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book
『非戦』(監修:坂本龍一)



2001.9.11テロを契機として、アメリカは報復戦争にのりだしました。
この本は、ミュージシャンの坂本龍一さんが、「暴力の連鎖では、戦争はなくならない、新たな暴力を生み出す」
「アフガニスタンで、なぜアメリカが自分たちに爆弾を落とすのかもわからないまま殺される子どもたちのことを
考えずにはいられない」「大手メディアの流す報道の多くはアメリカよりの一方的なものが多く、テロと戦争の真
実が見えてこない」との想いから、メールによる知人友人の意見を束ねて出版した本です。
 印税は9.11の被害者とアフガン難民、国内被災民への支援にあてられました。
 普段カラオケでも沢山登場する 有名なミュージシャン、一人一人の言葉に味があり、思いの深さに感じ入
り、「あーみんな同じように感じている、世の中って捨てたもんじゃない」って感じられる本でした。
執筆者は 坂本龍一/マドンナ/村上龍/オノ・ヨーコ/桜井和寿(ミスチル)/大貫妙子/佐野元春/TAKURO
(GLAY)他多数です。
(『非戦』監修:坂本龍一 幻冬社 2002)