●スリープスプリントの治療効果を予測する要素
下表において、左の項目に多く当てはまるほどスリープスプリントの治療効果は高いと考えられます。ただし、スリープスプリントの治療効果は、気道や舌の形態、筋機能、歯科医師の経験や技術などにも左右されるため、大まかな目安とお考えください。
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治療効果が大きい 治療効果が小さい |
性別 |
女性 |
男性 |
関連するページ 女性の睡眠時無呼吸症候群 |
年齢 |
低い |
高い |
関連するページ 高齢者の睡眠時無呼吸症候群 |
肥満度 |
低い |
高い |
関連するページ 肥満といびき |
頚部周囲長(首の太さ) |
短い(細い) |
長い(太い) |
下あごの大きさ |
小さい(引っ込んでいる) |
大きい(出ている) |
下あごの歯列(前後径) |
長い |
短い |
関連するページ 睡眠時無呼吸症候群と顔の形、歯並びとの関係 |
AHI(無呼吸の回数) |
小さい |
大きい |
歯の本数 |
多い |
少ない |
歯周病 |
ない |
ある |
鼻づまり |
ない |
ある |
顎関節症 |
ない |
ある |
舌の位置 |
正常 |
低位舌 |
軟口蓋 |
短い |
長い |
体位依存性※1 |
ある |
ない |
※1 体位依存性とは
上に向いて寝る(仰臥位、ぎょうがい)といびきをかき、横に向いて寝る(側臥位、そくがい)といびきをかきにくいタイプ。専門的には、仰臥位が側臥位の2倍以上の無呼吸低呼吸数(AHI)を体位依存性、2倍未満は非体位依存性とされています。
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●スリープスプリントの治療効果を予測する検査
一部の医療機関では、治療前に呼吸音、気道の形態、気道の抵抗、筋機能などを調べることにより、スリープスプリントの治療効果を予側しています。
ただ、CT、MRIなどの検査は健康保険適応外で費用がかかること、スリープスプリント自体がそれほど費用がかからず、簡単に作製できることから普及はしていません。
主な検査
いびき音テスト/鼻腔抵抗値検査/側方頭部X線規格写真検査(セファロメトリー)/CT/MRI/内視鏡検査/複数圧センサー/遠隔下顎移動装置検査
※当クリニックでは、いびき音テスト、側方頭部X線規格写真検査(セファロメトリー)、CT、MRIが可能です。
※スリープスプリントは、問題がなければ2〜3回のご来院で簡単に作製できます。また、手術や持ち運びの不便な大きな器具は必要ありません。ほとんどの方にいびきの改善がみられます。お気軽にご相談ください。
※いびき治療の受診をご希望の方は、お手数ですが事前にご予約ください。
※当クリニックへのアクセスについては、下記のページをご覧ください。
交通アクセス・駐車場案内図(横浜市都筑区、港北区など近隣よりご来院の方)
青葉区・宮前区からのご来院(横浜市青葉区、川崎市宮前区からご来院の方)
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