顎関節強直症

●顎関節強直症とは

顎関節症強直症(がくかんせつきょうちょくしょう)とは、下あごの骨(下顎骨)と頭蓋骨(側頭骨)がくっついてしまい、あごの関節が動かなくなる病気です。年齢では10歳未満、次いで20〜30歳代、性別では男性に多いとされています。

口が開きにくい、全く開かない、口を開くと痛い、下あごが動きにくい、食べにくい、話しにくいといった症状があります。適切な治療をおこなわないと、小児は顔面が非対称になったり、あごのゆがみ、小さな下あご(小顎症)など発育に障害が生じることがあります。

顎

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顎関節強直症の原因

原因のほとんどが感染(炎症)と外傷ですが、生まれつきや慢性関節リウマチのこともあります。外傷は転落によるあごの骨の骨折が多く、抗生物質の普及により減少傾向にあります。

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顎関節強直症の治療

外傷や炎症の症状改善後、早期に長期間(1年前後)のあごの運動訓練をおこなうことで強直症の発症を防ぐことができますが、強直症を発症すると運動訓練では治らず手術が必要となります。

手術では下あごの骨と頭蓋骨のくっついた部分を切り離す「顎関節授動術」のほか、下あごの骨を一部切除して人工の関節を入れる「顎関節人工関節置換術」がおこなわれることもあります。

診療

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当クリニックの対応

当クリニックでは顎関節強直症の検査、必要に応じて手術をおこなう高次医療機関をご紹介させていただいています。ご相談のみもお受けしています。お気軽にご相談ください。



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