顎関節症の種類は、障害のある部位によって4つのタイプに分類されています。タイプが違っても、治療方法が大きく変わるわけではありませんが、一般に下にいくほど重症とされています。
1)咀嚼筋障害(1型)
あごの周囲にある筋肉に障害がおき、痛みが生じます。あごの筋肉が痛い、あごを動かすといたい、あごを動かしにくいなどの症状があらわれ、顎関節症の患者さんの15%程度を占めます。
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2)顎関節痛障害(2型)
かたい物を無理にかんだり、大きなあくび、睡眠中の歯ぎしりなどして、あごを動かすと痛みが生じたり、顎関節を周囲の組織が傷つき、炎症がおきることによっておきます。あごを動かすと痛い、あごを動かしにくいなどの症状があらわれ、顎関節症の患者さんの10%程度を占めます。
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3)顎関節円板障害(3型)
顎関節のクッションの役割をもつ関節円板の位置がずれてしまったり、変形したりしている状態。痛みは弱く、口を開けるとカクカク、コキコキ音がします。口が開きにくくなることもあります。音がなるだけの症状であれば治療をおこなうことはありません。最も患者数が多く、顎関節症の患者さんの6〜7割を占めます。
4)変形性顎関節症(4型)
顎関節の骨が変形してしまい、あごの動きが悪くなったり痛みがでます。口を開け閉めすると、ゴリゴリ、ジャリジャリ音がすることがあります。4つの中では最も患者数が少ないタイプです。
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