2005/4
ボルドーで2つのシャトー巡り。ヴィルフラッシュ・シュール・メールの海に大感動!

【日程】
1日目
 日本-(飛行機)→パリ
2日目
 パリ
3日目
 パリ=(電車)⇒ボルドー
4日目
 ボルドー
5日目
 ボルドー
6日目
 ボルドー-(飛行機)→ニース
7日目
 ニース
8日目
 ニース
9,10日目
 ニース-(飛行機)→パリ
 パリ-(飛行機)→日本
5日目 ボルドー:晴れ ソーテルヌ:晴れ時々曇り
ワインツアー(サンテミリオンへ)
昨夜遅くの激しい雨&雷で明日の天気は大丈夫?と思ったが、朝目覚めたら晴れててあ〜よかった!8時頃、ツアーのドライバーさんがホテルに迎えに来てくれた。そして、他に参加されるご夫婦を迎えに別のホテルへ。車を止めた所は昨日行ったチーズ屋前。で、ご夫婦と対面。このワインツアーは通常の定型なものと違い、このご夫婦希望の指定のシャトーを2つ回るツアーです!そこに私は便乗参加したのでした。
 さぁ出発!まずはサンテミリオンへ。道中の車内では自己紹介混じりな会話をし、1時間程度で現地到着。シャトー訪問は10時からでほんの少しサンテミリオンを散策。レグリーズ・コレジアルからの眺めは最高!天気がよいのも手伝って絶好の写真撮影日和(昨夜の天気が嘘のよう)
 
そして、時間も近くなりCh Clos Fourtetへ向かう。
シャトー見学には、醸造担当者の奥様に案内してもらい(当然仏語で説明)、ツアードライバーさんに通訳してもらい見学開始。こちらのブドウは完全手摘み。見ものはひんやり涼しい石を切り出し作られたカーヴ
  
見学後はClos Fourtet 2004を試飲させてもらった。かなりマイルドで渋みは控えめで飲みやすい赤ワインだった。その後、どーしようか迷った挙句、ワインリストを見てClos Fourtet 2000を買ってみた。ちなみに、お値段は60.0ユーロ。
  
その後、サンテミリオンでフリータイム!初めの少しだけドライバーさんとご夫婦と4人で散策をしていると、よく日本の雑誌で紹介のサンテミリオンのマカロン屋を発見。ドライバーさん曰く、日本だとここしか紹介されていないが、こちらの方がオススメと別のお店を教えてもらった。とりあえず、どのお店を見てもマカロンは24個で5.0ユーロだった。そして、ドライバーさんと別れ(昼にまた会うのだが)。毎度ながら方向音痴な私はつかず離れずでご夫婦とウロウロ一緒にしてもらうことにした。で、先程ススメられたマカロン屋「LEMOINE」サンテミリオン名物の紙に張り付いたマカロン(プレーンとショコラを1箱ずつとカヌレをゲット!
   
そろそろ12時になる!初めにいたレグリーズ・コレジアル上で再度集合。で、4人でランチ。ここからの眺めは最高で、すぐ近くにお店があったのでランチはこのお店で。それぞれ、看板にあった今日のオススメなメニュー(12.95ユーロ)から選ぶことに。私は鶏肉のトマト煮込み(プレ・バスク)と野菜不足気味なのでサラダとご夫婦とワインをシェアーして白ワインを注文。辛口といいつつ飲んだ後味はほんのり甘いさらりと飲めるものだった。ランチ後もまだ少し時間があると言うので、ブドウ畑を見たりブラブラ散策モード。そして、時間も時間なので14時頃ソーテルヌへ出発
      
 
ワインツアー(ソーテルヌへ)
ドライブはソーテルヌまでの1時間程度。その間ドライバーさんとおしゃべり三昧。ちなみにドライバーさんは日本の方。じゃないとおしゃべり三昧は出来るレベルではないし…。途中、Ch RIEUSSECを通るからと少しだけ外から見学。そしてCh d'Yquemへ急ぐ。
 
Ch d'Yquemに到着!受付を済ませ待合室?で待たされること…30分。さすが特別1級のイケム様だわね…とみなさん口々に言っていた。待っている間、その部屋に飾ってあるデカい不思議な絵についてみなで、あーだこーだと想像してお喋りしつつ暇をつぶす。かなり不思議な絵でした。どういう意味がある絵なのかは不明。
 そして、やっと案内してくれる人がやってきた。私たちと一緒に回るおじ様数名と合流。そして、みなで葡萄畑が眺められる外で土壌やこの土地の気象等の講義を立ったまま風景を眺めつつ受講。これまたドライバーさんが通訳。
 
ガロン川に注ぎ込むシロン川の温度差によって、葡萄の収穫時期の朝方に霧が発生しやすく、その湿度により葡萄に貴腐菌(ボトリティス・シネリア菌)が発生し、果実の糖度を上げるんだとか。貴腐ワインには気象条件がかなり重要。この畑も手積みだそうな。あと、この畑の葡萄の割合はセミオン80%でソーヴィニオン・ブラン20%らしい。ワインはオーク樽に日別に寝かさられ(畑の場所は決まっていない)、最終的にブレンドすることにより複雑な味わいが出るんだとか。ほぉ〜。
 
そして、私たちが今回試飲したワインはCh d'Yquem 1999。グリーンかかったイエローなワイン。さらっとした上品な甘さでさすが特別1級のイケムというお味でした。
 
そうそう、どうでもよいことですが、一緒にシャトーを見学したムッシュの1人は、以前京都に住んでいたらしく、時折京都弁チックな日本語で突っ込みを入れる楽しいおじ様でした。
 そして、シャトーを後にして、17時半頃にはボルドー駅へ。ご一緒したご夫婦がパリへ行かれるようで駅迄お見送りに。その後、ホテル迄送ってもらい私の本日の予定も終了!