飛行機、登山、ダイビングと歯痛 横浜・中川駅前歯科クリニック
飛行機、登山、ダイビングと歯痛
●飛行機、登山で歯が痛くなる原因
飛行機に乗ると歯が痛むことがあります。上空を飛ぶ飛行機内の気圧は０．８気圧ほどで、地上よりも２０％ほど気圧は低くなります。離陸時は気圧が低くなり、空気に対する圧力が地上よりも弱くなることで、歯の中の空気が膨張して痛みを感じます。逆に着陸時は歯の中の空気が収縮して痛みを感じます。
通常ですと歯の中の気圧は外気と
登山においても飛行機に搭乗したときと同じように、気圧の変化によって歯が痛むことがあります。地上（海抜０ｍ）に比べると、箱根山（以下全て山頂）や丹沢山は１５％、富士山は３５％ほど気圧が低くなります。
関連するページ 虫歯 気象と慢性痛、歯痛（天気痛）
●スキューバダイビングで歯が痛くなる原因
スキューバダイビングで歯が痛くなる原因は、主にスクイーズ、リバースブロックによるものです。
１）歯のスクイーズ、リバースブロック
スキューバダイビングで歯が痛くなった経験のある人は多くいます。飛行機や登山と同じように、潜降時の気圧の変化による歯の痛み（スクイーズ）だけでなく、レギュレーターの長時間のかみしめによって歯の痛みが生じることがあります。
スクイーズほど頻度は多くないものの、リバースブロックをおこすこともあります。潜降時に歯の中に入った空気が浮上時に外に出ていかず、痛みが生じることがあります。
２）副鼻腔スクイーズ、リバースブロック
副鼻腔は鼻とつながっているため、耳抜きをしなくてもスクイーズをおこすことはありません。しかしながら、鼻炎があると副鼻腔と鼻がつながらなくなり、スクイーズをおこすことがあります。潜降時に副鼻腔に入った空気が浮上時に外に出ていかず、リバースブロックをこすことがあります。
副鼻腔は上あごの歯に接しています。副鼻腔がスクイーズ、リバースブロックをおこすと歯の痛みが生じることがあります。
スクイーズ：潜降時に水圧が増して空気が圧迫されるために生じる痛みや不快感。
リバースブロック：浮上時に副鼻腔等に圧のかかった空気が閉じこめられた状態。痛みの原因。
●飛行機、登山、スキューバダイビングによる歯痛の予防方法
歯痛の予防方法としては下記があります。出発までの時間がないときには、応急処置をおこなうだけでも歯痛の予防になります。
１）虫歯の治療を済ませる
虫歯があったり、虫歯の治療途中での飛行機の搭乗、登山、スキューバダイビングは、痛みの原因となりますので、虫歯の治療を済ましておくことが大切です。日本航空のホームページには、「飛行機の上昇、下降により歯が痛むことがあるため、虫歯は旅行前に早めに治療しましょう」と記載されています。
２）歯科検診の受診
自分では気付かなくても虫歯があることがあります。当クリニックに来院された患者様のなかには、飛行機に搭乗中に突然痛みが出て、ダイビング中につめ物が外れて虫歯があることに気付いた方もいます。
特に海外に出かけられる方は、海外での歯科治療費は旅行保険ではカバーされておらず、日本では考えられないほどの高額になるため注意が必要です。楽しい旅行や重要な出張などを台無しにさせないためにも、事前に歯科健診を受けるようにしましょう。
関連するページ 歯科検診
３）おすすめの飛行機はボーイング７８７、エアバスＡ３５０
戦闘機に比べると旅客機は気圧の変化が少ないものの、巡航高度に達したときの機内の気圧高度は、従来機では２４００ｍとなっています。ボーイング７８７やエアバスＡ３５０は同１８００ｍとなっており、従来の飛行機に比べると、より地上に近い状態で過ごすことができ、歯に優しい飛行機となっています。
４）体調管理を万全に
睡眠不足や疲れがあると、歯が痛みやすくなります。旅行や出張前は十分に休養をとり、無理のないスケジュールで行動するようにしましょう。
５）鎮痛剤を持参
虫歯があったり、虫歯の治療途中であれば、万が一に備えて鎮痛剤を持参されるのもよいでしょう。特に登山では必須となります。飛行機においては、鎮痛剤を機内に常備している航空会社もあります。
関連するページ 歯痛に効く市販の鎮痛剤
※当クリニックへのアクセスについては、下記のページをご覧ください。
交通アクセス・駐車場案内図（横浜市都筑区、港北区など近隣よりご来院の方）
青葉区・宮前区からのご来院（横浜市青葉区、川崎市宮前区からご来院の方）
小田急線沿線からのご来院（東京都町田市、川崎市麻生区、多摩区などからご来院の方）
横浜線沿線からのご来院（横浜市緑区、相模原市などからご来院の方）
南武線沿線からのご来院（川崎市中原区、高津区などからご来院の方）
広域路線図 広域道路地図（神奈川県、東京都からご来院の方）
新幹線・飛行機でのご来院（神奈川県、東京都以外からご来院の方）
関連するページ 歯痛・顔面痛
飛行機に乗ると歯が痛むことがあります。上空を飛ぶ飛行機内の気圧は０．８気圧ほどで、地上よりも２０％ほど気圧は低くなります。離陸時は気圧が低くなり、空気に対する圧力が地上よりも弱くなることで、歯の中の空気が膨張して痛みを感じます。逆に着陸時は歯の中の空気が収縮して痛みを感じます。
通常ですと歯の中の気圧は外気と
登山においても飛行機に搭乗したときと同じように、気圧の変化によって歯が痛むことがあります。地上（海抜０ｍ）に比べると、箱根山（以下全て山頂）や丹沢山は１５％、富士山は３５％ほど気圧が低くなります。
関連するページ 虫歯 気象と慢性痛、歯痛（天気痛）
●スキューバダイビングで歯が痛くなる原因
スキューバダイビングで歯が痛くなる原因は、主にスクイーズ、リバースブロックによるものです。
１）歯のスクイーズ、リバースブロック
スキューバダイビングで歯が痛くなった経験のある人は多くいます。飛行機や登山と同じように、潜降時の気圧の変化による歯の痛み（スクイーズ）だけでなく、レギュレーターの長時間のかみしめによって歯の痛みが生じることがあります。
スクイーズほど頻度は多くないものの、リバースブロックをおこすこともあります。潜降時に歯の中に入った空気が浮上時に外に出ていかず、痛みが生じることがあります。
２）副鼻腔スクイーズ、リバースブロック
副鼻腔は鼻とつながっているため、耳抜きをしなくてもスクイーズをおこすことはありません。しかしながら、鼻炎があると副鼻腔と鼻がつながらなくなり、スクイーズをおこすことがあります。潜降時に副鼻腔に入った空気が浮上時に外に出ていかず、リバースブロックをこすことがあります。
副鼻腔は上あごの歯に接しています。副鼻腔がスクイーズ、リバースブロックをおこすと歯の痛みが生じることがあります。
スクイーズ：潜降時に水圧が増して空気が圧迫されるために生じる痛みや不快感。
リバースブロック：浮上時に副鼻腔等に圧のかかった空気が閉じこめられた状態。痛みの原因。
●飛行機、登山、スキューバダイビングによる歯痛の予防方法
歯痛の予防方法としては下記があります。出発までの時間がないときには、応急処置をおこなうだけでも歯痛の予防になります。
１）虫歯の治療を済ませる
虫歯があったり、虫歯の治療途中での飛行機の搭乗、登山、スキューバダイビングは、痛みの原因となりますので、虫歯の治療を済ましておくことが大切です。日本航空のホームページには、「飛行機の上昇、下降により歯が痛むことがあるため、虫歯は旅行前に早めに治療しましょう」と記載されています。
２）歯科検診の受診
自分では気付かなくても虫歯があることがあります。当クリニックに来院された患者様のなかには、飛行機に搭乗中に突然痛みが出て、ダイビング中につめ物が外れて虫歯があることに気付いた方もいます。
特に海外に出かけられる方は、海外での歯科治療費は旅行保険ではカバーされておらず、日本では考えられないほどの高額になるため注意が必要です。楽しい旅行や重要な出張などを台無しにさせないためにも、事前に歯科健診を受けるようにしましょう。
関連するページ 歯科検診
３）おすすめの飛行機はボーイング７８７、エアバスＡ３５０
戦闘機に比べると旅客機は気圧の変化が少ないものの、巡航高度に達したときの機内の気圧高度は、従来機では２４００ｍとなっています。ボーイング７８７やエアバスＡ３５０は同１８００ｍとなっており、従来の飛行機に比べると、より地上に近い状態で過ごすことができ、歯に優しい飛行機となっています。
４）体調管理を万全に
睡眠不足や疲れがあると、歯が痛みやすくなります。旅行や出張前は十分に休養をとり、無理のないスケジュールで行動するようにしましょう。
５）鎮痛剤を持参
虫歯があったり、虫歯の治療途中であれば、万が一に備えて鎮痛剤を持参されるのもよいでしょう。特に登山では必須となります。飛行機においては、鎮痛剤を機内に常備している航空会社もあります。
関連するページ 歯痛に効く市販の鎮痛剤
※当クリニックへのアクセスについては、下記のページをご覧ください。
交通アクセス・駐車場案内図（横浜市都筑区、港北区など近隣よりご来院の方）
青葉区・宮前区からのご来院（横浜市青葉区、川崎市宮前区からご来院の方）
小田急線沿線からのご来院（東京都町田市、川崎市麻生区、多摩区などからご来院の方）
横浜線沿線からのご来院（横浜市緑区、相模原市などからご来院の方）
南武線沿線からのご来院（川崎市中原区、高津区などからご来院の方）
広域路線図 広域道路地図（神奈川県、東京都からご来院の方）
新幹線・飛行機でのご来院（神奈川県、東京都以外からご来院の方）
関連するページ 歯痛・顔面痛