児童虐待防止に向けた取り組み(SDGs) 横浜・中川駅前歯科クリニック

児童虐待とは

児童虐待とは、保護者が子供(18歳未満)に殴る、蹴るなどの身体的虐待、性的虐待のほか、心理的虐待(言葉による脅し、兄弟差別ほか)やネグレクト(食事を与えない、風呂に入れないなどの育児放棄)をいいます。

児童虐待の多くは乳幼児、学童期の子供です。増加傾向にあり、報告されたものだけで19.3万件(2019年度)となっています。

児童虐待



児童虐待と歯科

児童虐待を受けている子供は、保護者による仕上げみがき(歯みがき)をおこなっていない、食生活の乱れ、虫歯ができても歯科に受診することが少ない傾向がみられます。虫歯が多く、暴力により歯が折れたり、歯を支える骨(歯槽骨)が折れることもあります。

虐待によりみられる症状としては下記があります。

頭蓋損傷 脱毛 目の出血 鼻、頬、あごの骨折 咬み傷 平手打ちの跡 皮下出血
頬、歯肉の損傷 口唇の腫れ、傷 口内の汚れ頬、歯肉の損傷 口唇の腫れ、傷 口内の汚れ
歯の破折 歯の動揺(グラグラ) 歯の脱臼 虫歯の多発 長期にわたって放置された虫歯

関連するページ  小児歯科  食育・栄養



中川駅前歯科クリニックの取り組み

当クリニックではSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みの一つとして、児童虐待の防止に取り組んでいます。

子供が死に直面するような児童虐待が歯科で発見されることはまずありませんが、歯科健診、診療を通して児童虐待の早期発見、対応をおこなうことができます。必要に応じて児童虐待防止関係機関と連携もおこなっています。

また、歯やお口の健康に関する相談、栄養や食育に関する相談を通して、保護者の支援をおこなうことで、児童虐待の予防をはかっていきます。



SDGs  16 平和と公正をすべての人に



関連するページ  SDGsへの取り組み



児童虐待防止に向けた取り組み(SDGs)