抜歯が必要な乳歯

下記に当てはまる場合は、乳歯を抜歯することがあります。


1)ひどい虫歯
大きな虫歯で歯がほとんど残っていない場合は、強い痛みや歯肉の腫れがあったり、永久歯に悪影響を及ぼすことがあります。治療によって治る場合は問題はありませんが、治らない場合は抜歯になることがあります。

大きな虫歯(前歯)1   大きな虫歯(奥歯)
1.歯の根だけになってしまった前歯の虫歯(治療により、抜歯せずに歯を残すことができます)
2.大きな穴があいてしまった奥歯の虫歯(治療により、抜歯せずに歯を残すことができます)


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2)歯の生え変わり
乳歯が抜けずに、横から永久歯が生えてくることがあります。横から生えてくるといっても、下の前歯は通常は内側(舌側)から生えてくるなど、問題ないこともあります。放置しておくと歯並びがデコボコになることがあり、そのような場合は抜歯をします。

また、永久歯が生えてくると乳歯はグラグラしてきますが、なかなか抜けない場合は乳歯を抜くことがあります。

グラグラの乳歯 グラグラの前歯の乳歯(この乳歯は抜歯の必要はありません)

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3)怪我
転んで顔をぶつける、走り回って壁にぶつかるなどして、乳歯がグラグラになることはあります。グラグラになっても治療によって治ることが多いものの、歯が真っ二つに割れてしまった場合などは、抜歯が必要なことがあります。

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乳歯の抜歯

乳歯の抜歯は、治療を嫌がらければ5〜10分程度で終わります。通常は抜歯に伴う痛みを抑えるために麻酔をおこないますが、麻酔をおこなわずに抜歯が可能なこともあります。永久歯の抜歯に比べて、負担は軽いものです。

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乳歯を抜歯した後

抜歯した部位は、通常はそのままにして永久歯が生えてくるのを待ちます。乳歯を早い時期に抜歯したときは、歯並びが変わらないようにする処置をおこなうこともあります。

抜歯後の処置 歯が移動しないようにする処置(クラウンループ、健康保険適応)



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