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    嘔吐反射は下記の5つに分類されます。当クリニックの経験では、G1〜G4は通常の歯科診療が十分可能なことが多く、G4〜G5は笑気麻酔を使用することがあります。
    
    G5は患者様が心療内科などから処方された精神安定剤を服用して治療をおこなったり、歯科大学病院などの高次歯科医療機関をご紹介させていただくことがあります。
    
    
    1)G1(鈍くはないが正常範囲)
    G2〜G5の反応がおきない。
    
    2)G2(弱い嘔吐反射)
    歯周病の検査(歯周ポケット測定)で嘔吐反射がおきる。
    
    3)G3(中等度の嘔吐反射)
    鏡(デンタルミラー)で奥歯に触れると嘔吐反射がおきる。
    
    4)G4(強い嘔吐反射)
    鏡で前歯に触れると嘔吐反射がおきる。
    
    5)G5(深刻な嘔吐反射)
    口の中に鏡を入れただけで嘔吐反射がおきる。
    
    
    
    
    
    ●中川駅前歯科クリニックの対策
    
    当クリニックでは嘔吐反射のある方に対して、下記対策をおこなっています。歯科治療に対するご要望がありましたら、些細なことでも構いませんのでお申し付けください。
    
    
    1)小さな器具を使用
    治療用ドリルや歯型をとる器具はできるかぎり小さなものを使用することで、嘔吐反射をおきにくくします。
    
    
    
    
    2)状態を起こして治療
    寝た状態での治療が大変な場合は、少し状態を起こした状態で治療をおこなうことにより嘔吐反射をおきにくくします。
    
    
    3)笑気麻酔の使用
    笑気(しょうき)麻酔は、不安や恐怖心を軽くして、嘔吐反射をおきにくくする麻酔です。リラックスして歯科治療を受けることができます。当クリニックでは、希望される患者様に笑気麻酔を使用した歯科治療をおこなっています。
    
    
    
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    4)高次歯科医療機関のご紹介
    当クリニックではG1(鈍くはないが正常範囲)からG5(深刻な嘔吐反射)に該当する方の歯科治療をおこなっていますが、一部のG5に該当する方は歯科大学病院など高次歯科医療機関をご紹介させていただいたり、連携して治療をさせていただいています。
    
    高次歯科医療機関との連携例
    虫歯の治療は高次歯科医療機関でおこない、定期検診は当クリニックで実施/全身麻酔が必要な治療は高次歯科医療機関でおこない、それ以外の治療は当クリニックで実施
    
    
    
    ※当クリニックへのアクセスについては、下記のページをご覧ください。
      交通アクセス・駐車場案内図(横浜市都筑区、港北区など近隣よりご来院の方)
      
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