横浜・中川駅前歯科クリニック
ドライマウスの検査
ドライマウス(口腔乾燥症)の検査では唾液の量を測定したり、質を調べていきます。症状によってはレントゲン写真を撮影したり、血液検査をおこないます。当院では各種検査をおこなっています。
●刺激時唾液検査
1)ガムテスト 当院実施
ガムを10分間(あるいは5分間)かむことで唾液腺を刺激させ、唾液の量を測定します。サクソンテストとともにシェーグレン症候群の診断項目の一つとなっています。
2)サクソンテスト 当院実施
口の中にガーゼを入れて、2分間ガーゼをかみます。ガーゼが吸い取った唾液の量を測定します。
●安静時唾液検査
1)吐唾法 当院実施
自然に出てくる唾液を採取して、唾液の量を測定します。ガムテスト、サクソンテストと並んで世界的に認められている方法です。
2)ワッテ法 当院実施
脱脂綿を口の中に入れて、脱脂綿が吸い取った唾液の量を測定します。寝たきりの高齢者や障害のある方でも検査ができます。
●唾液緩衝能検査 当院実施
唾液には、飲食などにより酸性に傾いた口の中を、中性に戻す働きがあります。この働きを「緩衝能」といい、唾液緩衝能検査では緩衝能を測定します。唾液緩衝能の低い人ほど口の中が酸性になる時間が長く、不快な症状がでやすくなります。
●口腔水分計による検査 当院実施
口腔水分計は、口の中の唾液の量と相関関係のある粘膜の水分量を測定する検査器具です。口の中の乾燥度を測定します。
かむ力が弱く、ガムテストやサクソンテストができない高齢者、入れ歯を使用していてガムがかみにくい方にも適応となります。
●唾液腺シンチグラフィー
人体に影響のない程度の放射性医薬品を投与して、唾液腺の状態を検査する方法です。病院の口腔外科、耳鼻咽喉科などでおこないます。検査が必要な場合は、かかりつけの歯科医院からの紹介となります。
●唾液腺造影検査
レントゲン写真に写りやすくする薬剤(造影剤)を唾液腺に入れて、レントゲン写真を撮影します。唾液腺が壊れたり、つまっていないかを調べます。病院の口腔外科、耳鼻咽喉科などでおこないます。検査が必要な場合は紹介となります。
●病理検査
下唇の内面を1cm弱切り、唾液腺を取り出して細胞の状態を顕微鏡で観察します。シェーグレン症候群の診断項目の一つとなっています。
●血液検査
血液を採取して、抗SS-A抗体、抗SS-B抗体という抗体を調べます。シェーグレン症候群の診断項目の一つとなっています。
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ドライマウス
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045-910-2277