横浜・中川駅前歯科クリニック
シェーグレン症候群　Q＆A

Ｑ．シェ―グレン症候群とはどのような病気ですか？

Ａ．シェーグレン症候群は、口の乾燥（ドライマウス）、目の乾燥(ドライアイ）、関節痛などの症状のある病気です。


Ｑ．日本にどのくらいの患者さんがいるのですか？

Ａ．日本には１０〜３０万人の患者さんがいるとされています。患者さんの９０〜９５％は女性です。


Ｑ．何科に通院すればよいのでしょうか？

Ａ．内科、膠原病内科、リウマチ科のほか、眼科、皮膚科、小児科、歯科、口腔外科などで治療をおこないます。


Ｑ．遺伝しますか？

Ａ．遺伝による発病は２％以下とされており、近親者に患者さんがいても普通は発病しません。遺伝よりも、生活環境、ウイルス、免疫異常、ホルモンなどが複雑にからみあって発病しているのではないかと考えられています。


Ｑ．人から人へと感染しませんか？

Ａ．感染することはありません。


Ｑ．病気は進行しますか？

Ａ．急速に進行することはあまりなく、多くはよくなったり悪くなったりを繰り返していくきます。


Ｑ．完治しますか？

Ａ．現在は症状を制御や緩和を目的とした対症療法が主におこなわれています。病気に関する研究も進んでおり、将来は完治が可能となることが期待されています。


Ｑ．なぜ唾液が出なくなるのですか？

Ａ．自分自身の細胞が唾液腺を破壊するため、唾液が出なくなります。


Ｑ．虫歯が次々に発生します。シェ―グレン症候群と関係はありますか？

Ａ．唾液には、口の中の汚れを洗い流したり、歯を修復したり、虫歯菌の増殖を抑える作用があります。そのため、シェーグレン症候群によって唾液が少なくなると、虫歯になりやすくなります。


Ｑ．唇がよくひび割れます。シェ―グレン症候群と関係はありますか？

Ａ．他の原因でも唇がひび割れる場合もありますが、シェーグレン症候群によってドライマウスを発症すると、このような症状が現れることがあります。


Ｑ．口に中が変な味がします。シェ―グレン症候群と関係はありますか？

Ａ．唾液が出なくなると口の中は汚れるため、味覚障害の原因となることがあります。


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