Q.咬合違和感症候群とは、どのような病気ですか?
A.かみ合わせに違和感、不快感の生じる病気です。
多くの患者様は、いつもかみ合わせが気になっています
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Q.初めて聞く病名です。新しい病気ですか?
A.昔からある病気で、咬合違和感、咬合感覚異常などといわれていたものを、2013年に学会が咬合違和感症候群と定めました。
Q.この病気になりやすい人はいますか?
A.中高年の女性に多い傾向があります。
Q.どのような症状がありますか?
A.咬み合わせがおかしい、どこで咬んでよいのか分からないといった症状があります。
Q.咬み合わせが悪いと、肩こり、腰痛、体調不良などがおきますか?
A.おきることはありますが、極めてまれです。殆どの人はそのような症状はおきません。
かみ合わせが原因で体調不良をおこすことは、極めてまれです
Q.原因は何でしょうか?
A.歯科治療後に発症する人が多く、神経機能や精神的な病気の問題が原因とされています。
Q.治療はどこの医療機関でおこなうのでしょうか?
A.治療は歯科のほか、精神科、心療内科でおこないます。
Q.歯科ではどのような治療をおこなうのでしょうか?
A.咬み合わせの検査をおこない、問題があれば咬み合わせの治療をおこないます。咬み合せに大きな問題がみられなければ、TCH(歯列接触癖)の是正や治療、マウスピースの作製などをおこなうことで治していきます。
歯科ではマウスピースの作製などをおこなっていきます
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Q.咬み合わせの治療をすぐにしてほしいのですが、可能でしょうか?
A.咬み合わせの治療は症状をかえって悪化させることが多いため、慎重に進めていく必要があります。
Q.咬み合わせの治療をおこなっていますが治りません。転院したほうがよいでしょうか?
A.咬合違和感症候群の患者さんは、理想の咬み合わせを求めてあちこちの医療機関を受診することが多い傾向にあります。一つの医療機関で、しっかり治していくことが大切です。
Q.TCH(歯列接触癖)の是正は大切ですか?
A.大切です。TCHの是正によって症状が改善されたとの研究報告は多くあります。
関連するページ TCH(歯列接触癖)
Q.精神科、心療内科では、どのような治療をおこなうのでしょうか?
A.カウンセリングのほか、抗うつ薬、抗精神薬、抗てんかん薬による治療をおこないます。
薬の服用も有効なことがあります
Q.すぐに治りますか?
A.長期間かかることが多い傾向があります。短期間にすぐに結果を求めるのではなく、あせらず長い目で根気よく治療を続けていくことが大切です。
Q.咬合違和感症候群以外に、咬み合わせに違和感のある病気はありますか?
A.精神疾患の身体的症状、統合失調症、慢性関節リウマチなどの病気があります。歯科に関係するものとしては、顎関節症、虫歯、歯周病などがあります。
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