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『愛、平和、パッチギ！』

映画「パッチギ」。ご覧になったでしょうか？ある意味、今までタブ ー視されていた、日本における日本人と在日朝鮮人との溝と、心 の通い合いを描いた映画。心に突き刺さる言葉がグサグサとくる 映画でした。 大好きで、家にはDVDもあります。 「パッチギ１」は、ある意味でいえば、現代版「ロミオとジュリエット」 でもあります。 「パッチギ２」は、家族愛と平和をテーマにした映画です。 この本は、その映画にまつわる話や背景が、てんこ盛りになって いる、読みやすい本です。 私は、この本を読んで、初めて、コリアンタウンとして生活の場とし ては足立区か江東区、ということ、東京で有数のコリアンタウン が、私の住んでいる足立区の地域（本木新道周辺）だと認識しまし た。パッチギのロケ地も、最初は足立区と本木にある朝鮮学校を 考えていたそうですが、建物も新しくてきれいなため、枝川にしたと いうことも、初めて知りました。 読みやすい本ですよ。 （『愛、平和、パッチギ！』井筒和幸・李鳳宇、）