若潮の会は千葉県茂原市を中心に活動する作家の集まりです。今年で3回目となりました。名前の由来は、「外房線の特急に因んだ。」と三軌会の大槌さんが命名。DMのロゴは主体美術の水村さんが書いて下さいました。大槌さん曰く、外房線沿線に住んでる作家で、お酒が好きでケンカしなそうな人に声をかけたそうです。出入り自由の、和気藹々とした楽しい会です。最終日の反省会も美術館の前庭で、青シートを敷いて飲み物片手に、遠足気分でした。茂原市美術館はこの後5月に、昨年中国で急逝した日本画の林 功展があります。茂原市ゆかりの作家は以外と多く、故林氏の他に鳰川誠一、現在活躍中の作家では独立の石井武夫氏、また二紀の山本文彦氏は市内の高校で教鞭をとっていた事もあるそうです。地方美術館は不況のあおりをまともに受け、どこも厳しい状況が続いていますが、小さな街の小さな美術館こそ、頑張って欲しいものです。


会期を終え、メンバー揃っての記念撮影.





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