子供(赤ちゃん・幼児)の歯ぎしり 横浜・中川駅前歯科クリニック

大人と同じように子供も歯ぎしりをします。子供の歯ぎしりは歯が生え始めた頃、つまり赤ちゃんの時期から始まります。ほとんどは問題もなく気にしなくてもよいものですが、中には歯が欠けたり、歯やあごの関節に痛みがでることもあります。



●赤ちゃんの歯ぎしり

上下の前歯が生え始めると歯ぎしりが始まります。赤ちゃんは、あごの位置を決めるために、生えたばかりの歯を動かすことで、つまり歯ぎしりをして、あごの位置を決めていると考えられています。赤ちゃんの歯ぎしりは、指しゃぶりやおしゃぶりと同じ一つの癖と考えてよいでしょう。

赤ちゃん 赤ちゃんも歯ぎしりをします



●幼児の歯ぎしり

大人の歯ぎしりは気付くことは少ないのですが、幼児の歯ぎしりは保護者によって気付くことが多々あります。ただし、幼児自身は歯ぎしりしているという自覚はありません。

歯ぎしりの原因としてストレスがありますが、幼児の場合はストレスが原因であることは少ないとされています。幼児の歯ぎしりは成長に必要なものと考えられています。

幼児 幼児は大人よりも歯ぎしりをします



●子供の歯ぎしりの発生率※1

睡眠中の歯ぎしりの発生率は調査方法により異なりますが、子供(赤ちゃん、幼児を含む)では10〜20%とされています。ダウン症児や脳性まひ児では、かなりの高い割合で歯ぎしりをします。また、歯ぎしりをする子供は、夜尿、寝言、いびきをかく割合が高いとされています。

大阪大学の研究者が、中学生までの子供9735人に対しておこなった大規模な調査では、19.1%の子供が歯ぎしりをしていました。6歳の30.8%をピークに幼児期に増加、学童期は減少する傾向がみられました。

また、男児のほうが多く、歯ぎしりをしている子供の方が日中の行動(落ち着きのなさ、集中力のなさ、いらいら)に問題があったり、睡眠時無呼吸症候群の割合が高いという結果となりました。

歯ぎしりをする子供にみられることがある状況
夜尿(おねしょ)/寝言/夢中歩行/いびき/睡眠時無呼吸症候群/不正咬合/扁桃肥大・アデノイド/ADHD(注意欠陥多動性障害)/咬爪癖(つめをかむ癖)/ペン咬み(ペンをかむ癖)/ 薬(メチルフェニデート、抗精神病薬)の服用/ 頭痛
※歯ぎしりをする子供は、歯ぎしりをしない子供に比べて、上記状況の割合が高い傾向にあります。


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●子供の歯ぎしりの治療方法

子供の歯ぎしりは問題ないことが多く、治療をしないことが多いのですが、歯のすり減りがひどくなったり、歯やあごの関節に痛みが生じた場合は治療をおこないます。まれに胃食道逆流症が原因となり、歯ぎしりをすることがあります。

治療は、すり減った部分を治したり、歯やあごの痛みを取り除いたりします。大人の歯ぎしりの治療で頻繁に使用されるナイトガードは、子供の歯ぎしりの治療ではほとんど使用されません。心配な場合は、一度歯科医院で相談されるのがよいでしょう。

海外では、アデノイド摘出により子供の歯ぎしりが減少するとの研究報告もあります。


マウスピース ナイトガード

関連するページ  歯ぎしり治療方法  胃食道逆流症(逆流性食道炎)



※1 橘雅弥、桑田綾乃、平田郁子、下野九理子、毛利育子、大薗惠一、谷池雅子 小児期の睡眠時ブラキシズムと睡眠・日中の行動との関連~質問紙を用いた大規模調査から〜 脳と発達46 5383 2014


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