口顎ジストニアとは

ジストニアとは身体が自分の意思とは関係なしに筋肉が動いてしまう状態をいいます。全身に症状があらわれたり、手、足、首などの局所に症状があらわれることもあります。口顎ジストニアは、あご、舌、顔の筋肉の異常な活動で、食べたり、飲み込んだり、会話をしたり、口を開けたり閉じるのに障害がおきたり、食いしばりを引きおこします。


口顎ジストニアの症状
ものがうまくかめない/あご、口、舌、唇が無意識に動く、ふるえる/筋肉が痛い/口が開かない/口が閉じられない/かみしめる/食いしばる/あごがずれる/飲み込みにくい/うまく話せない ほか 

ジストニアは特定の筋肉がいつもほぼ同じパターンで動き、全身もしくは一部に不自由な状態が生じます。ジスキネジアは特定の筋肉がリズミックで不規則な運動をおこします。



口顎ジストニアの原因

運動や姿勢をコントロールしている大脳の機能の異常と考えられています。原因不明のこともありますが、精神科の薬の服用、頭部の外傷、脳卒中、脳性麻痺、遺伝、パーキンソン病、ウィルソン病のほか、抜歯や入れ歯の作製など歯科治療後に症状があらわれることもあります。

診察

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口顎ジストニアと鑑別が必要な病気

口顎ジストニアと間違いやすい病気として下記があり十分な診査をおこなう必要があります。


1)顎関節症
筋肉の疲労やあごの関節の異常により、あごがずれる、口が開かない、口が閉じられないなどの症状があらわれることがあります。

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2)ジスキネジア
自分の意思とは関係なしに身体が動いてしまうことをジスキネジアといいます。パーキンソン病の薬や向精神薬の副作用などによってあらわれます。

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3)破傷風
初期の症状として口が開きにくくなり、やがて飲み込みや全身のけいれんがおきます。手遅れになると死亡する可能性が高い病気のため、早期に対応する必要があります。

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4)歯ぎしり 食いしばり
日中や睡眠中に無意識に歯をグリグリ動かしたり、食いしばることがあり、非常に多くの患者さんがいます。

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口顎ジストニアの治療

一般的に治療は主に下記2つの方法がありますが、口顎ジストニアの治療では保険適応の点から薬物治療が多い傾向にあります。治療は神経科、神経内科、脳神経外科などでおこないます。


1)ボツリヌス治療
当クリニックではおこなっていません ボツリヌス菌が作り出すタンパク質「ボツリヌストキシン」を注射することで、筋肉の働きを抑え弱くする治療法です。6割の患者さんにかみにくい、話しにくいといった症状の改善がみられます。


2)薬物治療
アーテン、セルシン、リボトリール、デパス、リオレサールなどの薬が有効とされています。

薬



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