Q.摂食嚥下(えんげ)とは何でしょうか?

A.食べ物を口の中に取り込み、咬み、飲みこみ、食道、胃へと送り込む流れをいいます。


Q.摂食嚥下障害とは何でしょうか?

A.食べ物を認識できない、咬めない、飲みこめないといった、食べ物を認識してから口の中に運び、咬み、飲みこむまでの障害を「摂食嚥下障害(せっしょくえんげしょうがい)」といいます。


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Q.どのような症状がありますか?

A.下記の症状がみられることがあります。

摂食嚥下障害の症状
食事中によくむせる(特に水分)/飲みこんだ後も、口の中に食べ物が残っている/食後がらがら声になる/体重が徐々に減る/毎日飲んでいた薬を飲みたがらない/発熱を繰り返す(誤嚥性肺炎の疑い)/食べるとすぐ疲れて、全部食べられない/咬む力の低下や歯科的問題(虫歯、合わない入れ歯など)により、咬まなくてよいものを好むようになる


Q.摂食嚥下障害の原因は何ですか?

A.最も大きな原因は脳卒中で40%を占めます。そのほか、うつ病、認知症、パーキンソン病、アルツハイマー病、入れ歯の不具合や未使用、ドライマウス(口腔乾燥症)、舌炎などが原因となっています。

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Q.摂食嚥下障害を調べる方法はありますか?

A.反復唾液嚥下テスト、改定水飲みテスト、下内視鏡検査(VE)、下造影検査(VF)などの検査をおこない調べます。

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Q.治す方法はありますか?

A.食事や食事内容の工夫、歯科医師の指導の下でおこなう訓練、口腔ケアなどによって改善されます。

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Q.摂食嚥下障害の検査や訓練は、どこの医療機関でおこなっていますか?

A.当クリニックを含む、一部の歯科医院、病院(摂食嚥下外来、リハビリテーション科)などでおこなっています。


Q.摂食嚥下障害の検査や訓練は、健康保険は適応になりますか?

A.健康保険は適応になります。


Q.身体が不自由で歯科医院に通院できません。自宅で摂食嚥下障害の検査や訓練はできますか?

A.できます。当クリニックを含む訪問歯科診療、訪問医療をおこなっている一部の医療機関で検査や訓練をおこなっています。

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Q.認知症でも摂食・嚥下障害は改善できますか?

A.認知症の方の対処方法は難しいものの、環境を整えることで改善できることがあります。


Q.介護者の注意点はありますか?

A.楽しい雰囲気で食事をとれる雰囲気をつくり、食事はゆっくりと、ひと口量を少なく、むせたときも焦らないことが大切です。

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Q.食事のときに口からこぼしたり、飲みこまなかったり、むせる事があるのですが。

A.寝たままではなく少し起こすなど、体位を工夫すること改善されることがあります。


Q.食事のときの姿勢や体位はどのようにするのでしょうか?

A.食事の姿勢は、座位が基本です。生活にメリハリをつけるためにも、可能であればベッド上ではなく食卓で食事をすることがおすすめです。


Q.食後の姿勢はどのようにすればよいでしょうか?

A.食後にすぐに横になると、逆流現象によって胃液や胃に入った食物が逆流し、気管に食物が入り(誤嚥)、肺炎(誤嚥性肺炎)を引きおこすことがあります。逆流を防ぐために、食後2時間ほどは座っていることが大切です。

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