1日24時間のなかで、口臭は強くなったり、弱くなったりします。口臭が強い時間にしっかり対策をおこなうことで、爽やかな息を保つことができます。それぞれの状況下での口臭対策については、ご来院の際にお気軽にお問い合わせください。


口臭が強くなる時間



●起床時
「起床時口臭(モーニングブレス)」という言葉あるほど、起床時は口臭が強くなります。睡眠中は唾液の分泌量が減少し、口内の乾燥によって、汚れがたまり、細菌が繁殖します。

しっかり歯をみがかないで寝ると、細菌が食べかすを分解して、口臭の原因物質である揮発性硫黄化合物(VSC)がたくさん産生されるため、より口臭が強くなります。

睡眠

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会議、来客(緊張時)
会議でプレゼンテーションをしているとき、大切なお客様を接待しているときなどは、誰でも少なからず緊張します。緊張時は、自律神経のうち交感神経が主に働きます。交感神経が働くと、唾液の分泌量が減少します。この唾液の減少が細菌を繁殖させ、口臭を引きおこします。

会議や来客だけでなく、仕事、勉強、スマートフォンに夢中になっているときなども、唾液の分泌量が減少して口臭が強くなる傾向があります。

会議



空腹時
意識はしていなくても、空腹時は唾液の分泌量が減少します。唾液は、口の中をきれいにする作用、細菌の繁殖を抑える作用があるため、唾液の分泌量が減少すると口の中が汚れやすく、細菌が繁殖するため、口臭が強くなります。

また、空腹が続いて体内のブドウ糖が不足すると、肝臓で「アセトン(ケトン)」が大量につくりだされ、エネルギーとして使用されます。ところが、アセトンの量が多すぎると血液中にあふれて、アセトンが息にもれ出してきます。

空腹時に甘酸っぱいにおいがすることがあり、これはアセトンの影響によるものです。緊張時も同様のにおいがすることがあります。

朝食

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飲酒
アルコールは利尿作用があるため、お酒を飲むとトイレが近くなります。これは、アルコールが体内で分解されるときに体内の水分を奪うためです。体内の水分が減った結果、唾液の分泌量が減少し、口の中が渇きます。唾液の分泌量の減少は、口の中の細菌を繁殖させたり、口の中が汚れる原因となり、口臭が強くなります。

飲酒

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喫煙
タバコの成分であるタールには4000種類以上の化学物質が含まれ、腐った汚物や糞尿に含まれる成分と同じものもあります。当然のことながら口臭の原因となります。

また、ニコチンや一酸化炭素は、口内を乾燥、細菌を繁殖させることで口臭を引きおこします。

喫煙

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口臭の予防方法、改善方法についてご不明な点がありましたら、些細なことでも構いませんので、ご来院の際にお気軽にお問い合わせください。


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