キシリトール 横浜・中川駅前歯科クリニック
キシリトール

●キシリトール

キシリトールとは、現在は工業生産されていますが、もともとはシラカバやカシなどの木や植物からつくられる甘味料です。

栄養的には、「糖アルコール」と呼ばれる炭水化物の一種です。砂糖と同じくらいの甘味がありますが、キシリトールのカロリーは3kcal/gと、4kcal/gの砂糖と比べて少なめです。

白樺 シラカバ林(キシリトールはシラカバなどからつくられます)

※当クリニックではキシリトールガムを取り扱っています。お気軽にお問い合わせ下さい。

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●キシリトールの効果

キシリトールには、虫歯のもとになる歯垢(しこう)をつくらないほか、ガムなどの製品で摂取をおこなうと、唾液の分泌を促し虫歯の予防効果も得ることができます。血糖値を上げないため、糖尿病の患者さんの食事に使用されることもあります。

そのほかに、虫歯菌の増殖を抑えた、歯を修復(再石灰化)する作用があった、母親がキシリトールガムをかむことによって虫歯菌の母子感染予防に効果があったという研究報告もあります。

キシリトールガム キシリトールガム

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●キシリトールガムの上手な選び方

虫歯予防に効果的なキシリトールガムは、甘味料の少なくとも50%以上がキシリトールであることが望ましいとされています。

歯科医院で販売されているキシリトールガムは、虫歯予防を第一に考えられているため、キシリトール100%で、1粒あたりのキシリトールの量は市販のキシリトールガムの2倍となっています。

一方で、市販のキシリトールガムは、味をよくするために、キシリトール以外の甘味料やミントなども混ぜています。好みに応じて摂取していくのがよいでしょう。

キシリトールガム キシリトール製品

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●キシリトールガムの上手な摂取方法

かむ回数
虫歯予防を考えるのであれば、1日3回、毎食後に摂取するのが効果的です。虫歯になりやすかったり、積極的に虫歯予防をおこなうときは、毎食後だけでなく、間食後、寝る前にも摂取するのがよいでしょう。一度にたくさん摂取するよりも、1日に何回かに分けて摂取するほうが効果的です。

キシリトールを含む糖アルコールは消化吸収されにくく、大腸では水の吸収を妨げるため下痢をおこすことがあります。大量に摂取しないことが必要です。

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かむタイミング
歯垢を落としやすくするには歯みがき前、歯の質を強くするなら歯みがき後の摂取が効果的です。また、唾液の分泌が減る寝る前に摂取することも、虫歯予防には効果的です。無理なくできる方法で摂取していくのがよいでしょう。


かむ時間
キシリトールガムは摂取後1〜2分で味はしなくなりますが、よくかんで唾液をたくさん出すことも、虫歯の予防には大切なことです。味がなくなっても、10分ほどかみ続けるとよいでしょう。



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