横浜・中川駅前歯科クリニック
フッ素 Q&A
Q.フッ素とは何でしょうか?
A.フッ素は、土(280ppm)、海水(1.3ppm)、川の水、植物、動物など、地球のあらゆるところに存在している元素です。私達の体の中では、鉄よりも多く含まれます。
Q.食べ物の中にもフッ素が入っているのですか?
A.フッ化物は、魚、肉、野菜、穀物など、ほとんど全ての食品に自然に含まれています。
Q.フッ素は体に必要な栄養素ですか?
A.WHO(世界保健機関、国連の専門機関)などでは、フッ素を体に必要な栄養素として位置付けています。フッ素は歯や骨にとって欠かせないもので、健康な体を維持していくためには必要な栄養素です。
Q.フッ素にはどのような虫歯予防作用があるのでしょうか?
A.フッ素には、歯を治したり、虫歯になりにくい強い歯がつくったり、虫歯の原因菌の働きを抑える作用があります。
Q.日本人が虫歯が多いのは、フッ素の普及の遅れも一因と聞いたのですが本当ですか?
A.日本で利用できるフッ素は、歯科医院でのフッ素塗布、フッ素入り歯みがき粉、フッ素洗口くらいですが、海外では日本以上にフッ素の利用が盛んです。
欧米先進国など虫歯の少ない国々では、フッ素の利用が盛んで、水道水、食塩、粉ミルク、ガムなどにフッ素を入れたり、フッ素の錠剤を毎日飲んだりしています。
Q.フッ素塗布とはどのような虫歯予防法ですか?
A.フッ素塗布とは、歯科医院で歯に高濃度のフッ素を塗る虫歯予防法です。1回限りでは虫歯予防効果はなく、年2〜4回、継続的に実施することにより虫歯予防効果がでます。
ご家庭で使用する市販のフッ素ジェルや歯磨き粉は、薬事法でフッ素濃度が1000ppm以下と決められています。歯科医院ではご家庭で使用するフッ素の約10倍の濃度のものを使用します。
Q.フッ素洗口とはどのような虫歯予防法ですか?
A.フッ素洗口とは、濃度の低いフッ素の入った水でブクブクうがいをする虫歯予防法です。
神奈川県や東京都ではほとんど実施されていませんが、小学校などの施設で77.7万人(2010年)がフッ素洗口をおこなっています。家庭でおこなうこともできます。
Q.フッ素入り歯みがき粉だけで十分ですか?
A.小児は虫歯になりやすいため、フッ素入り歯みがき粉だけでなく、歯科医院でのフッ素塗布、フッ素入り歯みがき粉、フッ素洗口もおこなったほうがよいでしょう。
Q.歯医者さんでフッ素を塗ったら、歯が黒くなったのですが大丈夫ですか?
A.それは、フッ化ジアンミン銀(サホライド)とよばれるもので、虫歯の進行を止める薬です。虫歯予防に使用するフッ素は、歯が黒くなることはありませんのでご安心ください。
Q.フッ素以外の虫歯予防法はありますか?
A.フッ素以外の虫歯予防法としては、正しい歯みがき、食生活、定期的な歯科医院でのクリーニング、キシリトールガムの使用などの方法があります。
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