横浜・中川駅前歯科クリニック
睡眠時無呼吸症候群と歯ぎしり
●睡眠時無呼吸症候群と歯ぎしり
睡眠時無呼吸症候群にかかると、寝ているときに呼吸が止まるため、脳は活性化され睡眠が浅くなります。また、歯ぎしりは睡眠が浅くなるとおきるため、何らかの関連があるのではないかとされています。
実際に歯ぎしりの多くが無呼吸とともに観察されたとの研究報告もあり、睡眠時無呼吸症候群にかかっている人の大半が歯ぎしりをしていたとの研究報告もあります。
睡眠中の歯ぎしりを引きおこす要因として、精神的なストレス、カフェインやアルコールの摂取、喫煙などがありますが、いびきや睡眠時無呼吸症候群も歯ぎしりを引きおこす要因となります。
睡眠時無呼吸症候群は自覚症状がないことが多く、気付かず治療を受けていない人がほとんどです。睡眠中の歯ぎしりもまた無意識にすることが多く、また日によって変動が大きいため、気付いていない人がほとんどです。
睡眠時無呼吸症候群、歯ぎしりは身体に様々な悪影響を及ぼすので注意が必要です。
●歯ぎしり防止装置(ナイトガード)と睡眠時無呼吸症候群
睡眠中の歯ぎしりを防止するための装置「ナイトガード」は、歯ぎしりの治療で最も使用されます。ところが、ナイトガードの種類によっては下あごが後方にわずかに押し下げられ、気道が狭くなり、いびきや睡眠時無呼吸症候群の症状が悪化することがあります。
ナイトガードの使用にあたっては、専門の歯科医師により気道やあごの形態、いびきや睡眠時無呼吸症候群の症状、睡眠薬などの薬の服用等を確認してもらい、適切なナイトガードを選択する必要があります。
●いびき防止装置(スリープスプリント)と歯ぎしり
上下が一体となったスリープスプリントは、いびきや睡眠時無呼吸症候群の症状を改善するだけでなく、歯ぎしりを防止する効果も認められています。
いびき、睡眠時無呼吸症候群と歯ぎしりを治したい場合は、上下が一体となったスリープスプリントを使用するのも一つの方法です。
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