2004/4
ドイツ寄りのストラスブールに飛行機で、その後はイタリア寄りなニースまで電車で移動。いつもと違う車窓の旅も楽しい。

【日程】
1日目
 日本-(飛行機)→パリ
 パリ-(飛行機)→ストラス
2日目
 ストラス=(電車)⇒コルマール
3日目
 コルマール
4日目
 コルマー=(電車)→ストラス
5日目
 ストラス=(電車)⇒パリ
6日目
 パリ
7日目
 パリ=(TGV)⇒ニース
8日目
 ニース
9,10日目
 ニース-(飛行機)→パリ
 パリ-(飛行機)→日本
1日目
行けるのかフランス?
毎年恒例の1人で渡仏の旅なのだが、会社の仕事というか、ボロな新システムのお陰で(?)出発できるの
か?と思う前日
であり、当然準備もしてなくて、ほぼ前日というか日が変わってからの当日の夜に準備。まっ仕事が忙しくなくても、いつもこれに近い状況ではあるのだけど…。会社の人にも明日からGW大丈夫?と言われる始末で死にそうだった・・とほほ。とりあえず、明け方少し前に寝て起きたのは6時前。ちとお疲れモードだけど、天気は快晴で出発日和!去年のようなテロやサーズ騒ぎもないので(テロはないとはいえない世界情勢だが)めでたしめでたし。だって、去年は会社からも海外に行く場合は届けよと通達が流れてたから…。へへっ、内緒で去年は出国してしまったんだけどねぇ〜。とはいえ、会社にイチイチ今回も海外行ってきますとは言ってないが、部長達は、モルジブか?カナダか?と根拠のない行き先をみな勝手に言っていた。土産買ってくるの面倒なんで、国内をチョロチョロの予定ですと言っておいた…はははっ。
 さて、空港に到着すると激混み。今年は売店に「マスク置いてあります!」って看板もなかったなぁ〜。行きは国際線乗り継ぎのため成田ほどは混まずに出国できそう。でも、激混みだよ…とほほ。早めに出国しておくことにした。とりあえず飛行機に乗り込むと毎度お馴染みエコノミーの席の狭さを思い知らされる。そこにたどり着くまでのランクの違う座席の広いこと広いこと…エコノミーは決してこの時期安くないのにトホホなくらい狭い。いつでもどこでも私は通路側の席をキープ!そして、あっという間に成田到着!
 そして、成田到着から出発までそんなに時間もなくあっという間にパリ行きの機内へ。毎度ながら、日本人だらけな日系航空会社利用の為、どこへこの飛行機は行くのやら?と思う雰囲気な機内でした。当然ここでも私の席は通路側!お隣さんはかわいいお子様連れのお母さんでした。
 機内では1時間もすると1回目の機内食。とりあえず洋食(かじきマグロのグリル・イタリアソースetc)を注文。毎度思うが機内食のパンは日系の機内食まずいんだよねぇ〜。どうにかならんかなぁ〜パサパサだよ…。そして、食後はすることがないので個人モニターで映画三昧。寝不足気味での出発もあり、うつらうつらしつつ1つのストーリーを2回くらい見ると話がわかるようなかなり効率の悪さだが約12時間のフライトなのでちょうどよいかも(?)暇つぶしに。今回は、「ラスト・サムライ」、試写会でも見たけれど「ラブアクチュアリー」「モナリザ・スマイル」「ペイジェント・消えた記憶」4本立て。そうこうしていると、到着3時間前の夕食(クリームパスタ・ほうれん草添えetc)が出てきた。そして、居眠りをしつつパリに到着。今回は更に乗り継ぎストラスブールまで行くのだ!
 
プチ飛行機は救急車(?)
さぁ〜トランジットでストラスブール行きの飛行機に搭乗。毎度パリから乗り換えると日本人の姿が消える。怪しげアジアな人は2人ほど乗っていたけど。で、乗り込むとなにやら機内がざわざわしていた。とりあえず、私の席は後ろから2列目の左側座席3人席の通路側。
 ふと機内なんだか変だなぁ〜と思うと、私の席の通路挟んだ6席分をつぶして簡易ベットもどきが出来ていた。えっ???と思いつつ座席に着席。時間が来ても出発することはなく(エアフラは毎度のことだが)、小さい飛行機の後方入り口でセキュリティーの人やらスッチャン達が出たり入ったりしていた。そして、何?と思うと、狭い機内にタンカにのせられたおばあさんが私の頭上を通過…。病気か怪我かわわからないがこのおばあちゃんもストラスブールに向うらしい。ちとびっくり。病人(それも寝たまま)をのせた飛行機に乗ったのは初めてだ。
 そして、30分以上遅れて出発。ふつー説明あってもよさげだが毎度の事ながら何も説明はない。説明されてもよくわからないけど…仏語能力はかなり初級者並みなので。今回は全く機内で寝てないので説明がなかったのは確かだ!
 出発してからも、おばあちゃんが通路を挟んでめちゃめちゃ至近距離のため気にしてもしょうがないがなんとなく気になって寝れなかった。おばあちゃんはまるでガリバーのようにベルト3本でガチガチに固定されて苦しそうな感じ。紙のカーテンで中は見えないようになってるんだけど微妙に開いているんだよねぇ〜。ちょどその隙間から中の様子が私の席から丸見えなのだ。時折震えた手が上下に動いたり、時にはカーテンから震えた手が出てきたりとなんだか気になって寝れないストラスブールまでのフライトとなる
 そして 、無事空港に到着。とっとと降りて荷物を探しに。到着したみんながいたターンテーブルで待てど暮らせど私の荷物は出てこなかった。ゲッ…ロストバゲージ?と思いインフォに行くと、別の部屋で私の荷物だけが寂しげにクルクル1個回っているではないか…ハテ?と思ったがまぁいいやっ。なんだか疲れたのでタクシーでホテルへ。ここで1回目のプチアクシデント。タクシーのドアが開いた瞬間、ボーっとしてたからか?顔面直撃。これは何とか避けれたがメガネが吹っ飛んだ。とりあえず壊れてなさそうだったので、運ちゃんに大丈夫?と言われたが大丈夫だといいホテルに到着。ホテルでよ〜く見たら、ゲッ…メガネの柄曲がってる。到着初日にプチショックな出来事が発生でこの旅はスタート。
 とりあえず、ホテルに一度荷物を置いて、明日コルマールへ移動するので時刻表だけ調べに駅に行き本日は終了。ながぁ〜い一日でした。お疲れ様!