Q.歯科恐怖症は、どのような病気ですか?
A.歯科治療に対して恐怖心が強くなる病気です。
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Q.歯科恐怖症は病気ですか?
A.心の病気の一つとされ、世界保健機関(WHO、ICD−10)は恐怖性不安障害、アメリカ精神医学会(DSM−5)は限局性恐怖症という病気の一つに分類しています。
Q.他の恐怖症と似た病気ですか?
A.高所恐怖症、閉所恐怖症、先端恐怖症も歯科恐怖症と同じ病気に分類されています。
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Q.パニック障害やうつ病とは異なる病気でしょうか?
A.パニック障害、うつ病など心の病気をお持ちの方が多い傾向にありますが、異なる病気です。
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Q.どのような症状がありますか?
A.歯を削るドリルの音で身体が動けなくなる、治療時に吐き気がしたり意識を失う、診療台に怖くて座れないなどの症状があります。
Q.患者数は多いのでしょうか?
A.かなりの患者数がいるとされています。30〜40%の人が歯科治療に恐怖心をもち、5〜15%の人は口内環境に悪影響を及ぼすような深刻な恐怖心を歯科治療に対してもっているとされています。
Q.発症しやすい性別や年齢はありますか?
A.女性、20〜40歳代に多い傾向があります。
Q.発症要因は何でしょうか?
A.幼少期のトラウマ的な痛みの強い歯科治療、抜歯後に続いた痛みなど、過去の歯科治療が主な発症要因となります。
Q.大人になってからの歯科治療で発症することもありますか?
A.麻酔で気持ち悪くなった、虫歯治療の痛みが強かったなど、大人になってからの歯科治療で発症することもあります。
Q.歯科医院に通院しなければ問題のない病気でしょうか?
A.歯科医院に通院しなければ歯科恐怖症の症状はあらわれませんが、歯がボロボロになってしまうこともあります。定期検診、虫歯や歯周病の予防処置や治療は受けるようにしてください。
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Q.虫歯があります。痛みがないので、治療をしなくても大丈夫でしょうか?
A.歯科恐怖症の人は痛みがでてから、多数の虫歯ができてから通院することが多い傾向にあります。早期に虫歯治療をおこなったほうが、通院回数は少なく、治療時のご負担も少なく済みます。
Q.歯科恐怖症の治療はどこでおこないますか?
A.精神科、心療内科、歯科で治療をおこないます。
Q.精神科、心療内科ではどのような治療をおこないますか?
A.カウンセリングを受けたり、薬の服用による治療をおこないます。
Q.歯科ではどのような治療をおこないますか?
A.症状に応じて、少しずつ治療に慣れていただきます。最初は何もせず、カウンセリングのみで終わることもあります。
Q.歯医者さんに断られたことがあります。歯科恐怖症の患者を受け入れてくれる歯医者さんはありますか?
A.歯科大学病院(障害者歯科、スペシャルニーズ歯科)のほか、一部の歯科医院で治療をおこなっています。
Q.中川駅前歯科クリニックでは歯科恐怖症の患者さんの治療をおこなっていますか?
A.おこなっています。ご不明な点などがありましたら、お気軽にメールもしくは電話(045-910-2277)にてお問い合わせください。
Q.治療は怖いので、最初は治療せずに相談だけしてもらうことはできますか?
A.できます。お気軽にお申し付けください。
Q.一人での受診は怖くてできません。母親付き添いでの受診は可能ですか?
A.可能です。
Q.30代女性です。いい歳して付き添いでの受診はおかしいですか?
A.決してその様なことはありません。当クリニックには歯科恐怖症の方だけでなく、うつ病、パニック障害などの病気をおもちの方が、ご家族や友人の付き添いのもとで治療をお受けになられています。
Q.歯科医院の特有の臭いを嗅ぐだけで不安を感じます。
A.歯科医院特有の臭いは、過去の歯科治療の記憶と結びつき、恐怖心をもちやすくします。しかしながら、多くの人はしばらく歯科医院にいると臭いは気にならなくなります。ご要望がございましたらお申し付けください。
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Q.行くたびに先生が変わると緊張します。同じ先生に診てもらえますか?
A.当クリニックでは基本的に担当医制で治療をさせていただいていますので、歯科医師が変わることはありません。ご安心ください。
Q.女性の先生に診てもらうことは可能ですか?
A.可能です。女性歯科医師は複数勤務しています。
Q.苦手な先生だった場合は、治療途中に先生を変えてもらうことは可能ですか?
A.可能です。気兼ねなくお申し付けください。
Q.怖くて通院できず5年間放置していた虫歯が痛くなってきました。歯はボロボロですが診てもらえますか?
A.診させていただきます。お気軽にご来院いただけたらと思います。
Q.痛みの少ない虫歯治療の方法はありますか?
A.ドックベストセメント、3Mix法など歯を削る量を少なく、痛みの少ない虫歯治療があります。お気軽にご相談ください。
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Q.治療中に「やめてください」と言ったら、すぐに治療を中断してもらうことはできますか?
A.できます。
Q.閉所恐怖症のためレントゲン室が苦手です。誰かが一緒にレントゲン室に入ってもらうなど、配慮してもらえますか?
A.配慮させていただきます。お気軽にお申し付けください。
Q.窓がない診療台での治療は恐怖を感じます。窓のある診療台はありますか?
A.あります。希望されれば、窓のある診療台で治療をさせていただきます。
Q.歯が痛いです。もう我慢できません。歯医者さんに突然行っても大丈夫ですか?
A.ほとんどの歯科医院は予約制となっています。予約なしで受診されても診てもらえると思いますが、電話で予約をされてから受診されるのがよいかと思います。
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Q.歯科恐怖症のため、歯がボロボロです。就職活動のために入れ歯をつくってもらうことはできますか?
A.できます。目立たない、見た目に優れる入れ歯もありますので、お気軽にご相談ください。
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Q.定期検診は必要ですか?
A.必要です。虫歯や歯周病の予防という点だけでなく、定期的に検診のために通院したほうが歯科恐怖症の症状が改善します。
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Q.笑気麻酔とはどのような麻酔ですか?
A.笑気(しょうき)麻酔は、不安や恐怖感を軽くして、痛みを感じにくくする麻酔です。リラックスして歯科治療を受けることができます。
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Q.注射針は細いのを使用してもらえますか?
A.当クリニックでは世界最細(2022年現在)の超極細注射針を使用しています。従来の注射針に比べるとチクッとした痛みが軽減できます。
Q.中川駅前歯科クリニックでは笑気麻酔をおこなっていますか?
A.おこなっています。お気軽にご相談ください。
Q.笑気麻酔は健康保険がききますか?
A.健康保険適応の麻酔です。
Q.抗不安薬の服用は効果はありますか?
A.効果はあります。治療の1〜2時間前に服用することで不安や緊張がやわらぎ、、リラックスして治療を受けることができます。
Q.中川駅前歯科クリニックでは抗不安薬を使用した歯科治療をおこなっていますか?
A.おこなっています。お気軽にご相談ください。
Q.事前にメールで相談することはできますか?
A.メールにてご相談をお受けしています。お気軽にご相談ください。
※当クリニックへのアクセスについては、下記のページをご覧ください。
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