1)つけない
手指や調理器具をていねいに洗うなどして、細菌をつけない。
2)増やさない
早く調理して早めに食べることで、細菌を増やさない。食品は冷蔵庫で保管。
3)やっつける
多くの菌は高温で死滅します。調理の時は、加熱をしっかりおこなうことで細菌を死滅させます。
当クリニックには、管理栄養士が在籍しています。調理方法などご不明な点等がありましたら、ご来院の際にお気軽にお問い合わせください。
●食中毒の疑いがあるとき
食中毒の疑いがあるときは、体外に菌がでていかないため下痢止めの服用は避けたほうがよいことがあります。下痢や嘔吐がある場合は、脱水を防ぐために十分な水分と塩分をとるようにします。
食中毒で死亡する例も多くあります。高齢者、乳幼児、妊婦、病気や薬(免疫用製剤など)の服用で免疫が低下してるときは、早めに医療機関に受診することが重要となります。
●嘔吐物の処理
嘔吐物は汚染されているため、あわてて素手で触らないようにします。使い捨ての手袋、マスクを着けて、布やペーパータオルなどでふき取り、ビニール袋に密封して処分します。嘔吐物が付着した部位は次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤など)で消毒します。
●新型コロナウイルス感染症と食中毒
2020年は、新型コロナウイルス感染拡大、新しい生活様式の普及により、飲食店における持ち帰りや配達などの販売が増加しました。
持ち帰りや配達された料理は、お店で食べるときと同じように、調理後に速やかに食べることを前提としています。梅雨や夏は、気温や湿度が高く食品が傷みやすいので注意が必要となります。
家に持ち帰った料理、家に届いた料理は長時間放置せず、速やかに食べるようにしましょう。
※当クリニックへのアクセスについては、下記のページをご覧ください。
交通アクセス・駐車場案内図(横浜市都筑区、港北区など近隣よりご来院の方)
青葉区・宮前区からのご来院(横浜市青葉区、川崎市宮前区からご来院の方)
小田急線沿線からのご来院(東京都町田市、川崎市麻生区、多摩区などからご来院の方)
横浜線沿線からのご来院(横浜市緑区、相模原市などからご来院の方)
南武線沿線からのご来院(川崎市中原区、高津区などからご来院の方)
広域路線図 広域道路地図(神奈川県、東京都からご来院の方)
新幹線・飛行機でのご来院(神奈川県、東京都以外からご来院の方)
関連するページ 食育・栄養 新型コロナウイルス感染症について