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管理栄養士とは
管理栄養士は国が定める養成施設を卒業し、国家試験に合格して与えられる専門資格です。
※栄養士は都道府県知事の免許を受けた資格で、管理栄養士とは異なる資格です。
当クリニックでは管理栄養士が在籍し、歯科医師、薬剤師、歯科衛生士等と連携して診療をおこなっています。管理栄養士が在籍する歯科医院は珍しく、「なぜ管理栄養士が歯科医院に勤務しているのでしょうか?」と思われる方も多いのではないでしょうか。
従来の虫歯や歯周病の治療だけでなく、2010年代半ばから「食」を通じて健康のお手伝いすることが歯科でも求められており、国や歯科学会もこれを後押ししています。
管理栄養士は栄養指導(栄養相談、食事相談)を通じて、乳幼児期では離乳食を通して口腔機能の発達を促し、妊産婦の方への食事相談では、胎児の健やかな成長のお手伝いをさせていただきます。
また、成人の方には生活習慣病の予防や口腔機能を維持する食の選択、高齢者の方には低栄養の予防、摂食嚥下障害に対応した食の選択のご提案をさせていただきます。
糖尿病、腎臓病などのご病気をおもちの方の栄養相談、食事相談もさせていただいています。
「歯科医師と管理栄養士が一緒に仕事をするために」学会の立場表明(日本老年歯科医学会、抜粋、2018年4月)
関連するページ 栄養指導 Q&A 歯科でおこなう低栄養の改善 摂食嚥下障害
●栄養指導(栄養相談)とは
栄養指導は管理栄養士が食事相談や食事療法を提案させていただくものです。何をどのくらい食べればよいのかなど、年齢、健康状態に合わせた料理や献立をもとに、食べ方や調理方法の工夫についてお話しさせていただきます。
ちょっとした食に関するご相談もお受けしています。
栄養指導の対象となる方は主に下記となりますが、
どなたでも受けることができます。
1)全身のご病気をおもちの方
がん、糖尿病、高血圧、心臓病、肝臓病、腎臓病、クローン病、潰瘍性大腸炎など、全身のご病気をお持ちの方に対して、カロリー制限された食事、臓器に負担のかからない食事メニューなどを提案させていただきます。
関連するページ がん 糖尿病 心臓病 慢性腎臓病 クローン病 潰瘍性大腸炎
2)障害をおもちの方
脳卒中、自閉スペクトラム症、脳性麻痺、ダウン症など、障害をおもちの方に対する栄養相談、食事メニューの提案をさせていただきます。
関連するページ 自閉スペクトラム症 脳性麻痺 ダウン症候群
3)摂食嚥下障害、低栄養
脳卒中
、認知症、パーキンソン病などのご病気、ドライマウス(口腔乾燥症)、薬の副作用により食べ物が食べにくい、飲み込みにくい方。低栄養の方の栄養相談、食事メニューの提案をさせていただきます。
関連するページ 脳卒中 認知症 ドライマウス オーラルフレイルと低栄養
4)妊産婦の方
妊娠時の食事や栄養のご相談をお受けしています。
関連するページ マタニティ歯科 妊娠時の食と栄養 よくある質問
5)乳幼児、小児のお子さん
離乳食、偏食など、乳幼児期、小児期の「食」のご相談をお受けしています。
関連するページ 乳児期(出生〜12ヶ月) 幼児期(1〜3歳) 学童期(6〜12歳)
6)手術後
腫瘍摘出、インプラント、歯周病などの手術後の食事についてのご説明をさせていただいております。
関連するページ 周術期口腔機能管理 周術期口腔機能管理 Q&A
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受診方法
栄養指導(栄養相談)を希望の患者様は、医院受付もしくは電話(電話番号:
045-910-2277)にてご予約をおとりください。
定期検診や治療の際などにちょっとしたご質問がある場合は、管理栄養士がご相談をお受けします。お気軽にスタッフまでお声をかけてください。
訪問歯科診療での栄養指導も可能です。当クリニックもしくはケアマネジャーにご相談ください。
関連するページ 服薬指導(服薬相談) 服薬指導(服薬相談) Q&A
※当クリニックへのアクセスについては、下記のページをご覧ください。
交通アクセス・駐車場案内図(横浜市都筑区、港北区など近隣よりご来院の方)
青葉区・宮前区からのご来院(横浜市青葉区、川崎市宮前区からご来院の方)
小田急線沿線からのご来院(東京都町田市、川崎市麻生区、多摩区などからご来院の方)
横浜線沿線からのご来院(横浜市緑区、相模原市などからご来院の方)
南武線沿線からのご来院(川崎市中原区、高津区などからご来院の方)
広域路線図 広域道路地図(神奈川県、東京都からご来院の方)
新幹線・飛行機でのご来院(神奈川県、東京都以外からご来院の方)
関連するページ 食育・栄養 小児歯科 訪問歯科