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彩色2(6月2日)
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先週はここまで進みました。 |
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ジョルナータを上塗りします。
上塗りで隠れた下絵は、もう一度カルトンを当てて上から顔料を叩き転写します。
授業時間内に終わらせるためには、上塗りの後すぐに描き始めなければなりません。そのため、下地に与える水分は極力少なくし、また、上塗りのモルタルもかなり硬めにします。硬めのモルタルは塗りにくく、平面を作るのが困難でかなり不利です。凹凸が激しいと描画にも響きますが、我慢します。
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描写します。
下地が灰色でガサガサしているせいでしょうか、生徒は絵の具を盛り上げてします傾向があります。絵の具が厚みを持っても結構大丈夫ですが、目的の色を一発で決めるくらいの潔さが必要です。色の境目をぼかすと容易にグラデーションが作れます。上に載せる色は滲まずそのまま、下色の上に不透明に被ります。下色を動かして上色と混ざらないよう、色が濁らないように注意します。絵の具の濃さはこれも、いい加減が必要で、うまく、調整します。
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孤独に浸ってひたすら描きます。2時間のなかで、実際に描写できるのは40~50分ぐらいでしょうか。
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パレットの作り方はこちら。 |
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窯場の周りも新緑が。こういう気持ちの良い日は屋外の作業が最高です。真夏になる前に終わらせられればいいのですが。 |
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6月10日 |
保護者面談週間のため授業なし。 |
6月17日(雨天のため中止) |
テンペラの下地づくりをしました。 |
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