Q.てんかんであることを理由に歯科治療を断られたことがあります。治療はどこでおこなっていますか?
A.一般の歯科医院で治療はおこなっていますが治療を断る歯科医院もありますので、診療予約や初診時にてんかんがあることをご相談されるのがよいかと思います。
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Q.中川駅前歯科では、てんかん患者の歯科治療をおこなっていますか?
A.おこなっています。
Q.中川駅前歯科に歯科治療に来るてんかんの患者さんは多いですか?
A.てんかんは人口の1%にみられるとされ、非常に患者数の多い病気です。そのため、当クリニックにも多くの患者様が来院されています。
Q.自閉スペクトラム症を合併していますが、診てもらうことはできますか?
A.症状にもよりますが診察可能です。当クリニックでの診療が困難な場合は、連携している高次歯科医療機関をご紹介させていただくことも可能です。
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Q.受診にあたって気を付けることはありますか?
A.発作は睡眠不足や体調不良のときにおきやすいため、体調を整えて受診していただけたらと思います。ご要望等がございましたらお申し付けください。
Q.診察を断られそうなので、かかりつけの歯医者さんに病気のことを言おうか迷っています。
A.ご自身の身体を守るためにも受診の際は申告するようにしてください。
Q.テグレトールを服用しています。服用していても歯科治療をおこなうことはできますか?
A.できます。お気軽にご来院ください。
Q.治療中に発作がおきないか心配です。
A.発作がおきにくいようにご負担の少ない治療をさせていただきます。
Q.歯科治療時はタオルを持参して、発作時は舌をかまないようにタオルを入れてもらったほうがいいのでしょうか?
A.タオルの使用は窒息の原因になりますので避けたほうがいいでしょう。
Q.家族が入れ歯を使っています。発作時は頬や舌をかんでしまうのを防ぐために家族が入れ歯を外したほうがいいでしょうか?
A.他人が入れ歯は外すのは大変です。状況にもよりますが入れ歯は外さないほうがよいことが多いです。
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Q.3歳のてんかん持ちの子供がいます。そろそろフッ素塗布などの予防処置をしてもらいたいのですが、てんかん発作がおきないか心配です。
A.虫歯ができてから受診するとお子さんの負担が大きくなりますので、予防処置のために受診された方がよいかと思います。
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Q.9か月の子供が口をパクパクしています。母乳をあげたあとでも口をパクパクすることがあります。ネットで調べるとてんかんの症状との記載がありました。
A.この時期のお子さんによくみられる症状です。てんかんではないと思われます。
Q.光過敏のてんかんです。診療時は配慮していただけますか?
A.ライトを消す、目にタオルをかける等をさせていただきます。タオルをご持参されてもかまいません。
Q.歯肉の腫れがひどいです。てんかんの影響でしょうか?
A.抗てんかん薬の副作用と思われます。歯みがきをしっかりおこない、歯科医院で治療をおこなうことで改善します。
Q.アレビアチンとテグレトールでてんかん発作が抑えられているのですが、歯が見えないくらい歯肉が腫れてきました。薬は変えたくないのですが、どうしたらよいでしょうか?
A.まずはかかりつけの医師に相談してください。歯科では必要に応じて増殖した歯肉の切除などをおこないます。
Q.無意識に舌を動かしてしまいます。てんかんの影響でしょうか?
A.抗てんかん薬の影響によるジスキネジアという症状と思われます。
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Q.てんかんの薬の副作用にはどのようなものがありますか?
A.ジスキネジア、歯肉の腫れ(歯肉肥大)、口腔乾燥症(ドライマウス)、口内炎などがあります。
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Q.歯肉が腫れることのあるてんかんの薬を教えてください。
A.アレビアチン、ヒダントール、イーケプラ、デパケン、バレリン、セレニカRなどが該当します。
Q.テグレトールと併用できない薬はありますか?
A.マクロライド系抗生物質(クラリス、ジスロマック)等が該当します。歯を抜いたとき、歯肉が腫れたときに処方されますが、薬の作用が強まり、意識レベルの低下などがおきる可能性があります。
Q.デパケンと併用できない薬はありますか?
A.痛み止めの薬として処方されるアスピリン等が該当します。薬の作用が強まり、意識障害やけいれん、呼吸の低下がおきることがあります。
Q.薬剤師さんが在籍していると聞きました。歯科治療だけでなく、薬の相談をしてもらうことは可能ですか?
A.可能です。お気軽にご相談ください。
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Q.小学生です。最近、前歯の永久歯の色が変わってきました。てんかんの影響でしょうか?
A.発作時に前歯をぶつけて、歯の神経(歯髄)が死んでしまったのではないかと思われます。かかりつけの歯科医師に相談してみるのがよいでしょう。
Q.発作時に食いしばってしまい、口の中が血だらけになってしまうことがあります。何か対処方法はありますか?
A.歯科医院で消毒などの処置をしてもらうと治りが早くなります。
Q.てんかん発作で前歯を折ったり、口唇をかんで口内炎ができることがあります。このような患者さんは多いのでしょうか?
A.決してめずらしいことではなく、てんかん発作で歯が欠けた、折れた、口唇や頬の粘膜が切れた、舌が切れた、口内炎ができたとのことで来院される患者様はいます。
Q.発作で前歯をぶつけて歯が折れて、数本の歯がさし歯になっています。気を付けることはありますか?
A.ご自身の歯に比べるとさし歯は弱く虫歯になりやすい傾向にあります。これまで以上に歯をしっかりみがいたり、歯科医院でクリーニングをおこなうなどして、十分なメンテナンスが必要となります。
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Q.夜間の発作に備えてマウスピースを装着するのは有効でしょうか?
A.歯の破折や口内粘膜の外傷を防ぐため有効です。簡単に外れるものではないので問題ないと思われますが、発作時に飲み込む危険がある場合は装着を避けたほうがよいでしょう。
Q.マウスピースを作るのに何回くらいの通院が必要ですか?
A.2回の通院で作製できます。
Q.事前に相談することはできますか?
A.メール、電話(045-910-2277)にてご相談をお受けしています。お気軽にご相談ください。
当クリニックでは、てんかんの方の歯科治療に対応させていただいております。ご不明な点等がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
※当クリニックへのアクセスについては、下記のページをご覧ください。
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