スポーツマウスガード 横浜・中川駅前歯科クリニック
スポーツマウスガードとは

健康の維持、増進や体力の向上のためにおこなうのがスポーツ本来の目的ですが、時にはスポーツによって怪我をして、健康が損なわれることもあります。スポーツマウスガードは、口のまわりを保護する装置です。マウスガード、マウスピース、プロテクターともいいます。

スポーツマウスガードを装着することにより、外力からの衝撃をやわらげ、あごの骨折、歯の破折や唇、舌、頬(ほお)の損傷を防ぐことができるのです。脳震盪(のうしんとう)の予防にもなります。


ラクロス ラクロス

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●スポーツマウスガードの装着を義務づけているスポーツ

競技者間での接触が多いスポーツ(コンタクトスポーツ)の一部は、マウスガードの装着が義務化されています。

2006年に高校ラグビー、2010年にアイスホッケー、2016年に男子ラクロスがマウスガードの装着が義務化されるなど、マウスガードの装着を義務付けるスポーツが増えてきています。

ホッケーは2013年度から義務化が拡大されてきましたが、2022年度からマウスガードの装着が完全に義務化(ゴールキーパーは推奨)されました。


装着を義務化しているスポーツ
ボクシング/キックボクシング/空手(一部団体)/テコンドー(歯科医師による作製を推奨)/総合格闘技/ラグビー(高校生ほか)/アメリカンフットボール/ラクロス/ホッケー(2022年度に完全義務化)/インラインホッケー ほか


日本ラグビーフットボール協会の通達(2006年) 高校ラグビーの着用義務化
日本ラグビーフットボール協会の通達

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日本アイスホッケー連盟の通達(2010年) アイスホッケーの着用義務化
日本アイスホッケー連盟の通達


日本ラクロス協会の男子競技ルール変更(2016年) 男子ラクロスの着用義務化
日本ラクロス協会の男子競技ルール変更



スポーツマウスガードが使用されるスポーツ

怪我の予防のために、身体能力の向上のため、様々なスポーツにおいてマウスガードの装着が推奨されています。

ただし、ゴルフは競技中の装着は禁止されています。また、野球、空手、柔道、ラグビー、ボクシングなどは、マウスガードの色に制限があります。


マウスガードが使用されるスポーツ
アメリカンフットボール/インラインホッケー/キックボクシング/ハンドボール/ラクロス/アイスホッケー/サッカー/スカッシュ/テコンドー/バスケットボール/フィールドホッケー/ラケットボール/モトクロス/スノーボード/ソフトボール/ボート/アーチェリー/カヌー/ゴルフ/スケート/モータースポーツ/空手/ラグビー/レスリング/ボクシング/スキー/体操/柔道/相撲/綱引き/乗馬/陸上/重量挙げ/砲丸投げ/円盤投げ/自転車/野球/水球 ほか

スノーボードクロス スノーボードクロス

関連するページ  マウスガードの色と競技種目(マウスガードの色の制限など)



スポーツマウスガードの効果

スポーツ先進国であるアメリカの歯科医師会は、アメリカ国内でおこなわれるスポーツの試合中にスポーツマウスガードを装着することにより、年間20万件以上のあごや歯などの怪我や脳震盪などの外傷を防いでいると報告しています。日本でも同様の報告があります。

また、正しいスポーツマウスガードの使用は、体のバランスの安定、筋力の向上が見られるだけでなく、スポーツの種類によっては競技力が向上すると報告されています。


ラグビー ラグビー

関連するページ  スポーツマウスガードの効果  スポーツマウスガードと脳震盪



スポーツマウスガードの種類

スポーツマウスガードには、スポーツ用品店などで販売されている「簡易タイプ(市販タイプ)」と、歯科医院で精密に作製する「カスタムメイドタイプ」があります。

簡易タイプのものは、費用が安く自分で作製できる反面、口を開けると落ちてしまったり、正しいかみ合わせができず、あごの関節を痛めてしまうこともあります。

カスタムメイドタイプのスポーツマウスガードは、歯の型をとって精密に作られるため、口を開けるとすぐに落ちることもなく、簡易タイプに比べて違和感も少なく、また安全です。


スポーツマウスガードの種類 
※当クリニックはカスタムメイドタイプを取り扱っています。
種類 特徴 長所・短所
簡易タイプ ストックタイプ 市販されているマウスガードをそのまま使用 価格は安いが適合性が悪く違和感が強い。外傷の予防効果も低い。
マウスフォームド
タイプ
市販されているマウスガードをお湯で軟化させ、歯に適合させて使用
カスタムメイド
タイプ
ラミネートタイプ 歯科医院で数枚のスポーツマウスガード材を重ね合わせて作製 違和感が少なく、外傷の予防効果は高いが、価格は高い。
バキュームタイプ 歯科医院で板状のスポーツマウスガードを加熱圧接して作製

ラミネートタイプ1  バキュームタイプ2  マウスフォームドタイプ

1.ラミネートタイプ  2.バキュームタイプ  3.マウスフォームドタイプ

関連するページ  マウスガード作製の流れ  市販のマウスガードの違い  マウスガードの材質




スポーツマウスガードの作製後

スポーツ選手は、力を出すために歯を食いしばります。スポーツマウスガード装着時の食いしばりはスポーツマウスガードをすり減らします。スポーツマウスガードのすり減り具合や破損状況、装着時のかみ合わせを定期的にチェックしてもらいましょう。そして、傷んだものは作り変えることをおすすめします。

マウスガード装着時 スポーツマウスガード装着時(バキュームタイプ)

関連するページ  スポーツマウスガードのトラブル解決方法



スポーツマウスガードは、問題がなければ2回のご来院でお渡しできます。ご来院の際 は、お手数ですが事前にご予約(電話 045-910-2277)ください。


※当クリニックへのアクセスについては、下記のページをご覧ください。
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