オーラルフレイル、口腔機能低下症とは

口の機能が低下した状態のことを「オーラルフレイル」、「口腔機能低下症」といいます。

オーラルフレイル、口腔機能低下症を放置すると、「歯を失う→かむ能力の低下→かめない、飲み込めない(摂食嚥下障害)→栄養不足(低栄養)→身体機能の衰え→要介護」という経過をたどることがあります。

早いうちから対策をおこなうことによって、口や歯の機能低下を防ぐことが大切です。


歯から始まるフレイルサイクル

関連するページ  オーラルフレイルと低栄養  摂食嚥下障害  摂食嚥下訓練



●オーラルフレイル、口腔機能低下症の診断

オーラルフレイル、口腔機能低下症の定義と診断基準は、2016年に日本老年歯科医学会によって定められ、発表されました。

1)口内の汚れ、2)口内の乾燥、3)かむ力、4)舌や口唇の運動機能、5)舌が食べ物を押しつぶす力、6)かむ機能、7)飲み込む機能のうち、3項目以上が基準以下であると口腔機能低下症と診断されます。

基準を満たしていないものの低下がみられる場合は、オーラルフレイルと診断されます。

介護

関連するページ  オーラルフレイル Q&A  軽度認知障害(MCI)と歯科治療



オーラルフレイル、口腔機能低下症の対応

歯や口の機能低下を防ぐために、歯科衛生士など専門家による口腔ケア、虫歯の治療、入れ歯の作製、口唇や舌の筋力訓練などをおこないます。オーラルフレイル、口腔機能低下症の対応としては下記があります。


オーラルフレイル、口腔機能低下症
※高齢期における口腔機能低下−学会見解論文2016年度版−(日本老年歯科医学会)


1)口内の汚れ(口腔不潔)
毎日の歯みがきのほか、定期的な歯科医師、歯科衛生士による口腔ケア、歯のクリーニングをおこない、口内の細菌を減らし、清潔にします。口内を清潔にすることで、肺炎などの感染症を防ぎます。

歯のクリーニング

関連するページ  口腔ケア  歯のクリーニング(PMTC)  誤嚥性肺炎



2)口内の乾燥(口腔乾燥)
口の中が乾燥すると、口内の細菌が繁殖するほか、食べにくくなったり、話しにくくなります。十分な水分補給、唾液腺のマッサージなどをおこない、口内の乾燥を防ぎます。

関連するページ  ドライマウス(口腔乾燥症)



3)かむ力(咬合力低下)
虫歯の治療をおこなったり、入れ歯やインプラントなどで失った歯の修復をおこない、かむ力を向上、あるいは維持させることで、しっかり食事が食べれるようにします。

食事

関連するページ  虫歯  入れ歯  インプラント



4)舌や口唇の運動機能(舌口唇運動機能低下) 6)かむ機能(咀嚼機能低下)
5)舌が食べ物を押しつぶす力(低舌圧)  7)飲み込む機能(嚥下機能低下)


「あいうべ体操」による舌の機能訓練、パタカラによる口唇の機能訓練などを通して、かむ機能、飲み込む機能を向上、あるいは維持していきます。

パタカラ

関連するページ  低位舌(あいうべ体操)  口腔筋機能療法器具“パタカラ”



※当クリニックへのアクセスについては、下記のページをご覧ください。
  交通アクセス・駐車場案内図(横浜市都筑区、港北区など近隣よりご来院の方)
  青葉区・宮前区からのご来院(横浜市青葉区、川崎市宮前区からご来院の方)
  小田急線沿線からのご来院(東京都町田市、川崎市麻生区、多摩区などからご来院の方)
  横浜線沿線からのご来院(横浜市緑区、相模原市などからご来院の方)
  南武線沿線からのご来院(川崎市中原区、高津区などからご来院の方)
  広域路線図 広域道路地図(神奈川県、東京都からご来院の方)
  新幹線・飛行機でのご来院(神奈川県、東京都以外からご来院の方)




関連するページ  訪問歯科  認知症


オーラルフレイルと口腔機能低下症
オーラルフレイルと口腔機能低下症 横浜・中川駅前歯科クリニック