感覚過敏と脱感作

知的能力障害、自閉スペクトラム症など発達障害のお子さんは、顔、口周辺、口内を触られたり、歯みがきをされるのが苦手なことがあります。身体に触られるだけで全身に力が入ったり、泣き出したり、触られた皮膚の表面がひきつることがあります。

このような感覚の過敏があると、食事の介助ができなかったり、食べものを食べたり、飲み込む機能(摂食嚥下機能)の発達にも影響を及ぼすことがあります。歯科治療や口腔ケアをおこなうこともできなくなります。そのため、感覚の過敏を取り除く必要があります。これを脱感作といいます。

当クリニックでは脱感作に対する治療(脱感作療法)をおこなっています。感覚過敏がある場合はお気軽にご相談いただけたらと思います。

毎日しっかり歯磨き

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●触覚過敏に対する脱感作療法

歯科でおこなう脱感作療法は、口周辺や口内に触れられることへの過敏(触覚過敏)をやわらげるためにおこなう訓練です。触覚に対する過敏は身体の中心に近いところほど強いため、「体幹(胴体)、肩、首、顔面、口周辺、口内」の順におこないます。

大人の手のひら全体で過敏を確認する部位にしっかりと圧迫するようにあてます。お子さんが嫌がり逃げようとしても、途中で力を抜いたり手を離したりすることはなく、お子さんが落ち着き力が抜けるまでしっかり触り続けます。一つの部位が終えたら次の部位に進みます。

口内は奥歯から始めて徐々に前歯に近づけていきます。歯肉を人差し指の腹でしっかり10秒ほど圧迫します。

従来は身体の末端から触る、マッサージする方法がおこなわれていましたが、現在では感作が強くなることがあるためおこなわれません。

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●脱感作療法をおこなう実施場所、期間、回数

脱感作療法はできる限り早い時期が好ましく、対象となるお子さんは0~5歳が多い傾向があります。実施場所はご家庭のほか、歯科医院でもおこないます。

お子さんにとって楽しい経験ではないものの、ご家庭では一定期間、1日数回、食事以外の時間に毎日おこなうことで効果が得られます。

診療



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感覚過敏(触覚過敏)に対する脱感作療法
感覚過敏(触覚過敏)に対する脱感作療法 横浜・中川駅前歯科クリニック