆さんこんばんは。ミドリガメを飼っているものです。さっそくですが、生後半年ぐらいになるカメが中耳膿瘍みたくなってしまいました。病院に連れて行こうとは思っていますが、原因は何が考えられるのでしょうか?あと、手術とかする事になると時間や費用はどのくらいかかるのご存じの方がいたら教えて下さい、お願いします

http:


スッポンの餌 投稿者:モリリン  投稿日: 9月 9日(火)09時44分20秒 EAOcf-274p205.ppp15.odn.ne.jp

たっくさん
ありがとうございます。実はこの資料は私の手元にはないんですが、恐らく添加物で間違いないと思います。ニオイからいっても主成分は魚粉ですね。水を入れて、練るのですが、池の水が濁らないように、餅のように粘り気が出てきます。ヘラ鮒釣りのグルテンという餌そっくりです。


レス 投稿者:たっく  投稿日: 9月 8日(月)22時22分22秒 d144.GosakaFL4.vectant.ne.jp

>モリリンさん
成分の公開、ありがとうございました。
私もあんまりこういうことに詳しくないんですが
わかる範囲では・・・、
えっと、最初からビオチンまでは、ビタミンです。
ビタミン〜、と付かなくてもビタミンそのもの、ないしはビタミンと同効果のものです。
B群が多いのはまあ当然として
EやKが入っているところは注目に値します。
この辺は、配合されていないとなかなか与えにくいんですが
繁殖に効果があるのでは、と言われています。
あとは、よくわからないのも多いんですが(^^;
基本的に、防腐、殺菌効果を狙ったものではないでしょうか。
例えば硫酸銅は、魚のカビ系、白点病などで使われるメチレンブルーのことです。

ところで、この表は、「添加物」なんですよね?
もともとの主成分であるべきたん白質などは別掲になっているんでしょうか。
「魚粉」とか、原材料とともに
「たん白質40%」のような表記もどこかにあると思います。

>まっちゃんさん
はじめまして、「かめのゆめ」管理人代理のたっくと申します。

>ミシシッピーニオイガメちゃんは冬眠できる種なのでしょうか?
私は飼育していないので、詳しくはわかりませんが
一応、出来るということになっていますね。
ただ、比較的小型で、紫外線要求量が少ないと言われているため
たいてい皆さん水槽飼いで、屋外飼育の話は聞いたことがなく
このため、氷が張るような池で“本当に”大丈夫か、はわかりません。
分布域を調べてみると
アメリカ五大湖周辺の寒帯からフロリダ亜熱帯までと非常に幅広く
出身地によってかなり耐性に差がありそうです。
飼育下での冬眠についてはっきりとした記述は見つけられませんでしたが
少なくとも成体になるまでは、屋外冬眠は避けた方が無難なようです(^^;

>GUAUさん
フォローありがとうございます。
持ち込まれる国側の問題に関しても触れたつもりでしたが
ニュアンスが弱かったようですね(^^;
まあ、この方の場合は
書き込まれたるるさんご自身の問題ではないことと
当の本人が連れて行く気がなさそうなため
ちょっと軽め(無責任:笑)な書き方になってしまいました。
普通の人は、「可愛い子だからどうしても連れて行きたいけど断念した」
という対応になるはずですからね(苦笑)。

>CITES 非該当種の証明書が必要であったりします.
これはすごいものが必要ですね(^^;
当局が種同定した証明書ということでしょうか。

>shingoさん
とりあえず、よかったですね(^^)
でも、前にも書きました通り
そういうことが起きる子は、再発する傾向があり
徐々に弱っていくこともあるようです。
原因がわかっていればいいんですが
そうでなければ、念のため信頼できる獣医の診察を受けておくことを
お薦めします。

>るるさん
>夜店などで安易に手を伸ばす
こういうのは一見怖そうな場面ではありますが
結構そのあとできちんと調べてしっかり飼っておられる方も
私の友人にも多くおられます。
結局は、売り方とか、出会いのかたち(笑)ではなく
その本人の人格によるものなんだと思います(^^)


タックさん、GUAUさん 投稿者:るる  投稿日: 9月 8日(月)20時47分17秒 R188132.ppp.dion.ne.jp

ご親切なレスをありがとうございます. 週末に友人とじっくり話をし、里親を探すべく方法を考えました。 また、GUAUさんのアドバイスをもとに、連れて帰る事の可能性についても調べてみると、言い始めました。  まだ二ヶ月あるので、かならずやいい方法が見つかると思います。

みなさんのおかげで、「おとな」として間違った対応をせずに済んだ事、感謝感謝です.私自身が亀を飼うことは今後も無いかもしれませんが、夜店などで安易に手を伸ばす場面がもし自分の身近に起こる際には、「かんがえてみよう」の役割ができたらいいな、とおもいます。
ありがとうございました! 皆さんお忙しい中のこととおもいますが、これからもがんばって下さい!


たっくさん、GUAUさんへ 投稿者:shingo  投稿日: 9月 6日(土)07時42分21秒 p4030-ip01kokuryo.gunma.ocn.ne.jp

ご回答有り難うございました。あの後、少し様子を見てみましたが、35℃ほどのお湯に5分ほど入れたところ、2週間ほど前にすごく良くなりました。今は暴れるほど元気です!有り難うございました。


取り急ぎ 投稿者:GUAU  投稿日: 9月 5日(金)16時18分49秒 133.13.249.100

>ミシシッピアカミミガメは、国際間取引を制限されている種ではありませんので
>たいした手続きもなく、正規に輸出入できると思います。
>おそらく、“密輸”というか、手荷物に紛れさせても
>万一ばれても、たいしたお咎めはないのでは、と!?

 持ち込む国によっては,外来種の移入防止の観点からはカメ一般あるいはミシシッピアカミミガメの持ち込みが厳しく制限されたり,CITES 非該当種の証明書が必要であったりします.また,無許可持ち込みに非常に高額な罰金や刑罰が科せられることがあります(例えば,オーストラリア,パプアニューギニア,南アフリカ,コスタリカ等).あるいは,飛行機の場合は航空会社への手続きが必要な場合もあり,それをせずに実際に手荷物検査で見つかって,搭乗拒否されたケースもあります.

そのあたりは慎重に対処したほうがよいのでは.


一部レスつづき 投稿者:たっく  投稿日: 9月 5日(金)02時12分00秒 d129.GosakaFL1.vectant.ne.jp

>るるさん
>『ミドリガメは「ミシシッピー赤なんとか」だから日本原生ではない』
日本で普通に売られている「ミドリガメ」は
ミシシッピアカミミガメといって、北米原産のカメです。

>「放つ」という事に関して他人事ながら心配しています。
放つことによる影響ですか。
まず考えられる事は、
飼育下で人間から餌を受けた動物は野性化では餌を探すことすら出来ない、
という問題があり、多くの場合餓死します。
そして、もし運良く餌を取れて生き残ったとすると
今度はその餌、つまり動物を、そのカメの一生の間
膨大な命を殺して食い続けることになります。
これにより、もといた魚や植物、場合によっては他のカメの卵や子供でさえも
徹底的に食べ尽くされます。
日本の大抵の池では、天敵のワニなど大型肉食動物がいないので
成体のミドリガメは食物連鎖の頂点に立ってしまうようで
他の生き物は絶滅に追い込まれ、ミドリガメばかりになってしまいます。
その上、もし、オスメスが揃い、繁殖したら
日本の本来の自然は修復不可能なほど破壊されてしまいます。
現に、都市周辺の池のほとんどでは
目に付くカメと言えばほとんどミドリガメしか見られないはずです。

こうした状況を知る一部のカメ好きな人の中には
カメ好きであるからこそ、「ミドリガメは見つけたら殺せ」とまでの
強硬論を唱える人さえいるのが現状です。
今既にいるから1頭ぐらいいいや、じゃなく
積極的に殺さないまでも、
今後は1頭たりとも捨てさせない、という強い思いが必要だと思います。

浦島太郎伝説に顕著に見られるように
日本を始めアジアの国々では、
「カメを放つ」という行為は、いいこと、神聖なことと思われる風習があります。
海外でも、ご利益を蒙るためにカメを買って池に放す、という神社もあると聞きますし
日本でも、近い風習はあるでしょう。
ですから、カメを捨てることについても罪悪感は少ないと思いますが
どんな動物でも、生息していた場所と違うところに放すのは
生態系の破壊であり、自然に対する冒涜です。
同じような環境だからといって、向こうの山で採ってきたカメをこっちの池に放す、
ということさえ
厳密に言えば、地域分化した遺伝子を撹乱することになり、
生物学的には大変よくない行為です。

引越しなどで飼えなくなるのは、その方でなくても
私たちにも常に起きる可能性はあることです。
そんなときは、まず里親を探してください。
種類、大きさとオスメスがはっきりしていれば、
きっと見つかるはずです。

普通、わかっている人は
海外へ行ったときに動物なんか飼わないと思いますので
その人にとっては、単に「日本での友人」的な感覚で
連れて帰ろうなどとは全く思っていないかもしれません。
でも、もしそう考えることがあるのでしたら
ミシシッピアカミミガメは、国際間取引を制限されている種ではありませんので
たいした手続きもなく、正規に輸出入できると思います。
おそらく、“密輸”というか、手荷物に紛れさせても
万一ばれても、たいしたお咎めはないのでは、と!?
まあ、今は、密輸規制がうるさい上にテロ対策もあるので
まずうまく行かないとは思いますが・・・。
とりあえず、関係すると思われるところに問い合わせ先を聞くのがいいと思います。
また、その人がどこの国の人かわかりませんが
日本からは出せても、国によってはカメの輸入を禁止しています。
特にアカミミガメは繁殖力が強く被害が甚大なので
輸入規制の対象になっている国も多いようです。
こちらも充分に調べる必要があると思います。

とにかく、やはり里親を見つけるのが一番無難なようですね(^^;
専用の掲示板がたくさんありますので、検索してみてください。

>モリリンさん、まっちゃんさん
ごめんなさい、多忙に付きレスもう少し待ってください(汗)。


一部レス 投稿者:たっく  投稿日: 9月 5日(金)02時11分36秒 d129.GosakaFL1.vectant.ne.jp

>かめいさん
>確かにおっしゃられるとおりですー..
いや、これは、あくまで考え方のひとつなので・・・(汗)。
間違ってはいないと思いますが、かなり極端な一意見として捉えて頂く方がいいと思います。
また、予防としての医療は、
一つ間違うと、過剰診療として糾弾されかねない、という側面もあります。
糞に大した虫も出ていないのに「予防のために」駆虫して金を取ると言うのは
知らない人から見れば全く納得できない金儲け行為でしょう(苦笑)。
ですから、医者の方から積極的に勧めることは出来ないはずです。

>今度はちゃんと自分の意志を伝えてきます!
そうですね(^^)
前は医者不信になるようなことを書いてしまいましたが
医者とじっくり相談して、目的や本心を明かしあったうえで
もっともいい処置、治療方法を探ってみてください。
その過程で、その医者が信用できるかどうか判断するのがいいと思います。

>たっくさま(管理人さん)難しいもんだいですよねー?
いや、そんなに難しいことではないと思いますよ。
答えははっきりしていますからね。
詳しくレスしていただきありがとうございます(^^)

>ヒョウモンちゃんの駆虫、開始しました!
おお、やってくれましたか!
ちょっと見直しました、その病院(^^)

>そして、第一回目成功しました(食べさせることに)
たいていは大丈夫だと思いますよ(^^)
次は2週間後でしょうか。
しかし、これも、1週間ぐらい連用しないと充分な効果が得られないのでは、など
まだ諸説ありますが(^^;


はじめまして 投稿者:まっちゃん  投稿日: 9月 4日(木)23時31分05秒 dhcp-954.nava21.ne.jp

三重県在住のカメ好きです。現在イシガメ、ミナミイシガメ等を飼育中なのですが、
先日知人からミシシッピーニオイガメなるカメの子供をもらってしまいました。
ウチは屋外飼育が基本で今年の冬もみなさんに冬眠して頂くのですが、
このミシシッピーニオイガメちゃんは冬眠できる種なのでしょうか?低温には強いとものの本には
書いてあるのですが…。まぁ今年は子ガメなので保温飼育で越冬させますが。
どうか教えてやってください。


ありがとうございます 投稿者:るる  投稿日: 9月 3日(水)15時52分12秒 R188132.ppp.dion.ne.jp

かめいさん、早々のレスをありがとうござます。

私も、やはり放流は絶対に許せない気持ちが強く、おっしゃるとおりだと思います。
新しい飼い主を探してもらおうと思います。 (本当は連れて帰って欲しい、と最初から言っているんですが、「煩雑な手続き」にその気を失っているとのことで。)

それにしても年間に二万匹も犬猫が捨てられているとは、驚きました。あまりにも悲しい現実ですね。
  ペットを飼う、ということについてもっとしっかりと考える場が必要なのでしょうか。

あ、なにはともあれ、本当にありがとうございました! 


ヒョウモンちゃんについて 投稿者:かめい  投稿日: 9月 3日(水)15時31分25秒 pxy5.itscom.net

たっくさま、こんにちは今日はとってもあついですね〜
ところで、ヒョウモンちゃんの駆虫、開始しました!
そして、第一回目成功しました(食べさせることに)
取り急ぎご報告まで..


スッポン専用の餌 投稿者:モリリン  投稿日: 9月 3日(水)09時04分05秒 EAOcf-186p130.ppp15.odn.ne.jp

先日相談いたしました、スッポンの餌の袋の表記です。
ビタミンA、D3、E、K3、B1、B2、B12、B6、C、ニコチン酸、パトテン酸、コリン、葉酸、ビオチン、イノシトール、パラアミノ安息香酸、炭酸マンガン、フマル酸第一鉄、硫酸鉄、硫酸コバルト、硫酸銅、硫酸亜鉛、硫酸マグネシウム、ヨウ素酸カルシウム、水酸化アルミニウム、エトキシキンです。
今後、メーンの餌として活用したいのですが、詳しい方おられましたら、いろいろ、ご意見うかがいたいです。よろしくお願いします。
ちなみにカメはアルビノアカミミ、ヒメニオイなど北アメリカ産で、暖かい間は外のFRP水槽で、寒い時はクーリング&室内です。


う〜ん 投稿者:かめい  投稿日: 9月 2日(火)20時30分50秒 pxy2.itscom.net

るるさん、はじめましてかめいといいます。
私もここの掲示板の管理人の たっくさま に色々と相談に乗って頂いている
一カメ好きです。
ミドリガメの放流については色々なカメサイトで議論、警告されているように
ずばり、当然、「放流はしてはいけない」事です。
非常に頑健で生命力の強いミドリガメが日本の湖沼川に放流された場合の生態系に
与える影響は大きく、倫理的な問題からすると放流は絶対してはいけないことです。

ですが、現状はどうかと言えば.. 
野放し状態! 放流し放題!! 捨て放題!!!
大きくなって飽きてしまったり、「自然に帰してあげる」といって放流されるミドリガメは後を絶ちません...  
この夏もペットショップにいくとミドリガメを購入していく親子をなんどとなく見てきましたが、そのうちのほとんどは
 いい加減な飼育で死なせてしまう
 大きくなったら川などに逃がしてあげる(←都合の良い解釈)
というのが現実でしょう...
ところで、日本国内で一年間に捨てられる犬猫は2万匹以上もいるそうです。
それがカメとなればもう.. 悲しいですね...

ということで、カメを放流することについて良いか悪いかと尋ねられれば
悪いとしか答えようがありません。
でも、あまりこんな事は言いたくないのですが、実際、事情があって飼育を続けていくことができないという状況に陥ってしまった場合には「しょうがない」「一匹くらい」と思う気持ちも少しはあります。決して放流を勧めているわけではありません。もし、やむむなく「放流」ということになってしまうのであればそれなりの覚悟、うしろめたさ を持たなければなりません。

と、これまで放流のことについて思っていることを書いてみましたが、やはり、それをしてしまう前に、他の飼い主を探すとか、お国になんとか連れて行くとか真剣に考えてみてもらいたいと思います。

あと、私個人の意見であり、絶対におすすめしているなんて事はないのですが
蜜湯しちゃえば..
...    


たっくさま(管理人さん)難しいもんだいですよねー?


教えてください・ みどりがめ 投稿者:るる  投稿日: 9月 2日(火)18時58分22秒 R188132.ppp.dion.ne.jp

始めまして。  外国人の友達が、帰国に際して飼っていたミドリガメを公園の池に放したいと
言って相談してきました。 
前に、『ミドリガメは「ミシシッピー赤なんとか」だから日本原生ではない』と聞いたことが
あったので、「放つ」という事に関して他人事ながら心配しています。
私は子供の頃、「亀は人間より長生きするのだから中途半端に飼ってはいけない」と親に
止められた口なので、なんとなく居たたまれない思いです。

こういう場合、どういう対応が考えられますでしょうか。。。
教えてください、お願いします。


ありがとうございます 投稿者:かめい  投稿日: 9月 1日(月)10時40分52秒 pxy0.itscom.net

たっくさま、レスありがとうございます!
確かにおっしゃられるとおりですー..
やはり、病院に行って先生にこれこれこういうことだと言われてしまうと、
すっかりその気になるというか、ああそうなのか、って思ってしまっていました。
日本人の悪い癖なのかどうも医者と外人さんには弱くって..(^^;)

さっそく今日の夜にでもまた病院行ってきます!
最初に相談にのっていただいたときと比べて幾分か食欲もでたみたいなので
今度はちゃんと自分の意志を伝えてきます!
それではまた報告いたします〜。


明るいレス(^^; 投稿者:たっく  投稿日: 9月 1日(月)01時58分24秒 d135.GosakaFL1.vectant.ne.jp

>かめいさん、つづき
>飼育下でそのような巨ガメになることはないと思いますが
これは、クリーパー誌の安川博士の記事によると
単に日本の飼育下の個体がまだそこまで育っていないだけでないか、ということだそうです(^^;
実際、飼育下では15インチ(38cm)を越える個体はほとんど見ませんが
10年後には50cmを超えるものも増えてくる、という感じでしょうか(汗笑)。

>「ココブロック」良さそうですね、園芸店にいって探してみます!!
園芸専門店もいいですが
今どきはホームセンターが、応用の利く製品の宝庫です(^^)
私も暇さえあればうろついて、何かいいものはないかと探し回ってます(^^;

>今いる3カメだけでいっぱいいっぱいだと思っている私はやはりまだまだですね。
いえ、それは正しいと思います(^^;
うちなんか、個体に対する“思い”は平等にあるつもりだけど
かけてやれる愛情イコール世話の時間は確実に減りますし・・・。

>たっく様はぶりくらに行かれるんですね(出店される?)
いえ、なんと言うか、
今年は出品はしないんですが、運営スタッフの一人なんです(^^;
たぶん当日は、会場中を走り回ってると思います(笑)。

>行ってみたいけど行かない方が身のためかな〜 なんて思ってしまいました。
わはは、それはわかりますね〜。
生き物のことですし、私も増やすのを安易に勧めたりはしませんが
いい出会いがあるかもよ!?ってとこですね(笑)。
東京ではHBMという同主旨のイベントもありますので
そちらへ行かれるのもいいかと思いますよ。

http://www4.ocn.ne.jp/~hbm/

ぶりくらのリンクページからもたどれます。

>モリリンさん
>実は私もホームセンターでいろいろ買い漁ってます。
わはは、やはり(^^)
ご存知と思いますが、関西地区では大手のコーナンというホームセンターでは
自社オリジナルの製品が多くて
餌から水槽から、牧草までオリジナルブランドを出していて
市価の半額ぐらいだったり、大変安くて重宝しています。

>スッポンの餌
今はスッポン専用の餌があるんですか。
昔私が聞いたのは、
養鰻用餌(ウナギ養殖の餌)をスッポンにも流用しているとのことでした。

>成分表に聞きなれないものが多いのも心配かな。
何が入ってるんだろう?すごく興味があります(^^;
恐らくは、食べるものの餌=人間が間接的に食べることになるので
単に「たんぱく質」と書くのではなく、含有アミノ酸を列挙してあったり
脂肪酸やミネラルも同様の表記になっているのではないかと推測しますが・・・。

>悪い評判をお聞きになったとかありますか?
趣味の飼育下で使っている話を聞いたことがないので
特に評判を聞いたこともないですね。
これもあくまで推測ですが
野外の広大な養殖場で使うことを前提に配合されたものだと
日光や運動量の関係でうまく代謝される成分が
飼育下の、特に室内の光が弱く狭い水槽だと
体内に蓄積されてしまう可能性は考えられます。
どうなんでしょうね。

>練り餌です。
最初から半固体状なんでしょうか?
だとしたら、足が早そう(^^;
でも、乾燥餌と比べたら同じ20kgでも消費が早いかも。
もし、鳥の擂り餌みたいに粉末状だったら
いちいち練るのが大変だし(笑)。

>かねおさん
確かに興味ありますよね(^^)
でも、共同購入は来年の話となるとちょっと想像つかないかも(^^;


暗いレス 投稿者:たっく  投稿日: 9月 1日(月)01時57分33秒 d135.GosakaFL1.vectant.ne.jp

>かめいさん
>先生の診断によると
・・・、やはりそんなことを言っていましたか・・・。
昔、ある方からホルスが成長しないと言う相談を受けたことがあって
うちのホルスは同様の症状の後、駆虫後爆成長したのでお勧めしたら
どことは言いませんが(^^;某動物病院に診せられて
やはり同じことを言われ、駆虫してもらえなかったそうです。
その後、その方とは連絡しなくなったんですが
ずっと後になって、他のHPでの書き込みで
そのホルスは亡くなったことを知りました。
もちろん、寄生虫と死に因果関係が確認されたわけではありませんが
それでもこのことが私には本当に悔しくて
それ以来、更に強く駆虫を勧めるようにしていますし
どうしてもやってくれない病院だったら違う病院を探すように言うことにしています。

>輸入などの急なショックを受けることで成長を止められてしまい
その病院には悪いんですが、そんなことは
その子の実物を見ていない、素人の私にも言えることです。
仮にも獣医の看板を掲げるプロが実際に個体を診察して言う言葉ではないと思います。
「どんな」ショックで、「どこにどう影響を受けて」、「なぜ」成長が止まるのか、
そして、最も重要な「どうやって治すのか」について明確なビジョンを説明できないのは
単なる経験による「推量」であり、「医療」とは呼べないと思います。

>体力回復、食欲UP を図り、それから駆虫する方が良いだろう
それは、既に時代遅れの考え方かもしれません。
今では、駆虫しないと食欲が上がらない、体力アップも出来ない、ついには死ぬ、という考え方が
先にあげたような数多の苦い経験の上に構築されつつあります。
駆虫したら体力を消耗する、拒食する、と反論する医者もいますが
それは、薬品の選択や投与方法など、方法論に関わる問題であり
駆虫すること自体の問題ではありません。

>体力回復のために「補液」ということで、電解質〜の薬を注射してもらいました。
人間だったら、「お疲れのようですからビタミン剤出しときますね」というレベルの処方です。
自分が医者へ行ってこんなこと言われたら
「自分は実際に苦しいのにまともな治療もしないで金だけ取るのか!?」と
かなり納得のいかない思いをされると思いますが
獣医の世界ではなぜかまかり通っています。
動物は訴えられないから、「苦しみ」に関する治療が出来ないので仕方ない部分でもありますが。

かなりきついことを書いてしまいましたが
有名な獣医の中にも、一時の評判で慢心するのか、最新医療に不勉強な人は多いようですし
爬虫類を診ると言っていても、そもそもまともに診られない医者も多いと聞きます。
もちろん、医者にしたら詐欺などのつもりではなく
他の動物の知識などを総動員してがんばってくれるわけなんですが
私たちが求めるのはそんな核心のずれた医療ではないはずです。
意外かもしれませんが、獣医師法上では、
爬虫類は診療対象動物に入っていません。
つまり、診られないのが当たり前なのです。
学校や国家試験でも家畜ばかりで爬虫類の勉強などしませんし。
反対に、素人が診ても(報酬や薬品の問題はあるものの)違法にならない、とも言えます。
こんな現状の爬虫類医療ですから
医者にかかったら大丈夫、ではなく
爬虫類を“ちゃんと”診られる医者を探すところから始めなければなりません。
同時に、ホームドクターとしての、飼育者自身の勉強も重要になってきます。
例えばギョウチュウでしたら、人間用の売薬「コンバントリン」で
自分でも駆虫できると思いますよ。

今回はたまたま名前が出てしまったので名指し中傷のように見えるかもしれませんが
こういう問題はどこでも多かれ少なかれありうることだと思います。
私自身も、「日本一」と名高い大阪の獣医へ調子の悪いカメを連れて行ったら
なぜか高名な院長ではなく鳥が専門の勤務医が出てきて全然まともな診断が出来ず
うやむやのうちに帰らされてしまい、半年後にその子は死んだ、という経験があります。
また、テレビに出たり、本を書いたりしている超有名な獣医の中にも
何十万円という法外な診療料を取るところもあるそうですし
有名なだけでは判断できないのが獣医です。
是非、実際に行った人の評判を集めて判断してください。
それから、必ず医者を電話等で確認、指名してください。
いい病院でも、私の時のように医者が専門外だったりインターンだったりしたら悲惨です。
そして、いい医者へ行こうと思ったら
距離も片道3時間ぐらいは覚悟してください。
なにしろそんないい医者は、日本に数軒しかないんですから。
とりあえず関東でしたら、東京には評判のいい、爬虫類専門(!)の獣医があるそうですよ。


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