味覚検査
味覚の検査では、発症に関与したと思われる事項、全身の病気の有無と治療内容などを問診により聞きます。また、歯や舌の状態を診ます。そのほかに下記の検査をおこないます。



●主な味覚検査

電気味覚検査法
電気味覚計という器具を使用して微弱な電流で舌を刺激すると、金属味と酸味が混ざったような独特の味を感じます。この味を感じ取れる度合いを調べることにより味覚を検査します。味覚障害の程度、舌のどの部位に味覚障害があるのかがわかります。

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ろ紙ディスク法  当クリニックで実施
甘味、塩味、酸味、苦味の味をそれぞれ染み込ませたろ紙を舌の上にのせて、味を感じられるかを調べる検査。どの味にどの程度の味覚障害があるのか、舌のどの部位に味覚障害があるのかがわかります。


全口腔法  当クリニックで実施
甘味、塩味、酸味、苦味において種々の濃度の味液を口に含ませておこなう検査。日本ではほとんどおこなわれていませんが、自覚症状と検査結果が一致しやすいことから、欧米を中心におこなわれています。


食塩味覚閾値判定ろ紙(ソルセイブ)による味覚検査  当クリニックで実施
食塩味覚閾値(いきち)判定ろ紙をなめてみる検査。塩味に対する味覚障害の程度がわかります。全口腔法に代わるものとして開発されました。他の検査に比べると簡単に短時間で検査をおこなうことができます。


各味覚検査の比較
  電気味覚検査法 ろ紙ディスク法 全口腔法 ソルセイブ
部位の判別 × ×
味質の判別 × ×
検査時間 ×
○:優れる  △:普通  ×:劣る

電気味覚計電気味覚計  テーストディスクろ紙ディスク法  ソルセイブ食塩味覚閾値判定ろ紙


唾液検査  当クリニックで実施
味を感じるには唾液が重要な働きをします。唾液の量が少ないと味覚障害の原因となります。唾液の量、唾液の性質などの検査をおこないます。

関連するページ  ドライマウス(口腔乾燥症)の検査


血液検査
血液中の亜鉛濃度を測定することで、味覚に欠かせない金属である亜鉛が不足していないかを調べます。
血液中の亜鉛は全身の亜鉛の0.1%に過ぎず、検査前の食事内容、体調により亜鉛濃度が大きく変化すること、1日のうちでも20〜30%も亜鉛濃度が変化することから、検査結果は十分に精査する必要があります。



●味覚検査をおこなう医療機関

味覚検査はごく一部の耳鼻咽喉科、内科、歯科、口腔外科でおこなわれています。

検査をおこなっている医療機関がほとんどないのが実情で、味覚検査を最もおこなっていると思われる日本口腔・咽頭科学会会員の医療機関でさえも電気味覚検査法は45%、ろ紙ディスク法は33%の医療機関しかおこなっていません。※1



※1 2004年、日本口腔咽頭科学会調べ

味覚障害の治療を希望される方は、お手数ですが事前にご予約ください。また、お口の状態等によっては、初診日にろ紙ディスク法などの味覚検査をおこなわないこともあります。予めご了承ください。


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