蕪栗沼へようこそ
 
大崎市市章
蕪栗沼空撮(提供:群像舎)
マガンの飛び立ち
蕪栗ぬまっこくらぶ
 蕪栗沼の保全や管理を行っているNPO法人です。渡り鳥の調査をはじめ、地域の学校の環境学習支援、清掃活動やヨシ刈りなど湿地環境の維持管理をしています。
環境教育活動
環境教育
蕪栗沼位置図
「かぶくりぬま」ってどんなところ?
 
 蕪栗沼は、宮城県北部の平野部にある、面積約150ha(1.5平方キロメートル)の低地性湿地です。周辺3つの水田とともに遊水地として整備されており、増水時に一時的に水を貯めることで周囲の家屋や水田を洪水から守っています。国の天然記念物に指定されているマガンの越冬地で、国内に飛来する半数の約7万羽が利用しており、国際的に重要な湿地を保護するラムサール条約に指定されています。
 
ねぐら入り
ミズアオイ
蕪栗沼の基礎情報
位置・地理

蕪栗沼は、北上川水系の迫川の支流のひとつ「旧迫川」の上流部を流れる小山田川の流域にあり、小山田川、萱刈川(かやかりがわ)、瀬峰川、駒林川の4つの河川が合流する場所にあります。行政区は、大崎市、登米市の境に位置し、遊水地の一部は栗原市(旧瀬峰町)になります。

動植物
これまでに約1500種の動植物が確認されています。鳥類約200種、魚類32種、昆虫約800種、植物約400種です。多くの渡り鳥の越冬地、中継地となっているため鳥類が多いのが特徴です。また低地性湿地に特有の希少種が多く見られます。
法的保護
沼全体は遊水地として河川法で保護されています。2005年に国指定鳥獣保護区に指定されました。また国際的に重要な湿地を保護するラムサール条約に指定されています。
ギンヤンマ
ニゴイ
   
オオヒシクイ
マガンの飛び立ち

マガン

雁ってどんな鳥なの?
 雁は「がん」や「かり」と読みます。ハクチョウと同じガン族の仲間で、やや小さく、世界に約15種類がいます。家族の絆が強く、集団で行動することから、人間によく似た性質をもっています。長距離を渡る種が多く、高い飛行能力を持っています。飛ぶときにカギ型の隊列をつくることが特徴です。また大変美味であることから、狩猟の対象となり、日本ではほぼ絶滅状態になったことがあります。椋鳩十の「大造じいさんとがん」で良く知られていますが、狩猟の影響で生息地が限られるため、なかなか見ることができません。人に飼い慣らされた品種はガチョウと言います。
 
ラムサール条約湿地
 
マガンの生活図
どんな生活をしてるの?「生活サイクル」(日本)
 マガンは夜は沼で休息し、昼は水田で食事をしています。宮城県には3つのラムサール条約湿地があり、分散して生活しています。

 蕪栗沼では約200種の鳥が確認されています。冬にシベリアから飛来するマガンは、約7万羽が利用しており、国内最大級の越冬地となっています。2005年には、「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」(ラムサール条約)に登録されました。また日本国内では珍しいガン類(ヒシクイ、シジュウカラガン、カリガネ)が定期的に利用しているほか、オジロワシやチュウヒなどワシタカ類の数も多く、渡り鳥にとって重要な生息地となっています。

 
どれくらいの数?「飛来数」
 1971年にマガン、ヒシクイ、コクガンが天然記念物に指定されたときには、狩猟の影響で、国内で数千羽しかガン類は残っていませんでした。それから少しずつ数が回復して、日本全体で20万羽前後になっています。そのうち8〜9割が宮城県に集まります。
飛来数のグラフ
 
 
どこから来るの?「繁殖地」
 マガンが生まれるのは、ロシアのシベリアです。日本雁を保護する会により、発信器の電波を衛生で追跡する調査が実施されました。卵を産んで約三ヶ月で日本に向けて旅立ちます。海上を飛ぶときは、数百キロをいちどに飛ぶこともあります。
渡りのルート
 
 
農業との関わり
 マガンは日中は田んぼにある落ち穂や雑草を食べています。天日干しの稲を食べてしまう食害があり、補償するための条例がつくられています。またマガンをブランド化した米やお酒が売られるなど、農業との共生を図る取組が行われています。
トラクターとマガン
 
パタ崎さん
   
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クサガメ
顕微鏡
水辺の生き物観察
クサガメを観察してみた
顕微鏡を紹介する。
水辺の生き物観察のようす
ヤマカガシ
仏沼
オオヨシキリ
ヘビ特集(作成中)
湿地交流:青森県仏沼
オオヨシキリ!

 

 
最新情報
 
 
渡り鳥を見に行こう!
 
 蕪栗沼では、冬には最大で7万羽を超える渡り鳥が集まります。そのほとんどはマガンで、朝の飛び立ち、夕方のねぐら入りの光景は圧倒的な迫力があります。マガンは日中、水田で落ち穂を食べおり、沼にはいません。昼間は、オオヒシクイやハクチョウ類をはじめ、ガンカモ類やワシタカ類のバードウォッチングが楽しめます。たまに珍鳥と呼ばれるレアな鳥が飛来することがあり、多くのバードウォッチャーが集まります。
 
観察シーズン:10月中旬〜2月上旬
環境学習対応:11月15日〜12月5日、1月15日〜2月5日
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渡り鳥観察
     
     
 
朝の飛び立ちは日の出20分前、夕方のねぐら入りは日没20分後が最盛期です。南北に駐車場があり、白鳥地区を約2時間で一周できる観察路があります。飛び立ちは西駐車所から見ると日の出バックに見えます。

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シジュウカラガン
オオハクチョウ
ダイサギ
オジロワシ
ベニマシコ
マガモ
 
環境教育コーナー
     
渡り鳥についてのお話
 
 蕪栗ぬまっこくらぶでは、「生きもの出前授業」「水辺の生き物観察」「水質クリーン作戦」「ヨシ原の体験学習」「渡り鳥の観察」「渡り鳥についてのお話」「バイオマス利用とワイズユース」などの環境教育メニューを、小中学校向けに提供しています。内容によっては講師を派遣して、先生の授業をサポートしています。
 
蕪栗沼の名前の由来
 蕪栗という名前の由来は「カブのように美味しい栗がとれる栗林が沼のほとりに広がっていたから」という説と、「畑から栗のように美味しいカブがとれるから」という2つの説があります。どちらも1700年頃に書かれた封土記に書いてあります。(田尻町史参照)
 
生きもの出前授業
 沼や田んぼの生きものを学校で展示して観察します。野外で生きもの観察をする前の事前学習として最適です。
出前講座
 
環境学習対応:6月20日〜7月10日と9月10日〜10月10日
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水辺の生き物観察
 蕪栗沼で、池や小川の中にいる水生昆虫、魚、小動物、水生植物を虫かごや網を使って観察する体験学習です。
水辺の生き物観察
 
環境学習対応:6月20日〜7月10日と9月10日〜10月10日
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水質クリーン作戦
 CODやリン酸など、川の水質を調べてよごれの原因を学んだり、流れてきたゴミを集めて処分したりします。
水質調査
 
環境学習対応:6月20日〜7月10日と9月10日〜10月10日
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ヨシ原の体験
 沼のヨシ原でヨシ刈りのお手伝いをしたり、よしずを作って昔の人の暮らしや道具について学びます。
よしずづくり
 
環境学習対応:11月15日〜12月5日、1月15日〜2月5日
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緑の横棒

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宮城県大崎市蕪栗字沢田23番地2
電話 0229-38-1401 FAX. 0229-38-1402
E-mail:makomo@aqua.famille.ne.jp

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