横浜・中川駅前歯科クリニック
掌蹠膿疱症 Q&A
Q.掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)とはどのような病気ですか?
A.掌蹠膿疱症は、手のひらや足の裏に膿(うみ)がたまる病気です。膿がかさぶたになり、表層が剥がれ落ちてきます。症状は良くなったり、悪くなったりを繰り返します。喫煙者に多い病気です。
Q.原因は何ですか?
A.原因は不明ですが、歯の根、扁桃などの病巣感染、金属アレルギーを誘因として発症することがあります。喫煙との関連も指摘されています。
Q.掌蹠膿疱症は他人に感染しますか?
A.他人に感染することはありません。
Q.すぐに治りますか?
A.早期に改善する人もいますが、多くは治るまでに3〜7年かかります。
Q.治療は皮膚科でおこなうのでしょうか?
A.皮膚科のほか、症状に応じて歯科、耳鼻咽喉科でも治療をおこないます。
Q.治療にはどのようなものがありますか?
A.治療は皮膚に軟膏を塗ったり、金属アレルギー治療、扁桃の摘出などをおこないます。最近ではビオチン(ビタミンH)療法が注目されています。
Q.歯科医院ではどのような治療をおこなうのでしょうか?
A.歯科での治療は、病巣感染の治療として歯の根の治療、歯周病治療等をおこないます。また、金属アレルギー治療として、歯科金属の交換等をおこないます。
Q.歯科治療をおこなえば必ず治りますか?
A.治ることもあれば治らないこともあります。研究によって違いはありますが、病巣感染や金属アレルギーが原因と考えられる場合は7割ほどの人に効果があるようです。
Q.どこの歯科医院でも治療はできますか?
A.残念ながら歯科医師にはほとんど知られていない病気です。治療は限られた歯科医院のみでおこなわれています。
Q.扁桃摘出は効果はありますか?
A.扁桃摘出は耳鼻咽喉科でおこなわれ、効果の高い治療として広く認められています。有効率は60〜90%とされています。
Q.ビオチン療法は効果はありますか?
A.ビオチン療法は、最近注目されている治療です。賛否両論あるものの、一定の効果はあるようです。
Q.タバコはやめたほうがよいですか?
A.患者さんのほとんどが喫煙者です。禁煙しても掌蹠膿疱症が治ることは少ないのですが、タバコは掌蹠膿疱症に関与しているとされています。禁煙されることをおすすめします。
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