2003/4〜
長めのパリ滞在はなんと5泊。チーズのみならず芸術鑑賞にケーキ三昧。ニースでは小さな田舎の村へも出かける。

【日程】
1日目
 日本-(飛行機)→パリ
2日目
 パリ
3日目
 パリ
4日目
 パリ
5日目
 パリ
6日目
 パリ-(飛行機)→ニース
7日目
 ニース
8日目
 ニース

9,10日目
 ニース-(飛行機)→パリ

 パリ-(飛行機)→日本
2日目 パリ:曇り一時雨、午後からのち晴れ クロミエ:曇り時々晴れ
チーズの村クロミエのマルシェへ!
朝なぜか5時に目が覚め、準備もしてないのでゴソゴソと動き出す。そして、7時過ぎに東駅に向う。少し早めに駅に着いたので、クロミエまでの往復の切符(7.90ユーロ×2)を買い知人Pさんを待つ。そうそうクロミエまではイルドフランス線で1時間と少しのところにある。Pさんも到着ということで7:54発の電車で出発!日帰りとは言え、車窓からはのんびりした風景が広がりちょっとした旅気分♪
 
そして、電車に揺られること1時間と少し、9:12にクロミエの駅に到着。なんだか到着して思ったことは、意外と駅デカイのね?と。でも、駅前は殺風景なロータリーがあるのみ。駅員にマルシェのことを尋ねるがイマヒトツな答えしか返ってこない…。そして、どーしようかなぁ〜と思ってたら、構内にいた親切なご夫婦がマルシェはあっちと説明をしてくれた。あ〜助かった!道は聞いたものの適当に歩いて行く私達(ちなみに私は超・方向音痴の為Pさんが頼み?…よく言われることは、よくそんなんで1人旅してるねと…)
やっとマルシェ発見。野菜や果物や衣類や雑貨などなんでもありのマルシェ!チーズ屋はどこだとウロウロと。ちなみに画像を後で見て気が付いたが、知人のPさんが映っていた。
すごく豆粒サイズ。→
とにかくマルシェは賑やか!
 
まず1軒目を発見!どーでもいいが、噂どおりの?怪しげなブリーが並んでいた。これは?あれは?と聞きまくり
(片言で強い?とか適当に…)味見をさせてもらうのが最大の目的だった。とにかく店の左側には怪しいブリーが並んでいた。おじさんが私達の相手をしてくれたのだが、気前よくいろいろ指をさすまま味見をさせてもらえラッキ〜(かなりの数食べたような気がする?)。話を聞けば(適当だが)、ブリー・ド・モー(写真中央)で熟成が1〜2年なんだとか。で、隣のブリー・ド・ムラン(写真右)は熟成が1年位いらしい。とりあえ
ず、大きな声では言えないが、
美味しそうには見えないかもと小声でつぶやく私でした…。味見をした感想は、中央の写真の左側のものは、恐ろしくピリピリ喉に刺す感じがした。通常ムランよりモーの方が食べやすいのだが、この黒いタイプに関してはムランの方が個人的には食べやすいお味だったような気がする。おじさんにプチモルソーシルブプレ(小さいのをおくれ)!と言ってみるものの、カット売りは1/8からだと言われしぶしぶ?一番小さいが全部食べ切れるのか?というサイズで購入したのは言ううまでもない…。聞くところによれば、このチーズをカフェオーレに浸し食べるらしい…本当なのか?!。食べてみて思ったが絶対に合わないと思う私。まぁ〜何事も経験ではあるけれど…。このチーズの行方は、自分でホテルで帰り写真撮影後味見をして、Pさんにおすそ分けと、パリ5泊のあとにニースに行くので、友達にもプレゼントする事にした(意地悪だろうか?…何事もみなさん経験という事で!)
 
2軒目はと言うと、いたってノーマルタイプのチーズが多く店頭に並んでいた。見た目にも美味しそうなブリー・ド・モーやクロミエが並ぶさっきのお店とはとても対象的なお店!お兄さんにこのブリー・ド・モーは農家製かな?と聞いたら全部そうだと言っていた。 左の写真のブリーは確か熟成が3カ月で、中央の写真のブリーは熟成が6カ月だというお話だった。そして、お兄さんに出来れば小さめにと注文をつけて6カ月のブリー・ド・モーとクロミエを買う事にした。
 このクロミエのマルシェには他にもう1軒チーズ屋さんが出店していました。そこにはブリーというよりは、なぜか?バスク地方の羊のチーズや更にはまさに羊の有名どころのスペインのマンチェゴなどハード系が多く売られているお店だった。それと、マルシェ内ではないが、マルシェの目の前にチーズ屋さんを1軒発見。中をのぞいてみたけど、あまり品揃えがよくないので今回はパスでした。
 そして、まだ時間があるので、パン屋さんに入りお茶をしながら帰りの電車を待つことに。このパン屋さんにはひっきりなしに行列状態でみんながパンを買い求めに来る。地元では人気のパン屋なのだろう。店先のならんでいるメニューを見ると、トーストの上にたくさんのブリーのカットした物がのっかったパンも売られていた。そして、お茶を終了し12:19発のパリ行きの電車で戻りました。このクロミエはそんなに遠くもないのだけれど、この昼中の電車を逃すと夕方17時過ぎまで帰れなくなる。電車の本数がかなり不規則で少ないのが行くのに難点かも…。とりあえず、午前中の予定は無事終了!
 
パリのスウィーツと謎の侵入者?
お気軽列車日帰りというか半日旅もパリの東駅に到着で終了!知人Pさんとも本日はバイバイ。
その後一旦ホテルへ戻る。一般観光客であまり1日のうちにホテルの部屋を出たり入ったりする人は少ないと思うけど、私は毎回だけど結構出たり入ったりが激しい人かもしれない。でも、比較的今回は少ない方だったと思うのですが、どうなんだろう?とりあえず、怪しいブリーやムランを持ち帰り写真撮影&味見のお時間に。毎年恒例1人で狭いホテルの部屋でのあーでもない?こーでもない?とブツブツ言いながらの写真撮影会
 そして、ひと段落したので、今回はパリのスウィーツも楽しむべくいざピエールエルメへ。気になるケーキとマカロンをゲットするために。お店は日本人でいっぱいかな?と思ったけど、仏人マダムでいっぱいでした。あれやこれやと品定めタイム!迷ったあげく、気になるケーキを見つけそれをまずはゲット。あとはマカロンを3種に、もう1種ケーキを買い、翌日の朝食用のクロワッサン2種を買い込む私。むふふ…にんまり状態。観光客ということで 、ドサクサに紛れ写真も快諾後ぱちぱち撮ってとっとと退散しホテルへ。
店内はシンプルでお洒落!気になるケーキのイスパハンはバラのマカロンにライチと
フランボワーズがサンドされている!
そして、ホテルに戻って驚いた。出かけたのが15時過ぎで戻ったのが17時過ぎ。部屋の中に見覚えのない小さなカバンがポツン?と机の上にあるではないですかぁ〜。えっ?私の部屋だよね?さすがに部屋を間違える訳もなく恐々かばんの中をのぞいて見ると、かぎ、カギ、そしてまた鍵と番号のついたいっぱいのカギ入りのカンバだった。初めはピンと来なかったけど、ホテルの全室のカギなのか?とフロントへ聞きにブツ持参で出かけてみた。
 そして、フロントではカギのカバンがないと気が付いてないのか?フロントには本日の当番のマダムがいたものの慌ててる様子はなし。で、マダムにこれって…と聞いてみると、ありがとーあなたの親切に感謝すると何度もでかい声で繰り返し言われた…。やっぱりホテルのカギか・・それも全室分だよ!よく考えると怖いよね。私が悪い人だったら、他の部屋に入れるんでしょっ…。マダム曰く、ベットメーキングを同じ階の何部屋かでマスターキー1つでしていると、他の階のカギの入ったカバンをどの部屋に置き忘れたかわからなくなるんだよね…と(←私のつたない仏語能力のため、推測部分が入ってる)。それにしても、私が不在だったのは15時過ぎのこと。そんな時間にベットメーキングに入るんだろうか?とちょっと不思議というか疑問な感じだった。まぁ〜確かに不規則に出入りを繰り返す人の部屋のお掃除は、その人がいないときを見計らってしないといけないので大変だとは思うけど(でも、今日は午前中ずーっと私いなかったんだけどなとふと思ったり)。普段はあまり話しかけてこないマダムが、やたらとそれ以降しゃべりかけてくるのもちょっと気になった…。話の半分以上は何言ってるかわからなかった。まぁ〜単なる忘れ物?(←そんなのあっていいのか?)だったということで無理やり納得して話は一応終了。
 そして、明日は超早起きをするので本日も1日終了!