国産インプラントでは、POI EXインプラント、AQBインプラント、プラトンインプラントなどが知られていますが、その他にも様々なメーカーからインプラントが販売されています。
日本人のあごの大きさを考慮して開発されたインプラント。1978年に国産初のインプラント(バイオセラムインプラント)、1991年に国産初のチタン製インプラントの販売を始めるなど、国産インプラントでは最も歴史と実績があります。
開発・製造元は京セラから出発し、京セラ・神戸製鋼の共同出資会社、京セラ子会社を経て、2017年4月に京セラに吸収合併されます。
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AQB(エーキュービー)インプラント 国産大手 研修会受講済み
1983年に東京医科歯科大学と開発を開始、1994年に販売を始めたインプラント。国産インプラントの中でも費用の安さ、術式が簡単なことで、2000年代に治療をおこなう歯科医院が急増しました。
インプラント表面をハイドロキシアパタイトで覆っており、骨との結合が早いとされています。
プラトンインプラント 町田市のメーカー
鶴川(東京都町田市)にある会社が、日本人向けに1990年に開発を開始、2001年に販売を始めたインプラント。ストローマンインプラントを模倣しているとされています。企業や研究施設主導ではなく、臨床現場の声を積極的に取り入れ、開発に取り組んでいます。
マイティスインプラント(マイティスアローインプラント) 大井町のメーカー
大井町(東京都品川区)にある会社が開発したインプラント。AQBインプラントに形状が似ています。
オクタフィックスインプラント 金沢八景のインプラントメーカー
金沢八景(横浜市金沢区)にある会社が、1995年に松本歯科大学、信州大学と開発を開始、2013年に販売を始めたインプラント。費用が安く、日本人のあごの大きさを考慮した形態となっています。
OAM(オーエーエム)インプラント
名古屋市立大学の歯科医師が開発し、2006年に販売を始めた新しいインプラント。従来のインプラントとは異なり、ドリルをほとんど使用しません。特殊な器具を使用して穴を開け、少しずつ穴を拡げてインプラントを埋入します。
GC(ジーシー)インプラント 国内最大手の歯科医療機器メーカー
国内最大手の歯科メーカー・GCが開発、製造するインプラント。ブローネマルクインプラントなど海外大手メーカーの良い点を模倣しているとされています。
バイオフィックスインプラント 国内最大手の歯科医療機器メーカー
GCと並ぶ国内最大手の歯科メーカー・松風が、2015年に販売を始めたインプラント。
オガインプラント
福井県で開業している歯科医師が1992年に開発したインプラント。術式が簡単なほか、治療後の痛みが少ないとされています。インプラントが細いため、本数が多く必要となります。
アルファタイトインプラント
これまで他社から販売されたインプラントを参考に開発され、2008年に販売を始めたインプラント。
ミューワンHAインプラント 2020年撤退、販売中止
東京電機大学が中心となって開発し、2009年に販売を始めたインプラント。インプラント表面をハイドロキシアパタイトで覆っており、骨との結合が早いとされています。
IAT EXA(アイエーティーエグザ)インプラント
歯科金属メーカー・石福金属工業が昭和大学歯学部と1988年に共同で開発を始め、1994年にIATインプラント、2008年からはIAT EXAインプラントとして使用されています。2014年に石福金属工業から自動車部品会社・日本ピストンリングに譲渡されました。
POI EX AQB プラトン GC ミューワンHA IAT EXA
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