・およそ1時間30分。水村氏の軽妙な語り口で、あっという間に茂原高校の生徒は水村ワールドへ引き込まれて行きました。自分の生い立ちや、日本中を旅して歩いた時の様々な出会い。高校生の時の恋の話もありました。そして、昨年暮れに出版された2冊目の画集のことなど。何にでもパワフルに取り組むバイタリティーには圧倒されました。お話を伺っていて感じたのは、ゴッホやゴーギャン、ユトリロなど芸術家はある意味、生き方それ自体が芸術的でもあるのだと言うことです。
質問のコーナーでは、生徒から沢山の質問がありましたが、どれも丁寧に答えて下さいました。最後に生徒の前で色紙にサインをして頂き、大きな拍手が沸き起こりました。時間の経つのも忘れ、貴重なお話を伺うことができ、生徒のみならず職員も深い感銘を受けたようです。