AED 横浜・中川駅前歯科クリニック
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AED(自動体外式除細動器)とは※1

AEDとは、自動体外式除細動器(Automated External Defibrillator)の略称です。心臓に電気ショックを与えて、心臓の機能を回復させる装置です。

かつては医師にしか使用が認められていませんでしたが、2003年に救急救命士、2004年からは一般市民も使えるようになり、AEDは急速に普及していきました。

現在では、様々な施設にAEDが設置されるようになりました。国内では38万台以上のAEDが設置され、医療機関で20%、消防機関で3%、駅、学校などの施設で77%のAEDが設置されています。AEDを設置する歯科医院も増加し続けています。

中川駅前歯科クリニックでは、万が一の事態に備えて診療室にAEDを設置しています。また、AED、酸素ボンベ、口腔外バキュームなどを設置し、厚生労働省から安全性(緊急時の対応、感染予防)の高い施設として認定を受けています(歯科外来診療環境体制施設)。


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●時間が勝負

歯科治療時は、緊張している患者様が多くいます。麻酔などの処置がストレスを与え、心臓に負担をかけてしまうこともあります。体の弱い方は、心臓発作をおこしてしまうこともあると報告されています。

もしも心臓が止まってしまった場合は、脳は3〜4分間で損傷を受けてしまいます。

心室細動による心停止後の退院に至る救命の可能性は、1分ごとに 7〜10%低下し、5分後には約50%といわれています。日本では救急車が到着するまでの時間は平均で約8分です。

心停止に対する対処は、短時間での処置が救命の重要な要素となります。


 AEDの効果 成功の可能性が1分ごとに7〜10%低下



●中川駅周辺のAED設置場所

中川駅周辺では当院のほか、中川駅改札、介護老人保健施設・ソフィア都筑、ハウスクエア横浜、東京都市大学などの施設にAEDが設置されています。万が一のときは、施設関係者でなくてもAEDを使用することができます。

AEDの設置場所は、「全国AEDマップ」(http://aedm.jp/)で調べることができます。



※1 2011年度厚生労働科学研究費補助金、循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業 循環器疾患等の救命率向上に資する効果的な救急蘇生法の普及啓発に関する研究