ダウン症候群と歯科 横浜・中川駅前歯科クリニック
ダウン症候群と歯科

ダウン症候群と歯科治療
ダウン症候群の方は、温厚で人なつこい方が多く、治療は比較的容易にできますが、治療においてはご本人からの理解が得られない場合がほとんどです。そのため、治療においてはご家族の方の協力が必要となります。

心疾患を合併している方が多く、感染に対する抵抗力が低いことが多く、抜歯など出血を伴う治療には注意が必要となります。また、歯周病が進行しやすく、重症化しやすい傾向にあります。



ダウン症候群の方の特徴

1)歯
歯の生え変わりが遅く、永久歯の数は少なく、歯の根が短く、歯の形の異常(歯が小さいなど)がみられます。


2)あご
上あごの成長が悪く、口蓋(口の天井)が狭く、受け口や交叉咬合などの不正咬合がみられます。


3)舌
舌が大きく、舌を出す癖があります。


4)口唇
口をポカンと開いていることが多く、ドライマウス(口腔乾燥症)になりやすい傾向があります。ドライマウスを発症していても、ご本人は気付かないことがほとんどです。

関連するページ  ドライマウス(口腔乾燥症)


5)虫歯
虫歯になりにくい傾向があるとされています。虫歯ができてしまっても、問題なく治療ができることが多いのですが、どうしてもできないときは、全身麻酔を使用しての治療となります。

関連するページ  虫歯


6)歯周病
10歳代で歯周病にかかり、20〜30歳代で重症化する傾向にあります。

早い時期に歯肉からの出血や歯がぐらつき始めます。歯のぐらつきは、歯の根が短いことも一因ですが、免疫機能の問題が大きいとされています。また、十分な歯みがきができればよいのですが、自立心や自尊心が強いと、保護者や介護者による介助みがきを受け入れないことがあり、歯周病が悪化します。

歯周病は心臓病など、全身の健康とも関係があることが明らかにされています。歯周病の予防のためには、3〜4ヶ月ごとに歯石の除去や歯のクリーニング(清掃)を歯科医院でおこなうなどの対策が必要となります。

関連するページ  歯周病  歯周病と全身とのかかわりについて


7)いびき、睡眠時無呼吸症候群
運動量が少なく肥満傾向の方が多いこと、舌が大きく、上あごの低成長のため、口の中の容積が狭く、いびきや睡眠時無呼吸症候群を発症しやすい傾向にあります。
治療では睡眠時にマウスピース(スリープスプリント)を装着して治す方法がありますが、装着時に違和感を強く訴えることがあるなど、使用できない人もいます。

関連するページ  いびき・睡眠時無呼吸症候群


8)誤嚥性肺炎
よく咬まずに丸のみして食べる傾向にあります。丸のみは誤嚥(食べ物や唾液が食道ではなく、誤って気管に入ってしまうこと)しやすく、誤嚥性肺炎の原因になります。
日ごろから歯みがきをしっかりおこない、定期的に歯科医院で歯のクリーニング(清掃)をおこなうことが大切です。

関連するページ  訪問歯科  誤嚥性肺炎  誤嚥性肺炎 Q&A



中川駅前歯科クリニックの対応
当クリニックでは、他の患者様と同じくダウン症候群の方の虫歯や歯周病の予防処置、歯科治療をおこなっております。歯やお口の健康に関して、ご質問、ご要望等がありましたら、お気軽にお問い合わせください。



※当クリニックへのアクセスについては、下記のページをご覧ください。
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