横浜・中川駅前歯科クリニック
舌痛症の治療

舌痛症に関する情報や研究は少なく、治療をおこなっている医療機関はほとんどありません。医療機関に受診しても「異常はないです」、「気のせいです」と言われて、治療が終了となることも多いようです。

治療にあたっては、かかりつけの歯科医師、医師と相談しながら進めていくのがよいでしょう。治療は長期間に渡ることがあり、短期間にすぐに結果を求めるのではなく、あせらず長い目で根気よく治療を続けていくことが大切です。


歯科では、舌に直接触れる部位のつめ物や入れ歯に破損などの問題があれば治します。歯石が付着して歯の表面がザラザラしているようでしたら、舌を傷つけることになるので、歯石の除去(歯のクリーニング、PMTC)などをおこない歯の表面をツルツルにしていきます。マウスピースを歯に装着することにより治ることもあります。

プロテクターマウスピース


唾液には粘膜を保護する作用があります。唾液が減少すると舌が痛むことがあります。ドライマウス(口腔乾燥症)治療により舌痛症を治していくこともあります。舌痛症の患者さんは味覚障害を訴えることもあり、味覚障害の治療を同時におこなうこともあります。


心療内科では抗うつ薬、向精神薬による治療がおこなわれます。うつ病など精神的な病気にかかっていなくても効果があります。

薬による治療では、漢方薬が使用されることもあります。柴朴湯(さいぼくとう)、加味逍遥散(かみしょうようさん)は抗うつ剤、精神安定剤に近い効果があります。麦門冬湯(ばくもんどうとう)はドライマウスを原因とする舌痛症に使用されます。

カンジダ(カビの一種)による舌炎が舌痛症の原因になっている場合は、歯のクリーニングと同時に抗真菌薬による治療がおこなわれます。


※診療時間を十分に確保して診させていただくため、受診の際はお手数ですが電話にてご予約ください。


ホーム

治療内容

ドライマウス

味覚障害


[電話番号]
045-910-2277