ナルコレプシー Q&A

Q.ナルコレプシーとはどのような病気ですか?

A.
「居眠り病」ともいわれ、時と場所に関係なく居眠りを一日に何回も繰り返す病気です。

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Q.どのくらいの患者さんがいますか?

A.
日本では600人に1人の割合(0.16%)で発症するとされています。日本国内には20万人以上の患者さんがいるとされています。



Q.かかりやすい年齢はありますか?

A.
10〜20歳代前半がほとんどで、特に15歳前後に多くみられます。



Q.何科に受診すればよいでしょうか?

A.
一部の精神科、神経内科のほか、内科、循環器内科、呼吸器内科、耳鼻咽喉科などで治療をおこなっています。医療機関がお分かりならないときは、診させていただいた後に、当クリニックで適切な医療機関をご紹介させていただくこともできます。



Q.完治しますか?

A.
現在のところ完治する方法は見つかっていません。しかしながら治療によって症状を軽くすることはできます。



Q.どのような治療をおこないますか?

A.
薬の服用と生活習慣の改善をおこないます。昼間の眠気を軽減させる薬、睡眠薬など、症状に応じて薬の服用をおこないます。



Q.治療ではどのような薬を服用するのでしょうか?

A.
日中の眠気に対してモダフィニル、ペモリン、メチルフェニデートなどの中枢神経刺激薬が使用されます。
驚いたり笑ったりすると全身の力が抜けてしまう、寝入りばなに金縛りにあうなどの症状には、クロミプラミン、イミプラミンなどの抗うつ薬が使用されます。



Q.生活習慣では、どのようなことに注意すればよいでしょうか?

A.
夜間に十分な睡眠をとり規則正しい生活を送る、可能であれば昼休みに短時間の昼寝をする等をおこないます。



Q.居眠りの原因となる病気には、他にどのような病気がありますか?

A.
睡眠時無呼吸症候群、むずむず脚症候群、睡眠不足、過眠症などがあります。

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