中学生から高校生にかけては、心身が発達し、生活習慣が大きく変化する時期です。小学生のときは気にならなかった口臭が気になったり、口臭を友人から指摘されたり、生活習慣の乱れから口臭が強くなったりします。
主な口臭の原因、予防、治療としては下記がありますが、ご不明な点などがありましたら、お気軽にご来院、お問い合わせください。
●中学生、高校生の口臭の原因
虫歯、歯肉炎など、歯科的な問題が口臭の原因になっていることが多いもの、中学生や高校生は、下記を原因として口臭が発生していることがあります。
かむ回数の少ない食生活
パン食、コンビニエンスストアの弁当、ファーストフード中心の食生活であったり、早食い、水などで流し込む食事を摂っていると、かむ回数は減り、唾液の分泌量も減少します。
唾液には細菌の繁殖を抑える作用、食べかすを洗い流す作用などがあるため、唾液の分泌の減少は口臭が強くなる原因となります。
関連するページ かむ回数が増える食事をしましょう! 唾液の働き
朝食抜きの食生活
朝食を食べると消化や吸収がおこなわれ、体内の活動が活発になります。唾液の分泌量も増え、口臭を抑えることができます。
「空腹時口臭」という言葉ありますが、朝食抜きで空腹の状態が続くと、昼食まで口臭が強くなります。また、朝食抜きの生活は学業の成績も悪くなる傾向があります。
関連するページ 口臭が強くなる時間(空腹時の口臭) 子供の朝食 朝食を食べる工夫
清涼飲料水の過剰摂取
清涼飲料水を水代わりに頻繁に飲んでいると、口臭が強くなります。スポーツドリンクも含めて、清涼飲料水は糖分が含まれていたり、酸性の飲料であることが多く、細菌が繁殖し口臭の原因となります。
関連するページ スポーツドリンクと経口補水液
携帯電話、スマートフォンの長時間使用
携帯電話やスマートフォンを使用しているときは、口内は緊張状態が続き乾燥します。口内が乾燥すると口臭が強くなります。
不規則な生活 睡眠不足
夜更かしをするなど不規則な生活を送ったり、スマートフォンの長時間使用などで睡眠不足が続くと、自律神経が乱れて唾液が減少します。唾液の減少によって、口臭が強くなります。
●中学生、高校生の口臭予防と治療
歯科医院や口臭外来では、歯のクリーニング(PMTC)、虫歯や歯周病の治療、食生活や歯みがき方法の指導、口臭予防対策についてのカウンセリングなどをおこないます。
口臭の予防方法、改善方法についてご不明な点がありましたら、些細なことでも構いませんので、ご来院の際にお気軽にお問い合わせください。
※当クリニックへのアクセスについては、下記のページをご覧ください。
交通アクセス・駐車場案内図(横浜市都筑区、港北区など近の隣よりご来院の方)
青葉区・宮前区からのご来院(横浜市青葉区、川崎市宮前区からご来院の方)
小田急線沿線からのご来院(東京都町田市、川崎市麻生区、多摩区などからご来院の方)
横浜線沿線からのご来院(横浜市緑区、相模原市などからご来院の方)
南武線沿線からのご来院(川崎市中原区、高津区などからご来院の方)
広域路線図 広域道路地図(神奈川県、東京都からご来院の方)
新幹線・飛行機でのご来院(神奈川県、東京都以外からご来院の方)
関連するページ 口臭