2003/4〜
長めのパリ滞在はなんと5泊。チーズのみならず芸術鑑賞にケーキ三昧。ニースでは小さな田舎の村へも出かける。

【日程】
1日目
 日本-(飛行機)→パリ
2日目
 パリ
3日目
 パリ
4日目
 パリ
5日目
 パリ
6日目
 パリ-(飛行機)→ニース
7日目
 ニース
8日目
 ニース

9,10日目
 ニース-(飛行機)→パリ

 パリ-(飛行機)→日本
1日目 
今回は出発キャンセルの危険もあり…?
毎年恒例の渡仏。今回のいつもと違うことは…年休を月末に1日取らなくてはいけない事。悩んだ末、間際のドサクサにまぎれる事に…。悩んだわりにはあっさり休みは取れる事になったんですけれど…。
 そして、もう1つの大きな事は出発1.5カ月前に発生した世界情勢不安な事でしょうか。チケットは毎年お盆前後に取ってしまうので、そんな事は全然当然ですが頭の片隅にもありませんでした…。戦争、そして謎の肺炎騒ぎが起こるなんて。運がよいのか?どうなのか?戦争はなんだか出発前に一応納まりつつあるけれど、しかし謎の肺炎は広まるばかり…。こんな私もさすがに今年の渡仏はあきらめようかな?とも少し思ったのですが、結局、旅立つのを辞める事はしませんでした。みんなはやっぱり?と思われる方も多いかも?でも、真剣に今回ばかりは辞めようかと思いましたぁ。テロに会ってしまうのは確立の低い運命かもしれないけれど、病気にかかるのもある意味運だけど…テロよりも遥かに怖い。特に治療薬がまだ見つかっていないと言う事だったので…。
 出発の当日はドタバタいつもの旅立ち同様慌ただしくのお出かけ!地元空港に着くと、例年の混雑ぶりはどこへやら?やはり戦争と謎の肺炎の影響は大きいようです。時折、肺炎対策としてマスクをかけている親子ずれを見かけました。ちょっと異様な光景でしたね。でも、さすがにまだローカル空港のため、空港スタッフでマスク着用者は見かけなかったし、乗客のほとんどがマスクしてない人ばかりでした。私も念のため旅立つ前にマスクは買ってきていました。が、前々日封をかけると、風邪マスクの分厚めなだけのタイプだったんですよね…。ということで前日、慌てて薬局に行くと、カラス天狗のようなマスクは既に売り切れで、当日前買ったものよりは強力タイプのものを空港の薬局でゲット。空港ではいつもはないはずの表示…マスクあります。と言う看板がさがっていました。
 そして、国際線乗り継ぎで行ったため成田の入国審査場の状況はわかりませんが、人の少なさに驚きました。ただ、地元空港よりはマスク着用の乗客が少しだけ増えていたような気はしますが、空港スタッフはほとんど普通の状況。ニュースで聞いてたより全然普通の感じでしたぁ。
食っちゃ寝見て・・食っちゃ寝見ての繰り返し!
さぁ〜パリに向けて出発です!今回は某J社でのフライト。ここ数年某A社をマイルの関係もあり愛用していたのだけど、予約時の対応の悪さにちょっと…と思ったことと、フランス国内線の予約をしようと思うと取れないとかどうとかいので、エアフラと提携してる某J社を選択したのでした。
 搭乗するまですっかり忘れていたけれど、J社は機内設備はさすがという充実ぶり。やはり国際線は某J社かな?と。某A社はエコノミーの人には個人用テレビがないんだよね…。同じ値段で行くならやはり設備いい方がよいもんねぇ〜。毎年機内食を食べた後、寝るしか楽しみがないのだなぁ〜。それとは違い、某J社はエコノミーの人に個人用テレビが付いている。ゲーム、オーディオ、映画と起きていても退屈はしない今回の機内には大喜びな私だった。乗ったらとりあえずは寝てみたものの、第1回目の機内食にはなんと
か目が覚め食事後はビデオ鑑賞。
今回は映画3本を鑑賞。「ハリーポッッター秘密の部屋(既に日本で鑑賞済だけど)」「メイドインマッハッタン」「ツーウィークノーティス」を見てみました。帰国後知ったけれど、ハリーポッター以外は、まだ日本では上映されてない映画だったよう。とにかく機内では食べて、寝て、見ての繰り返しをしておりました。お尻は痛かったのが辛かったけれど…。昔、アジア経由で20時間前後かけてパリ入りしてたなんて、今じゃ考えられないことだと思いつつ…。ちなみに、人によっては設備は某J社だが、狭いながらも座席にゆとりがあるのは某A社というお話もあるらしい。あと、某J社は比較的ベテラン揃いのスッチャンが多いのですが、若めのお姉さん狙いなら某A社の方がよいかもしてません。キレイどころには変わりありませんが…。私は設備重視で今後も検討です!
 機内ですっかり忘れていたけれど、マスクしてる人いないじゃないの〜と思ってたのですが、トイレで席を立ち歩いていくと、思ったよりもマスクはめてる人がいたような気がしました。ただ、機内は乾燥しがちの為…謎の肺炎騒ぎとは関係なくマスクしている人もいるかもしれません。でも、確実にいつもよりは違う風景でした。でもねっ、ご飯食べるときははずすので、意味ないのでは?と個人的には思ったのでした…。私は成田で少しマスクをはめていただけど結局あまり付ける事もなく過ごしてしまいました。
 そうこうしていると16時過ぎ(現地時間で)…パリに到着。今日は到着と同時に時間が-7時間にさかのぼるため、1日がとっても長い事になりそうです。
 
フランスに来たんだとヒシヒシ実感…
シャルルドゴール空港に到着しホテルへ向う。
毎回常宿にしてるホテルはメトロの
4号線上のかなり便利なところにある。だから、当然リーズナブルなお値段ではないのだが…。それ以外は満足なホテル。
 早速毎回持参の国際携帯電話を使おうとかけてみるとかからない。 それも圏外だなんて?すぐ出かけたかったのだが、電話が使えないと困るため、24時間受付らしい連絡先に電話を入れる。よくわからないが?回線が混んでるらしくかかりずらいと言う話(今までこんなことは一度もなかったんだけど…。僻地のコルシカ島でも電話はちゃんと通じていたし)。そして、言われたとおり設定をし直しなんとか使えるようになった。そして、出発!
 到着そうそう何をしに行くかというと、翌日チーズの村にあるマルシェに行く予定だが、パリから近いわりには電車があまり本数走ってない。ということで、タイムテーブルの確認を東駅までしに行こうとしていたのだ。一応、日本でフランスの国鉄のサイトからタイムテーブルは調べ(済)だったけど、自分の目で確かめないと心配な性分なんで行く事にした。で、行きたいところのタイムテーブルの冊子がないため、インフォで確認する事にした。が、しかし…無情にも私のところでクローズしてしまった。はい!時間なのでまた明日とか…。おいおい…せっかく並んでたんだから、少しぐらい教えてくれてもいいじゃんねぇ〜と。そして、しょうがないので切符の窓口に並んで切符を買うとき聞く事にした。が、窓口には長蛇の列が出来ている。どう考えても19:50の窓口終了時間までに私は辿りつけないような気がしてきた。フランスってこんなに混んでいるとか人が並んでいるのに…平気で作業をてきぱきとこなさずに客と窓口の人は世間話をしている事は多々あるのだ…。案の定。今回も例外ではないようだった!到着そうそうということもありうんざりモードになってしまう私(早くしろって)。結局タイムテーブルの確認は出来ずじまいで終わってしまう。フランス滞在を数日過ごしていれば、これがフランスなんだとあきらめられるのだがさすがに到着早々はかなりイライラモードだった。結局、駅の係員みたいな人にゴチャゴチャ片言で話しかけたら、なんとかタイムテーブルを教えてもらえ一安心して駅を後にした。
 そして、次は夜遅くまでやっているシャンゼリゼの本屋に向う。チーズの本ないかなぁ〜と思いウロウロしてると、あったあった!かわいいイラストがたくさん描かれたA4サイズのチーズ本が売られていた。当然早速お買い上げ。買って読むのか?と思うでしょうが、なんとなく眺めながらの観賞用の本だったり…。買ったという事で満足してしまうのでした。