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国見温泉・石塚旅館は、名峰・秋田駒ケ岳の登山拠点として
多くの登山者に親しまれて参りました。四季折々の彩り、
訪れるたびに美しい表情を見せる雄大な山並み、日本最大級のコマクサの群生群、
大きな池と豊富な高山植物、秋田駒ケ岳には魅力がイッパイ
岩手県と秋田県にまたがるこの秋田駒ケ岳は、高山植物の宝庫として有名で、標高
1637mですが、北アルプスの3000級の山の花々が登山道のすぐそばで見られます。
シーズン中は、花に魅せられた多くの登山者で賑わい、特にこの国見温泉コース(以下
の概念図)は、展望の良さと豊富な高山植物を堪能できるコースとして、登山客の目を
楽しませてくれます。 |
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雫石から秋田県境、国見峠近くの山の湯宿(当館)である国見温泉が登山口となります。
硫化裸地の急登からブナ林に入ると、しばらく緩い登りが続き、このあたりは晩春から初夏
にかけてネマガリ竹のタケノコ採りで賑わう場所です。歩くこと約20分で水場に到着し
渇いたのどを潤してくれます。
標高1175mの横長根から北を望むと女岳が望め、さらに歩を進め標高1300m付近に近づく
と、一大パノラマが広がり、歓声があがる所です。行く手には秋田駒ケ岳の主峰が望め、
右手には姫神山、岩手山の展望を満喫できます。足元を見れば、周り一面の高山植物、
心癒されるところです。
やがて眼下に光り輝くアミダ池が見え、秋田駒ケ岳の最高峰・男女岳が聳えます。
アミダ池のほとりにある非難小屋から急登を登ること、約15分で山頂に到着します。
さえぎるものは何もなく、360度の絶景を堪能、感動のあまり、疲れも吹き飛ぶほとです。
秋田駒ケ岳、何度でも登りたくなってしまう不思議な魅力があるように思います。 |
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秋田駒ケ岳は、男女岳、男岳、女岳の総称で、十和田八幡平国立公園の南端に位置し、周辺の高山植物帯は大正15年
から国の天然記念物に指定されています。日本でも有数の花名山として有名であり、「新・花の百名山」に選定されました。
秋田駒ケ岳は標高1,600級の山ですが、緯度が高いためアルプス3000m級の山に登らなければ見られない
ような高山植物も数多く咲き乱れます。花の種類も豊富で、中でもコマクサの大群落がとても有名です。
高山帯の砂礫地に生えるこのコマクサは、「高山植物の女王」とも呼ばれ、その名にふさわしく可憐で美しい花です。
景色よし、花よし、温泉よし、秋田駒ケ岳の魅力は語りつくせないほどです。下山後は、ぜひ「緑の湯」で疲れを癒して下さい。
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