ひきこもりと歯科 Q&A 横浜・中川駅前歯科クリニック
ひきこもりと歯科 Q&A

Q.ひきこもりとは、どのような状態ですか?

A.ひきこもりとは、仕事や学校に行かず家族以外と交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態をいいます。家から出られない人もいれば、コンビニに行くなど他者と交わらない形で外出をしている人もいます。

関連するページ  ひきこもりと歯科



Q.ひきこもりは多いのでしょうか?

A.決して珍しいことではなく、国の調査(2023年)では146万人もの人がひきこもりと推察されています。男女比はほぼ同じで、年齢は10歳代以上、様々な年代でいます。



Q.ひきこもりになると、虫歯になりやすいと聞きました。本当でしょうか?

A.昼夜逆転した生活、歯をみがかない生活などにより、虫歯になりやすい傾向にあります。

関連するページ  虫歯



Q.30代男性、6年間ひきこもっています。歯をみがかないひきこもりの人は多いですか?

A.残念ながら多いです。

関連するページ  予防歯科



Q.虫歯以外になりやすい病気はありますか?

A.歯周病、酸蝕症、ドライマウス(口腔乾燥症)などの病気になりやすい傾向があります。

関連するページ  歯周病  ドライマウス(口腔乾燥症)



Q.酸蝕症とはどのような病気ですか?

A.歯が溶けてしまう病気です。摂食障害(拒食症、過食症)、食物をだらだら食べたり、清涼飲料水やアルコールを頻繁に摂取することによって発症します。

関連するページ  酸蝕症  摂食障害と歯科治療



Q.20代女性、過食嘔吐があります。歯がボロボロなのですが、歯科恐怖症もありひきこもりなので何回も歯医者に通うのは無理です。

A.少しずつ無理のない範囲で通院されるのがよいかと思います。大変なときは通院をお休みしてもよいのではないかと思います。

関連するページ  摂食障害  歯科恐怖症(歯科治療が苦手な方)  歯科恐怖症 Q&A



Q.ドライマウスはなぜ発症するのでしょうか?

A.生活リズムの乱れ、ストレスなどから唾液が減少します。うつ病、統合失調症、強迫性障害などの心の病気、服用している薬によっても唾液は減少します。

関連するページ  うつ病  統合失調症  強迫性障害



Q.ドライマウスになると何か問題がありますか?

A.虫歯や歯周病になりやすい、話しにくい、食べ物が飲み込みにくいなどの問題が生じます。

関連するページ  唾液の働き



Q.日光に当たらないと、ビタミンD不足から虫歯になりやすくなりますか?

A.
虫歯になりやすくはなりません。ご安心ください。



Q.中川駅前歯科クリニックではひきこもりの人の治療をおこなっていますか?

A.おこなっています。



Q.髪の毛もボサボサで話すのも上手くありません。歯医者さんに平日の昼間に行くと引きこもりだと分かってしまいますか?

A.全く分からないと思います。ご安心ください。



Q.生活保護を受けています。中川駅前歯科では医療券は使えますか?

A.使えます。

関連するページ  生活保護を受けている方へ   生活保護を受けられている方の歯科治療 Q&A



Q.18歳のひきこもりです。虫歯があるのですが、神経性頻尿があり緊張するとトイレに行きたくなるので通院できません。

A.神経性頻尿があることを伝えれば、歯科医療従事者に理解していただけると思います。尿もれパット(大人用おむつ)を使用するのも方法です。



Q.うつ病もあり、どうしても外出できません。自宅まで検診に来てもらうことはできますか?

A.可能です。訪問歯科診療として歯科医師がご自宅にお伺いします。

関連するページ  訪問歯科  訪問歯科診療の対応地域



Q.〇〇県でひきこもりの訪問歯科診療をやっている歯科医院を教えてもらうことはできますか?

A.同様のお問い合わせを度々いただくのですがわかりません。申し訳ございません。



Q.対人恐怖症です。同じ先生に診てもらうことはできますか?

A.できます。お気軽にお申し付けください。



Q.50代男性、両親は年金暮らしです。保険診療で治療をしてもらうことは可能ですか?

A.可能です。そのほかご要望がありましたらお申し付けください。



Q.食事、風呂、トイレ以外は部屋にいます。虫歯の進行を止めたくて、歯みがきを何度もしています。虫歯の進行は止まりますか?

A.
歯みがきをしっかりしていても、進行してしまう虫歯はあります。歯の痛みよりも外出する怖さが勝り、歯科医院に通院できない方が多い傾向にありますが、可能であれば通院していただければと思います。



Q.欠けた歯をそのままにしておくと、大変なことになりますか?

A.
欠けた歯の多くは虫歯が原因です。そのままにしておきますと、さらに歯が欠けたり、痛みがでることがありますので、治療を受けられるのがよいでしょう。



Q.歯が欠けてしまったのですが、パニック障害で5年間ひきこもっているため訪問歯科診療を受けようと思っています。訪問歯科診療で全身麻酔で治療をしてくれる歯医者さんはありますか?

A.残念ながらまずありません。パニック障害でも少しずつ慣れていけば、ほとんどの方は全身麻酔を使用しなくても歯科治療を受けることができるようになります。

関連するページ  パニック障害  パニック障害 Q&A



Q.5年以上、ひきこもっています。歯が痛いので自分で抜こうと思っています。大丈夫でしょうか?

A.
お痛みや感染の問題、歯の破片を取り残す可能性があるため、歯科医師に抜いてもらったほうがよいでしょう。



Q.何度も通院しないと虫歯は治らないものでしょうか?

A.
虫歯の状態によります。一度の通院で治る虫歯もあれば、何度も通院しなければ治らない虫歯もあります。



Q.10年間ひきこもっていたため虫歯だらけです。歯医者さんに行きたい気持ちはあるのですが、歯を見せる勇気がありません。

A.長く引きこもっていた方は虫歯が多い傾向にあり、決して珍しくはありません。臆することなく通院していただけたらと思います。



Q.1年前からひきこもっている10代女子です。ひきこもりの人は虫歯で歯が痛くなったらどうしていますか?

A.鎮痛剤を服用するなどして我慢する、一人で、あるいは家族が付き添いで歯科医院に通院する、訪問歯科診療を依頼するなどの対応をとられています。

関連するページ  歯痛・顔面痛



Q.歯が痛いです。もう我慢できません。歯医者さんに突然行っても大丈夫ですか?

A.ほとんどの歯科医院は予約制となっています。予約なしで受診されても診てもらえると思いますが、電話で予約をされてから受診されるのがよいかと思います。



Q.ひきこもりが長かったため、歯がボロボロです。就職活動のために入れ歯をつくってもらうことはできますか?

A.
できます。目立たない見た目に優れる入れ歯もありますので、お気軽にご相談ください。

関連するページ  入れ歯  ノンクラスプデンチャー



Q.ひきこもりが長かったため、人と接触するのが怖く赤面してしまいます。治療を受けられるか心配です。

A.
歯科治療はどうしても緊張してしまいます。治療時に汗をかいたり、赤面したりする人は珍しくありませんし、無理なく治療を進めていけば問題ないかと思います。



Q.歯並びが悪いのがコンプレックスで、ひきこもりになりました。訪問歯科診療で歯並びの治療を受けることはできますか?

A.
訪問歯科診療での矯正治療は難しく、通院での治療となります。

関連するページ  矯正歯科・歯並び



Q.口臭で悩んでいます。ひきこもろうと思っていますが何か対策はありますか?

A.
ひきこもる前に歯科医院で口臭治療をお受けになられるのがよいかと思います。

関連するページ  口臭



Q.治療はせずに相談だけでもしてもらえますか?

A.相談のみも可能です。お気軽にご来院ください。またメールにて歯とお口の健康や歯科治療に関することのご相談をお受けしています。当クリニックに受診する、しないに関わらずお気軽にご利用ください。



Q.電話で人と話すのが苦手で、予約の電話をするだけでかなり疲れてしまいます。

A.ファックスもしくはメールにてご予約をお受けしております。お気軽にご利用ください。



Q.事前にメールで相談することはできますか?

A.メール、電話(045-910-2277)にてご相談をお受けしています。お気軽にご相談ください。


当クリニックでは、ひきこもりの方の歯科治療をおこなっています。歯とお口の健康、歯科治療などについて、ご不明な点等がありましたら、お気軽にご相談ください。



※当クリニックへのアクセスについては、下記のページをご覧ください。
  交通アクセス・駐車場案内図(横浜市都筑区、港北区など近隣よりご来院の方)
  青葉区・宮前区からのご来院(横浜市青葉区、川崎市宮前区からご来院の方)
  小田急線沿線からのご来院(東京都町田市、川崎市麻生区、多摩区などからご来院の方)
  横浜線沿線からのご来院(横浜市緑区、相模原市などからご来院の方)
  南武線沿線からのご来院(川崎市中原区、高津区などからご来院の方)
  広域路線図 広域道路地図(神奈川県、東京都からご来院の方)
  新幹線・飛行機でのご来院(神奈川県、東京都以外からご来院の方)




関連するページ  全身のご病気、障害、こころの病気をおもちの方の歯科治療