--展覧会シーン:2005年日本国際博覧会開催記念展 世紀の祭典「万国博覧会の美術」開幕。
会場:大阪市立美術館[天王寺公園内]会期:2004年10月5日(火)〜11月28日(日)
(Page-01/取材:ストリート・アートナビ)
2005年日本国際博覧会(愛知万博)開催記念展
特別展「世紀の祭典 万国博覧会の美術」開幕
パリ・ウィーン・シカゴ万博に見る東西の名品。
10月4日(月)に大阪市立美術館に於いて、『万国博覧会の美術』展の開会式が華やかに挙行された。主催者の挨拶に続き、来賓として来年(2005年)開催される『愛知万博』の愛知万博事務総長の中村氏が挨拶、大勢の来客を前に『愛知万博』のPRをした。その後、恒例のテープカットが行われ華やかに展覧会の開幕が告げられた。
◎この展覧会の舞台は19世紀後半、「万国博覧会の時代」と呼ばれた時代です。この時代を、西洋に驚きをもって迎えられた日本の工芸と、幾度か開かれたパリ万国博覧会を彩った西洋美術という二つの視点から紹介されています。世紀の祭典というにふさわしい、すさまじいまでのエネルギーに溢れた「19世紀の博覧会」の世界をご覧ください。
全館が博覧会会場、日本の職人芸が世界とその腕を競う。名品が見切れないほど並ぶ19世紀の万博会場へタイプスリップ。
長かった残暑も去り、天王寺美術館の森にも秋の気配を感じる。芸術の秋もいよいよ佳境に入った。澄み切った空と曇り空を一日おきに繰返す気候の中、記者発表での館長挨拶では、「本展覧会の開催にあたり、東京国立博物館、名古屋市博物館と共に三者が案を出し、世界中を廻った。里帰り作品に明治の職人のハングリー精神を見た。シカゴ、ウィーン、パリ、フィラデルフィアの万博作品が里帰りしているので、日本の職人芸がよく表われている点を特に見て欲しい。それらが『愛知万博』に繋がっている。やっているうちに大変な数になったが楽しんで欲しい。」と語られた。
また、担当学芸員の説明では、展示数は450点を越える規模になって今迄に経験したことのない内容であること。この内、里帰り作品は100数十点あり、制作年代は江戸から近世にかけての作品。第一部は日本の工芸品、第二部は西洋美術の構成になっている。見どころとしては最初に日本の明治新政府が初めて公式に参加したウィーン万博に関連した作品で展示され、これでもかあれでもかと、ごった煮的なところがある。西洋に負けじとする、日本の国威を示そうとした作品であったこと。また明治後期のシカゴ万博では世界に対等になろうと装飾美術から芸術へ脱皮する過程でもあった。また絵画も優品揃いであることを強調された。
◎『祈りの道』展の熱気がまだ残る中、大規模な展覧会が開催された。さすが『万国博覧会』である。当時の会場の様子を再現した展示に名品、逸品が見せ場を作りながら飾られる。会期中の入替えもあるので出会いの楽しみのある展覧会になっている。取材の中、次々と明治の職人魂に感動を覚えあれもこれも撮影したのは良いが、ピックアップ作品の全部を掲載できず心残りではあるが時間を区切って掲載することにした。(ストリート・アートナビ)
開会式 第1部/第1章 第1部/第2章 第2部/西洋美術

展覧会シーン取材:2004年10月4日、掲載:10月9日
取材・写真・Webデザイン:ストリート・アートナビ 中田耕志
◎本文、写真キャプションは:
「万国博覧会の美術」展覧会資料・図録を参考にしました。

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