歯周病治療でおこなわれるGTR法、エムドゲイン、リグロス、ブルーラジカルP-01の比較です。当クリニックではこれらの4つの治療をおこなっています。お気軽にご相談ください。
●認可、承認
日本ではGTR法は
1992年、エムドゲインは
1998年、リグロスは
2016年、ブルーラジカルP-01は
2023年に厚生労働省に認可、承認されました。
リグロスにおいて市販直後調査(臨床試験の次の段階、全国241施設、2016〜17年)、使用成績調査に参加(歯科大学病院など全国300施設、2018〜21年)に参加、ご協力させていただきました。
【お知らせ(2024年8月)】
ブルーラジカル P-01は2024年8月現在、全国65施設の歯科医院で導入されています。当クリニックは2024年8月に導入、横浜市では2番目に導入させていただきました。
関連するページ 新しい歯周病の治療法(リグロス、エムドゲイン、GTR法)
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国、機関
GTR法、エムドゲインは
スウェーデンで開発されました。リグロスは
大阪大学で開発された
世界初の歯肉の組織を再生させる薬、ブルーラジカルP-01は
東北大学で開発された
世界初の歯周病の治療器です。
関連するページ 世界初の歯周病治療器 ブルーラジカル P-01 ブルーラジカル P-01 Q&A
●健康保険
リグロスは
健康保険適応、GTR法は厚生労働省の基準を満たして認可された
1割ほどの歯科医院で健康保険適応となっています。エムドゲイン、ブルーラジカルP-01は
健康保険適応外です。
※当クリニックでのGTR法は健康保険適応となっています。
関連するページ 当クリニックの歯周病治療の特徴
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手術
GTR法、エムドゲイン、リグロスは
手術をおこないます。ブルーラジカルP-01は
手術はおこなわずに治療をします。ブルーラジカルP-01は手術をおこなわないため、痛みが少なく、負担が軽い傾向にあります。
関連するページ ブルーラジカル P-01 メディア情報 リグロス(世界初の歯周組織再生薬) Q&A
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治療の特徴
GTR法、エムドゲイン、リグロスは歯周病で
失われた組織を再生させます。ブルーラジカルP-01は細菌を
99.99%殺菌します。全ての治療において歯周ポケット(歯と歯肉の間の溝)が浅くなり、歯周病の症状が改善します。
関連するページ 歯周ポケット
●適応症
主に
中等度から重度の歯周病の治療に対しておこなわれますが、適応症はGTR法が最も狭く、ブルーラジカルP-01は最も広い傾向にあります。厚生労働省の調査では、中等度から重度の歯周病は35〜44歳の34%、45〜54歳の43%、55〜64歳の47%、65〜74歳の56%になります。
関連するページ 歯周病治療の流れ(中等度から重度の歯周炎)
●治療費用
歯1本あたりの治療費用は、GTR法は健康保険適応で
3000〜4000円(3割負担の場合)、健康保険適応外では
5〜10万円、エムドゲインは
4〜8万円、リグロスは
7000〜9000円(3割負担の場合)、ブルーラジカルP-01は
1万円が多い傾向にあります。
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治療をおこなう歯科医院
全ての治療において
一部の歯科医院で治療がおこなわれておこなわれています。GTR法は厚生労働省の基準を満たして認可されている歯科医院は
1割ほど、ブルーラジカルP-01は2024年に販売が始まったばかりのため、2024年7月現在で
20施設ほどにとどまっています。
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治療後
全ての治療において、治療後も毎日の歯みがきをしっかりおこない、定期的に歯科医院で歯のクリーニング(歯の清掃)をおこなうことが必要となります。また、喫煙は歯周病を悪化させるため禁煙も重要となります。
関連するページ 歯科検診 歯周病と喫煙
※当クリニックへのアクセスについては、下記のページをご覧ください。
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関連するページ 歯周病