大きな口が開けられなくなる仕組み

あごの関節には、関節円板(かんせつえんばん)というクッションがあります。このクッションがずれると、あごの骨(下顎骨)を動かすことができなくなり、口が十分に開かなくなることがあります。

口を開けられなくなる症状の多くは、顎関節症が原因です。完全に口が開かなくなることはまれですが、指1本が入るほどしか口が開かず、食事の際などに不自由することもあります。気付いたら歯科医院に受診し、治療を受けるのがよいでしょう。


顎関節 顎関節


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1.本来は下顎骨(下顎頭)の上にある関節円板が前の方にずれていて、大きく変形しています。

2.口を開けると、関節円板が下あごの骨(下顎頭)にひっかります。

3.関節円板の変形が大きいので、ひっかかりが外れません。そのため、下顎骨(下顎頭)が前にでることができず、口が開きません。



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